10月のお散歩

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いつのまにやら、今年も残り2ヶ月!困ったものです。

今週末の三連休には、いよいよ‘八ヶ岳クラフト市’を控え、焦りやら不安やら… なかなか思うように作品づくりも進みません!
それでも、冬が長く寒い信州での野外イベントは、今月がリミット。10月も盛りだくさんでバタバタですが、ひとつひとつを噛み締めるような気持ちでいます。
さて、ここ数日は全国的にも異常な暑い一日でしたね。各地で真夏日更新記録がでたり、塩尻でも最高気温が29℃!不思議な10月の夏の日でした。朝のお散歩もすでに暑かったけれど、寒いのに比べたら、心身共に軽々! ありがたいです。
いまにもこぼれ落ちそうな大きな栗の実や芸術的なワラの山々を横目に、毎日息子はあちこち寄り道して、花を摘みながら、小さな野の花ブーケを作っています。今年はいつまで花が摘めるかなぁ

ピクニックイベント

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、松本のアンティークショップ‘ビクトリアンクラフト’さんに勤める友人の企画で、塩尻の葡萄畑の中でのピクニックイベントを行いました。
市街を見下ろす塩尻峠のまだ若いワイン用葡萄の畑で、晴れていればアルプスもきれいだろうなぁ…と思いつつ、昨日は、どんより曇り空で、気温は15℃ほど。ピクニックには寒い気候が残念でしたが、古びた小屋がまた素敵で、まるでヨーロッパの田舎町のような雰囲気でした。
私は朝からバイクを走らせ、森やいくつかの秋のチェックポイントから秋色の葉っぱやツル植物、実ものを大急ぎで集めてきました。(幼少時代からやってることだから、お手のもの!)
我が家からは、色とりどりのカボチャ、ワイン色の観賞用コーンと姫りんごの他、流木や黒レンガ、かごなどの資材、いつもの果樹園からは、つくりものみたいに美しい旬のフルーツたち。

ビクトリアンクラフトさんの、ひとつひとつが魅力的な教会の椅子とテーブル、雑貨たちのおかげで、参加者全員がうっとり感激するような空間になりました。
まず、秋のアレンジメントのワークショップをさせてもらい、個々の作品をテーブルの中心に飾ってから、待望のランチタイム。
ノンアルコールサングリア、ニンジンのラペ(マリネ風サラダ)、カボチャのポタージュ、キノコのキッシュ、パン、スコーン、マッシュポテト、カスレ(白いんげん、カルバンゾ豆と豚肉、ソーセージのトマト煮込み)、チーズ盛り合わせに、コーヒー、リンゴのタルト…
私は初挑戦のレシピで、濃厚カボチャのプリンを作ってみました。
寒くて、お腹も空いていたから、全てが本当に美味しくて、皆笑顔に!

今回は初めての企画で9名の参加でしたが、この先参加者がどんどん増えていくことでしょう。
塩尻で、こんな素敵なイベントができたことが嬉しく誇りに思います。
そして、素晴らしい会場を提供してくださったサンサンヴィンヤードさん、美味しく楽しいお料理を作ってくださったザ・ソースさん他、皆さんに感謝しています!

最後の朝市

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7月半ばからの長丁場だった原村朝市が今日で終わりました。

今朝の原村の気温は7℃!手がかじかんでしまうほどでしたが、最終日まで何とか無事に出店できてよかったです。
今年の朝市でも、とても素敵なお客様(すっかり憧れの存在に!)との出会いがあり、その方からいただいた筆で書かれた美しいお手紙には、感激しました。
こんなふうに思ってくださる方、毎年ガーデン山屋の出店を楽しみにしてくださる方、応援してくださる方、いつも優しく見守って支えてくださる出店者の方々…そんな心優しい人々に助けられていることが本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。

原村高原朝市は来年の夏まで、しばしのお別れ。常連のお客様は、夏の間だけ別荘に滞在されている方も多いので「また来年!」と挨拶を交わしました。

ガーデン山屋のスケジュールの次のビックイベントは‘八ヶ岳クラフト市’。
原村自然文化園にて10/12(土)〜14(月)の三日間行われます。
ガーデン山屋は今年初出店ですが、県内外から100店舗以上のクラフト作家が出店するそうですので、皆さまぜひお越しください!

稲刈り

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連休中日、朝市から帰宅すると、向かいの田んぼで稲刈りをしていました。
そこは隣の畑をやっている、優しいご夫婦の田んぼ。車から降りた息子は一目散に田んぼに飛んでゆき、おじさん、おばさんに混じって手伝い始めました。
おじさんが「ほら、見てみろ!誰も教えてないのに肩に担いで運んで、大したもんだ!」と言い。皆大笑い。息子はわき目もふらずに、一束ずつ何往復も運んでいました。
稲刈りは、四季を感じる農作業のひとつ。秋の一大イベントです。散歩コースの田んぼが日に日に刈り取られてキレイになってしまうと、ちょっと寂しい気もするけれど、親子で貴重な体験をさせてもらえて楽しかったです。
農作物の恵み、自然の恵みに心から感謝できる大好きな秋。9月もあと一週間足らずで終わってしまうのですね。

中秋の名月

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先日の台風の翌朝、塩尻では8℃まで気温が下がりました。(野辺山では氷点下!)昼間は夏日になり、この気温差にはさすがに体がついてゆけず、慎重になっています。
先週の連休も、台風とはいえ、原村朝市、松本ラボラトリオさんの月1マルシェ、音尻マルシェ(塩尻に音楽が溢れるイベント)など盛りだくさんで、あの悪天候は悔しかった!

もう少し夏の余韻を楽しみたかった気もするけれど、収穫時のたわわに実った稲穂を眺めながらの散歩で、日々深まる秋を感じています。

おとといは中秋の名月。
庭の大きなススキとまんまるお月様。
夜、平出遺跡まで行ってみると、遺跡のススキを一本ずつ手に持って月明かりを歩く小さな娘さんとお母さんの姿。
こちらは息子とシュピとボール遊びをしながら、賑やかなお月見でしたが、「月、キレイですねぇ」と言葉を交わして別れました。

どんなに時代が変わっても、変わらずにあること。日本の美しい文化。四季の移り変わり。
そのひとつひとつに目を向けて、感謝して日々を暮らしていきたいと毎回思います。
ヨーロッパも素敵だけれど、日本も素敵!

秋の気配

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お盆過ぎの雨以降、急に秋めいてきました。
空の雲や朝晩のひんやりとした空気と風に、秋を感じています。
我が家も日に日に秋モード。美しいワイン色の観賞用トウモロコシは、スイスから買ってきた種を蒔いて育てたもの。ハクビシンやタヌキも、食用トウモロコシは見事に収穫寸前に食べてしまうくせに、観賞用トウモロコシには見向きもしないようで、虫食いはあるものの、うちで飾るには充分のトウモロコシがとれました。加熱用トマトもどっさり。秋に近づいた今、種を蒔いておいた赤花ひまわりが咲きはじめ(黄色ばかりだと、なんだかパワフル過ぎてちょっと疲れてしまう)、やっと山屋らしいひまわりのブーケになりました。カラフルなカボチャたちはあちこちから集まってきて、ガーデンカフェに秋の彩りを与えてくれました。我が家のカボチャはまだ畑で収穫期を待っています。実りの秋。
一番ワクワクする季節の予感!

四季咲きのバラ

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バラには一季咲き(年に一度6〜7月に開花)のものと四季咲き(年に二度、6〜7月と8〜9月に開花)のものとがあります。ガーデンの、四季咲きのバラたちがポツポツと咲いています。
野バラのような可愛らしさとアプリコット色の蕾〜白い小さな八重の花が集まって咲くつるバラ‘スノーグース ’が、ガーデンの入り口で優しく迎え入れてくれていて、通るたびに、しあわせな気持ちになります。

残暑

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塩尻も厳しい残暑が続いていましたが、天気予報の雨マークに裏切られ続けた末に、やっと!しばらくぶりの待望の恵みの雨が降ってくれました!一体何日ぶりの雨だったのでしょう。
昨日のお昼頃から激しい雷雨。今朝には上がっていましたが、乾ききっていた植物たちは嬉しそうに生き生きしています。
しかしながら、一方では豪雨による被害が、あちらこちらで後をたたない異常な事態に胸が痛みます。

いつの間にやら、ご近所の稲穂がこんなに垂れ下がっていました。トンボが急激に増え、日中は真夏日でも夕方になると涼しい風が通るようになりました。
こうなってくると、猛暑だろうが名残惜しい信州の夏。しばしの残暑をしっかりと味わいたいです。

シュピのオモチャ

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おとといの朝にホップの収穫をして、息子とシュピの散歩に出かけると、思わず拾わずにいられないものが。
青い栗。
栗が大好物の私と、栗のイガが大好きなシュピ。そして興味津々の息子。
一つだけ落ちていた青い栗を持ち帰り、写真撮影が済むと、待っていました!とばかりにシュピが遊び始めました。
仔犬の頃から、痛がりながらも手や口で転がしてオモチャにしているイガ栗。生き物みたいに思っているのでしょうか…

ホップホップホップ!

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ホップの実が垂れ下がる風景に憧れて、三年前に植え付けた苗が、やっと待望の姿を見せてくれました!
大きなカキの木に這わせているのですが、日当たりが重要だったようで、昨年はモジャモジャ葉が繁ったのに、花を着けずに終わってしまい、ガックリ。今年は遅霜でカキの葉があまりでてこなかったのと、別の場所に増やしたものが順調に育ってくれたのとで、うまくいったようです。
まだしばらくはガーデンカフェの頭上に垂れ下がっていてほしいから、上の方のツルを下ろし、思い描いていたような、ホップだけのナチュラルリースやワンコーナーのディスプレイにと、心が弾むひとときでした。