ブルゴーニュ?

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塩尻は‘ブドウとワインの郷’。山屋の周りにも、ブドウ畑が広がっています。住んでいるとわからないものだけど、「塩尻インターを下りたら、ブドウの香りがした!」とか、ある人は「塩尻の国道はブルゴーニュ地方のよう」と雑誌か何かで表現していました。今は、国道沿いにトラックドライバーが立ち寄れる大きなラーメン屋や、派手なガソリンスタンド、どこの街でも見るチェーン店が増え、いかにも国道らしいけれど、昔は両側にブドウ畑が広がっていたそうです。ブドウを作る後継者が減ってしまったこともあり、昔の景観に戻ることはないけれど、ひとつでも多くのブドウ畑が残り、美しい風景が未来へと受け継がれていきますように。

縁側にて。

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この時期は、縁側でのひと休みが涼しくて、気持ちがいいです。前庭の和の植物たちがより一層涼しげで、メダカ池には時々水浴びする小鳥が!いつしか、この縁側で、夏の午後にゆったりと読書でもしてみたいものですが、草取りも追い付かない、この季節…そんな日が訪れるのは、いつになることやら。
本日の縁側会議の議題は…

ベリーガーデン

ゴールデンラズベリー ブルーベリーとラズベリーのクラフティ 出荷用に

山屋には6種類のベリーが植わっています。ブラックベリー、ラズベリー、ゴールデンラズベリー、スグリ、ブルーベリー、ワイルドストロベリー。ベリー類は片手に乗る程度の収穫でも不思議と心弾む、ちょっとしたゼイタク気分を味わえるものです。
ラズベリーより少し遅く最盛期を迎える、我が家の‘ゴールデンラズベリー’は短大の果樹園で初めて出会い感激し、三年前に近くの直売所で再会!即二株買ってきて植えました。赤いラズベリーより、完熟しても崩れにくく、種の違和感もなく、甘みが強いので、生食向き。年々株が大きくなり、収穫も増えていますが、私としては、もっと増やしたい。そして、今は藪のようなベリーたちを、もう少し収穫しやすく、見た目も美しい‘ベリーガーデン’を作るのも夢のひとつ。それぞれ、たっぷりジャムが作れるくらいになるといいなぁと思います。

清々しく

アナベル ベルガモット

ガーデンの白い花が咲いています。猛暑でも、見ていて爽やかになる白い花たちは切り花として生けても清々しい。中でも、この‘アナベル’や‘ベルガモット’は優秀です。ベルガモットはアールグレイのあの芳醇な香りのもとであるほど、香りのよいハーブで私も大好きです。ハーブティーや、ハーブバスでよく楽しんでいます。たいてい見かけるのは赤やピンク。このシロバナは知り合いの庭から分けてもらったり、探して買ってもらったりしたものが増え、年々大株になっています。

みんな仲良く

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シュピの双子の姉妹‘ももちゃん’は原村のペンションで暮らしています。塩尻からは約一時間の距離なので、時々会いに行くのですが、やはり原村はリゾート地!標高1400メートルの爽やかさもありますが、自然豊かでありながら、洗練されているというか、県外から気に入って移り住む人が多いだけあり、どことなくオシャレで自由な雰囲気が漂っています。一軒一軒違ったオシャレな別荘やペンションを見て歩くだけでも楽しいし、ある程度整備された森を散策するのも楽しい。
ところで、この‘ももちゃん’両親も兄弟もみんな茶白なのに、まるでホルスタインのような美しい白黒!色は違っても、やることが一緒、息ぴったりの姉妹です。今日もペンションのお庭でみんな仲良くよく遊びました。

日々の収穫

コールラビ カラフル夏野菜
一日更新できなかったと思ったら、あっという間に十日も過ぎてしまいました。プライベートの日記は何日ほったらかしているんだろう。最近、子供を寝かしつけたまま、記憶がなく寝てしまっていることがよくあります。もう若くはないということなのか、暑さや疲労のせいか・・・
いつの間にか梅雨も明け、毎日これでもか、という日差しと気温に体力を奪われます。我が家の夏野菜たちもネズミの被害を受けなかったものは元気で、毎日収穫できています。
小型キュウリ‘リル’、ズッキーニ、モロッコいんげん、珍しい黄色いんげん、紫いんげん、コールラビなどなど。コールラビは、まだ日本ではあまり馴染みがなく、初めて見た人は「宇宙の野菜みたい」なんて言っていたり、食べ方を聞かれます。私の感覚では、ブロッコリーの茎のような味。甘みと瑞々しさがあり、皮をむいて薄くスライスして生のままサラダで食べたり、野菜たっぷりのスープや煮込み料理の他、スイスではスライスして茹でたものにホワイトソースをかけてオーブン焼きにしてよく食べました。スイスでは定番野菜のコールラビ、日本ではヒットしないのかなぁ。

丸いズッキーニ

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種から育てたズッキーニ四種が毎日収穫できてます。今年初めて作った丸いズッキーニ‘ゴールディー’と‘ブラックエッグ’はコロンとしていて可愛らしく、果肉も思っていたより柔らかくて美味い。直売所に並べるにも、黄色と緑があると鮮やかです。心配だったラズベリーも売れていて嬉しい限り。これからは毎日収穫だけでも忙しくなります。

あっという間に

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ちょっと目を離しただけでも、最近はあっという間に外へ出てしまう息子が前庭を散策していました!間もなく一歳五ヶ月になるというのに、まだ超高速ハイハイでどこへでも突き進んでゆきます。最近気付いたのは、シュピお姉ちゃん(四歳のジャックラッセルテリア雌)の真似をしていて、なかなか歩かないのかもしれません。首をシャンシャン振りながら嬉しそうに近づいてくる姿が、どうもシュピと重なるんです。知り合いに言われたように、シュピに二足歩行を教えたら、すぐに歩くかもしれません。

ラズベリー Himbeeren

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今年初のラズベリー収穫です!おととしはあまり生らず、去年は鈴なりでしたが、後半戦は雨が多く、木になっている段階でカビがでてしまったり、溶けてしまったり・・・。今年は梅雨とは思えないほどの猛暑続き。体はついていけずにいますが、ラズベリーにとっては嬉しい天候です。この調子で最後までたくさん収穫できますように。
さっそく今日は直売所に出荷してみました。私にとってはラズベリー(ドイツ語でHimbeeren)も、スイスでの暮らしを思い起こさせる味。ジャムやシロップ、ティラミスやカスタードクリームに混ぜ込んで食べたり、チョコレートとの相性もいい香り豊かなラズベリーは、スイスの家庭にも欠かせない果物でした。今年は久しぶりに、ジャム以外のデザートにも挑戦したいところです。

スブニールテリーゼ ウ゛ァルドン

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バラの名前は、難しいものが多く、覚えるのも大変です。このバラは、ラベルをつけたまま昨秋植え付けたのですが、ラベルを確認してみると、肝心な名前のところが、日焼けして消えてしまっていたのです!やっぱり買ってきたらすぐ、記録するなりラベルを保管するなりしないといけませんね。いつも植え付け作業もバタバタで、記録は後で…と思いつつ、それっきりになってしまうことも多くて、後々後悔するんです。このバラに関しては、書いてあった情報とかすかな記憶をを手がかりに、ネットの力を借りて探し出しました。
季節ごとに開花する植物をトレーシングペーパーに書いて、大まかな庭の図面に重ねて見るようなものや、それぞれの植物の品種名や特徴を記入した植物リスト、ガーデンスケッチなど、きちんとしたマイガーデンファイルが作りたい!作業自体は短大時代に散々やってきたことですが、これも身近な夢の一つです。