シャスターデージーとシュピ

何やら怪しい気配がして、よく見てみると…

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タイムのじゅうたんと、このシャスターデージーの茂みが
お気に入りのシュピナート(8歳・♀・ジャックラッセル)が
素知らぬ顔で座っていました。

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一年の半分近くが過ぎてしまい、いよいよ梅雨入りです。
自然界にとっては、これからの厳しい夏を乗り切るために必要な
雨なのでしょうね。人間にとっても、夏の前のひと休みの時期。
晴れずにジメジメしているとつい気分も滅入ってしまいがちですが
「今しかできないことをやらなくちゃ!」と自分に言い聞かせて。

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真っ正面から見る、「花」の代表的な姿かたちもいいけれど、
光を浴びたデージーの後ろ姿に惹きつけられました。

一重モッコウバラ

モッコウバラといえば、黄色の小花がフェンスなど一面覆っている光景が
目に浮かびますが、我が家のモッコウバラは白。白は黄色より一週間ほど
開花が遅く、花数も少ないようです。ひとつは、日当たりか何らかの問題
で花がまばらにしかつかない八重咲き、もうひとつは二年前に植えて生育
旺盛で花つきも見事な一重のモノ。後者は、まるで野バラの様です。

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開花期はとても短いけれど、その可憐な花が魅力。
今年初めてこんなブーケを作ることが出来ました。

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こちらはアーチの一部。
右側からは一重モッコウバラ、左側からは蕾がアプリコット色で
開花するほど白になる可愛らしいスノー・グース。
ガーデンの入り口で、先ずはこの白バラの香るアーチがお出迎え。

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昨年は株を大きくする為にも、咲き終わった花柄は切りました。
今年はずいぶんと大きくなり、花も咲いたので、このままバラの
実をつけさせてみたいな、と思っています。実の色づきも一重の
モッコウバラは遅いそうで、確認のためにも。

バラ咲く山屋gardenの庭のお話ワークショップ

やっと待望の雨が降って、一安心。
黒々とした土と、輝く緑が、生き生きとしています。

日曜日は、山屋の庭でのワークショップでした。
雨が全然降らなかったお陰で、今年はバラがキレイに咲き、
ちょうど全部の種類が咲いた、一番いいタイミングでした。
お天気もちょうど良く、風が爽やかで良かった!

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はじめに庭をご案内。
植物の説明をしながら、それぞれのバラやハーブの香りを
嗅ぎながら、時に虫を見つけ退治しながらゆっくり回りました。

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コレッタ、アイスバーグ、グラハムトーマス、モスローズ
レダ、パーペチュアリーユアーズなど、全20種類近い山屋のバラ
の中からブーケ向きのものを選抜して。

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その後、ミントティーとキャラメルプディングでティータイム。
ふんだんに生けたバラを囲みながらの楽しい時間。

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ブーケに使用する花材は、昼間切ると萎れやすいので、
前持って早朝に摘んでおき、バイキング方式に。

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最後にガーデンブーケ作り。
お花屋さんのようにまっすぐではないけれど、香りも強く
生命力あふれるバラ(棘も凄まじい!)を中心にハーブやグリーン
を贅沢に使って、思い思いのブーケを作って頂きました。

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ペーパーの色選びも楽しみのひとつ。
皆さん、大事そうに抱えて帰る姿が毎回嬉しくて。

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*お知らせ*

●6/6(土) 塩尻のJAVAマルシェ (11:30-14:00頃)
今回もまだ野菜は登場しませんが、焼き菓子少々と
ガーデンブーケやリースなど販売いたします。

●MIDORI長野でのイベント
先日発売された本「生活芸術家たち」に関連したフェアが始まります。

・6/5(金)〜1ヶ月程度
東急ハンズさんにて本に登場する何名かの作品を展示販売。
garden山屋からはリースやサシェ、ポストカードなど。

・6/15(月)〜19(金) りんごの広場にて
「生活芸術家たち」の写真展を開催します。

・6/19(金)11:00〜 りんごの広場にて随時受付
‘ハーブの壁掛け作り’ワークショップ

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MIDORI長野は新しく生まれ変わった長野の駅ビルです。
garden山屋も今回が初めての長野デビュー。
長野方面にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

5月の庭

連日、30℃を上回る夏のような暑さが続いています。
洗濯物が気持ちよく乾くのは嬉しいけれど、ここまで雨が降らないと、
植物たちも可哀想。かろうじて早朝は夜露で濡れていますが、照りつける
猛烈な日差しにうなだれているものもあったり、未だにジャガイモの芽が
あまりでていなかったり、種まきした野菜も?何しろ気がかりです。

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道を挟んだ向こう側の用水路をのぞいて、水が流れている時はチャンス!
(どこかの田んぼに水を入れていると、汲めるほど水が流れてこない)
慌てて一輪車にバケツやらジョウロやらを乗せて何度も往復し、畑や庭の
急患(とても全ての植物に水をやるのは無理)から、順に水やりしています。
隣のおじさんも「ジャガイモに水くれたのは初めてだ」と苦笑。
本当に、その通り。4月にあんなに降った雨が恋しい…
自然界のことは、なかなか思うようにはいきません。

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毎年恒例ブラックガーデン。
ジャーマンアイリスと、アリウムが個性的な空間を演出しています。

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5月の直売所出荷は、爽やかなフタマタイチゲの他、
ありきたりな花も様々なカラーリーフが引き立ててくれています。

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ダッチェス オブ エジンバラ

毎年、バラよりほんのひと足先に咲くクレマチス。
このダッチェス オブ エジンバラはイギリスで誕生し、125年も前から栽培
されているそうで、八重咲きクレマチスの代表格とも言えます。
名前にあるように、「エジンバラ(スコットランド)家の后妃」という意味。
緑から白に変化する巨大な花弁が、幾重にも重なって咲きます。

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クレマチスは、バラ同様にいくつもの系統に分類され、数多くの品種が
生み出されています。色々調べているうちに、昔習ったのを思い出しましたが、
英国ではツルバラをKing、クレマチスをQueenと呼ぶほど相性がよく、ツルバラ
やクレマチスがアーチや壁に絡み咲き誇る光景は、初夏のイングリッシュガーデン
代表する何とも美しい光景です。

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クレマチスの英名はTraveller’s joy。その昔、旅人が快適に宿泊できる事を
願ってクレマチスを宿の玄関先に植えたいう風習があったそうです。

またクレマチスの属名は、Clematisです。「蔓性植物の女王」という異名を
持っており、ギリシャ語で蔓(つる)を意味する「Klema」が由来だそうです。

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学生時代には「プラントカード」といって、毎週紹介される植物について、
学名・和名・英名・科名・夏期・草丈・花色・特徴・名前の由来・用途など
と花の絵を描く授業がありました。
本当に植物の世界は奥深く、だからこそ面白いんです。

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5/17• LABORATORIOマルシェの様子

先週の日曜日は松本LABORATORIOさんのマルシェでした。
少し暑かったけど、お天気よく穏やかな日。
「工芸の五月」ということで、月末のクラフトフェアに向けて
市内のムードも高まってきているのでしょうか。
観光のお客様も多く、麦わら帽子とカゴでマルシェに立ち寄る方も
ちらほら。これからがマルシェシーズン。いい季節になりましたね。

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山屋テイストのシックな寄せ植えはラボラトリオさんの昔薬局だった建物、
コンクリ&木の素材にピッタリ合うんです。

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庭のガーデンブーケも次第に種類が豊富になってきました。

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今回は三重県の蒸しパン屋さん「月の 温」さんもいらっしゃいました。

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なんと、最初に本を買ってくださったお客様は
リュックにヤエムグラ(服などにくっつく雑草)が
ついていて可愛かった山歩き帰りのおじさまでした。

*お知らせ*

<来月のマルシェの予定>
●6/6(土) 11:30-14:00ころ 塩尻JAVAさん
●6/21(日) 11:00-15:00. LABORATORIOさん

<中山文庫さんでのワークショップ>
定員に達しましたので、受付を締め切ります。
ありがとうございました。

*尚、今月末の山屋ワークショップは若干名空きがございます。
参加ご希望のお客様はお早めにご連絡ください。

生活芸術家たち〜長野インタビュー〜

昨年秋に、はじめて本の取材を受けました。
先週それがついに発売されました。

『生活芸術家たち 長野インタビュー』

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日本で最も平均寿命が長く最も多くの“村”を抱える自然豊かな長野県で
クリエイティブな生き方、暮らし方をしている生活芸術家たちの生き方
を伝える本。

「‘消費’という、消えてなくなることにではなく
生きるために必要な何かを‘生み出し続ける’ことに足場を置く。
年齢や職業に関係なく、そんな生き方をしている人を
“生活芸術家”と名づけたい。」

14人それぞれの長野に暮らす意味や目的、これまでの足跡、夢など
美しい写真と共に、その生活スタイルを垣間見ることができます。

編集の方もカメラマンさんもとても素敵な方で、またひとつ大切な
人とのつながりを持つことができました。
そこから「本」という一つの共同作品が出来上がり、それが世に出て
誰かの手に届き、例えば長野移住や長野旅のきっかけになったなら。
そう考えると照れ臭い気もしますが、自力では作れないこの作品が
完成したこと、本当に嬉しく思います。
それも表紙はプチマルシェの大竹ファミリー!自慢の一冊です。
ご興味のある方はぜひご覧ください。

『生活芸術家たち 長野インタビュー』 1400円+税
セルフドクタークラブ

塩尻松本近辺では
●LABORATORIOさん
●Michishita Cafeさん
●松川パン商店さん
に数冊ずつ置かせていただきました。
また、山屋出店のマルシェやワークショップでも販売しております。

その他のお取り扱い店は以下のとおり。
来月頭〜長野での出版記念のフェアもありますので、
詳細決まり次第またお知らせします。

●長野県

<平安堂様>

長野店、飯田店、あづみ野店、若槻店、川中島店、東和田店、座光寺店、上田しおだ野店、茅野店、諏訪店、更埴店、佐久インターウェーブ店、伊那店、塩尻店、上田店

●東京都

<ジュンク堂書店 池袋本店>

<パルコブックセンター 渋谷>

●神奈川県

<湘南蔦屋書店>

<amazon.co.jp>Amazonでも販売します。

バラの季節を楽しむワークショップのお知らせ

5月に台風とは。
大きな被害もなく済みましたが、待望の恵みの雨もここ数日の
高温と強風ですっかり乾いてしまいました。明日は30℃以上だとか。
今年は一体どんな年になるのでしょうね、不安になってしまいます。

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そんな過酷な状況下であっても、庭の植物たちは本当にエライ!
特に、毎年ちゃんと出てくる宿根草の強さには、いつも感動します。

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オオデマリの後ろには、宿根アネモネ。
爽やかなホワイトガーデン。

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スパルタ教育の我が家のバラたちも、蕾がたくさん上がってきました。
春先はバラゾウムシ(長い口を持った体長5ミリにも満たない小さな虫。
新芽や、花首を刺して萎れさせてしまうので何しろ厄介。未だ画期的な
駆除の手段はなく、毎日バラたちを点検して手で捕獲するのが確実。)
との戦いを繰り返しながらも、どうにか今年も花が咲きそうです。
さて、そこで二つのワークショップのご案内を。

❶《バラ咲く山屋gardenの庭のお話ワークショップ》

山屋gardenの庭を歩きながら、植物の紹介と庭づくりのポイントなど
お話します。庭での自家製お菓子のティータイムの後には、摘みたて
のバラ主役の爽やかなガーデンブーケをお土産に作って頂きます。

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●5/31(日) 14:30〜16:00頃まで
●お一人様 3500円 (自家製お菓子とコーヒー(紅茶)付き)
●定員6名様
●場所は塩尻市宗賀。お申し込みいただいた方に詳しくお教えします。

*我が家には小型犬がいます。ご了承ください。
*汚れても良い靴、帽子、夕方は冷えますので羽織るものをお持ちください。

お問い合わせ、お申し込みは
mayu.yamamura@atorie-mayu までお願いいたします。

❷《香りを楽しむ6月のガーデンブーケ作り》

昨年9月ハーブ講座をやらせていただいた中山文庫さん。嬉しいことに
好評だったそうで、今年もお声をかけてくださいました。
摘みたての草花の香りに包まれて、バラやハーブで心癒されるブーケを
作ります。山屋ガーデンの写真をご覧いただきながら庭づくりの話など
含め、楽しい時間を過ごしていただきたいと思います。

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※写真はイメージです。

●6/7(日) 10:30-12:00
●お一人様500円(お飲み物ツキ)
●定員10名様
●持ち物:使い慣れている花ハサミなどあればご持参ください
●場所・お申し込み先 :「松本市中山文庫 0263-58-5666」まで。

☆5/17(日)は松本LABORATRIOさんのマルシェです。
「工芸の5月」で盛り上がっている松本へぜひお出かけください。
松本駅から徒歩5分程度です。11:00-15:00まで。
季節の寄せ植え、朝の摘みたてガーデンブーケ、リース等。

Muttertag 母の日

更新が遅れましたが、日曜日は「母の日」でした。
前日はなんだかスッキリしないお天気で、薄陽が差したかと思えば
雨が降りだしそうな強い風が吹き…
それでも、せっかく新緑のエネルギーに満ちたガーデンを眺めながら
の‘山屋母の日アレンジメント教室’を開催することができました。

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山屋の庭からはグリーン〜白に変化していくオオデマリとラムズイヤー。
オオデマリはアジサイの様な花で清々しく、ボリュームもでます。
それ以外には、5月だとまだあまり花が無くほとんどが仕入れたお花。
かなりシックで控えめなカーネーションもチョイスしました。

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アレンジメント作りは初めてという初参加の生徒さん。
初めてとは思えないくらい、上手に出来上がりました。
きっとお母様も喜ばれたことでしょう。

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奈良の友人が送ってくれた、可愛い動物の顔の箱は飲みやすい
ルイボス&アールグレイのブレンドティーでした。
いつも(ちゃんと膨らむかドキドキの)バナナシフォンケーキも大成功。

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こちらはご注文いただいたアレンジメント。
ちょっと頑張って華やかに。

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花束ご注文のお客様も喜んでくださいました。

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立派な白いダリアをメインに、シックにまとめたブーケ。

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黒やグレーのバックに映えます。

母の日アレンジメント教室のお知らせ

今週土曜日、5/9(土)のgarden山屋‘母の日アレンジメント教室’
の再度お知らせです。
今回のイメージ写真が遅くなり、申し訳ございません。

新緑の庭で、お母さまへのアレンジメント作りを楽しみませんか?
きっと、特別なプレゼントになると思います。
もちろん‘自分へのご褒美’として、お母さまご自身の楽しみのために
参加していただくのも、大歓迎です。
毎回のお楽しみ、完成後のティータイムも、時を忘れてゆっくりと、
過ごしていただけたら嬉しいです。
まだ空きがございますので、みなさまのご参加お待ちしております。

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●5/9(土) 14:30〜16:30頃まで
●お一人様 4500円 (自家製お菓子とコーヒー(紅茶)付き)
●定員6名様
●使い慣れている花ばさみがあればご持参ください。
●場所は塩尻市宗賀。お申し込みいただいた方に詳しくお教えします。

*我が家には小型犬がいます。ご了承ください。
*悪天候の場合は室内で行いますが、お天気が良ければ庭でやります。
夕方になると冷えますので、羽織るものをお持ちください。

お問い合わせ、お申し込みは
mayu.yamamura@atorie-mayu までお願いいたします。

前日のお花の仕入れ状況により、花材は異なります。ご了承ください。

*アルプス市場さんに、週に2-3回、山屋gardenブーケを納品しています。
まだ種類も少なく、丈も短いものが多いのですが、ちょっとしたグラス
や花器に飾るだけで、庭の一部をみなさまにもお楽しみいただけるのでは
ないかと、密かに思っています。

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