10月?

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10月に入ったというのに、信州でも昼間は夏日が続いています。朝晩の気温差が10℃以上もあったりするので、喘息持ちの私には辛い時期でもありますが、それでも、秋は一番好きな季節!秋色に染まった植物や皆から笑われるほど大好物の栗があちらこちらに見つけられる(道に栗が落ちていると、ついつい栗拾いに夢中になってしまうのは困ったことで。)のは、心ワクワク!車を走らせていても、自然と常に目を光らせています。
ご近所さんや知り合いからも、葡萄(巨峰、ポートランド、ナイヤガラ、コンコードなど)や、採ってきたばかりのキノコなど、頂き物ラッシュで嬉しい限り。
そして、我が家の夏野菜もありがたいことにまだまだ頑張ってくれていて、よく色づいた(例年は色づく前に腐ってしまうことが多いのに、今年は雨が少なかったせいか優秀)パプリカをはじめ、色とりどりの夏野菜が採れていて、食卓を鮮やかにしてくれています。

今週のお花

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長い間(葉っぱから花、種まで)活躍してくれたブラウンフェンネルや赤葉コデマリ‘ディアボロ’などもいよいよ終わり、ブーケに使える植物も少なくなってきました。それでも、庭を一回りすれば、一本、また一本と、何かしら見つかるもので、最終的にはボリュームのあるブーケに仕上がります。山屋のブーケのひとつの魅力はふんだんに使ったグリーン。ミント各種、スイカズラ、ギボウシ、ラムズイヤー、ヘデラベリーなど、生命力溢れる摘みたてのグリーンはそっと添えるだけで、花たちを何倍も素敵にみせてくれます。

黄金色の季節

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山屋の向かい側には、田んぼが広がっています。先週末は稲刈りのピークで、あちこちに収穫された稲や藁束が朝日に照らされ、黄金色に輝いています。畑同様に、同じように見えても、それぞれ微妙にやり方が違って、なんとなく持ち主の性格がわかるから、散歩していても面白い。今年は9月も暑かったけれど、朝晩は上着が欠かせなくなってきました。お彼岸も稲刈りも終わり、着実に寒い季節へと近づいています。

山屋の秋

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9月の山屋の前庭は趣があって好きです。タカノハススキ、白い萩、白ミズヒキ、様々なグリーン…。まだ暑さが残る9月(写真も9月上旬撮影)に爽やかな秋を感じさせてくれる白とグリーンの秋の草花。数本切って、床の間や土間に生けても素敵です。

怒涛の3連休

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三連休は、久しぶりに目の回る忙しさでした。
朝市も、まだ暑さの残る連休とあって賑わい、初めて参加した塩尻のイベント音尻(音楽と木のおもちゃや楽器でにぎわう木育イベント)は暴風で商品が飛ばされ、途中でテントを撤去し移動するというハプニング!今回は友人たちの協力のもと、いつものガーデン山屋の商品に加え、自家製冷たいカボチャのポタージュとジェノベーゼを練り込んだ小さなスコーンも作り販売してみました。塩尻の商店街に本格的な衣装と演奏、踊りのアフリカンミュージックが溢れ、一気にアフリカンムード!暴風には参りましたが、楽しい一日でした。
帰宅後は、すぐに料理に取りかかり、夜には我が家で友人のギタレレ弾き語りライブ(神戸から年に一度は来てくれて、ライブはこれで三回目。今回は引っ越し先の奈良から)身内や友人たち総勢15名が集まり、スイスのチーズフォンデュ、二色のズッキーニとパプリカのマリネ、紫キャベツとレンコンのサラダ、色々キノコのガーリックソテー、お客さんとしても来てくれた松川パン商店さんの美味しいパン、友人が作って来てくれた山賊焼き、ミニアメリカンドック…そしてデザートには塩原農園の完熟プラムのクラフティ…
皆で食べるとなんでも美味しくて楽しい!ギタレレライブは心がホンワカする彼女のオーラと歌声、ギタレレの優しい音色に何度聴いても癒されます。また来てくれてる日を楽しみにしています。
三日間で一日分くらいしか寝てないけど、とても充実していました。

残暑を楽しんで

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今年は9月とはいえ、信州でも30℃以上の日が続いています。いつもなら七分袖やカーディガンの出番なのに、まだまだ日中は半袖日和。あの、縮こまる寒さを思えば、少しでも薄着で過ごせる期間が長いほうがありがたい。先日も原村朝市のあと、カナディアンファームで開催されていたフリーマーケット(本当は参加予定でした。来年はぜひ!)に行き、敷地内に流れている川で遊んだり、手作りの遊具や森の中のトランポリンで遊んだり、小屋に入っているヤギを観察したり、ライブで踊ったり…息子にとっては、楽しい夏休みといった感じではしゃぎっぱなしでした。

今週のお花

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この夏は圧倒的に夕立が少なく、シュピにとっては好都合ですが、植物たちは可愛いそうでした。庭植えの花たちには、水やり(きりがないので…)をしていない山屋ガーデン。それでもたくましいハーブやひまわり、二季咲きのバラやハニーサックル、長い間ガーデンを楽しませてくれるダリアやジニア…4月から、途切れることなく作り続けている四季折々の山屋のブーケ。今年はいつまでできるかなぁ。

ひまわり

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山屋のひまわりも、そろそろ終盤。今年は去年のこぼれ種がたくさん芽を出し、ひまわり畑のようでしたが、咲いていみたらほとんどが黄色系で、魅力的な赤花が一株しかなかったのが残念でした。それでも、こんなふうにぜいたくに家に生けられる花があること、幸せに思います。
ひまわりのキャニスター(四つセット)年前くらいに、留学中の友人を訪ねてロンドンに行った時に、リサイクルショップで一目惚れ!しかも半額セール中!すでに色々買っていたので、持って帰れるかどうか悩みましたが、友人が「持って帰る荷物に入らなかったら家に置いていっていいから」と言ってくれたので、買ってきました。執念でスーツケースに重たいリサイクル品や本を詰め込んで規定の10数キロオーバーで、なんとか成田までたどり着くと、タイミングを見計らっていたかのように空港の自動ドアを出た途端、スーツケースの車輪が一つとれました。残念ながらそのスーツケースとは三度ほどしか一緒に旅することができなかったけれど、数多くの思い出の品を運んでくれました。このひまわりのキャニスターを見る度に思い出す、思い出もまた宝物です。

徳本水

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辰野町にある湧水‘今村の徳本水’は信州の名水に選ばれいます。国道沿いにあることもあり、一日中タンクやペットボトルを持った人が訪れ、外灯の元、仕事帰りに汲んでいるお父さんらしき人の姿もよく見かけます。以前は中央線ギリギリの大きなトラックがバンバン通る国道っぱたで、水汲みも命がけ?運転手もヒヤヒヤでしたが、今は徳本水のためにバイパスができ、安全な水汲みができるようになりました。
徳本とは、昔の名医「徳本」と名僧「徳本」からきているそうで、歯痛に効くと有名です。味噌の仕込みに使うとカビないとの説も。辰野の湧水では一番冷たいと言われるこの水は、真夏でも冷たく、とてもまろやか。タンクに水をためている最中は、マイナスイオンに包まれ、水の滴る苔に触れ、癒されるひととき。
身近においしい湧水がある暮らし、やめられません!