Sonnenblume ひまわり

特段、ヒマワリが大好き!という訳ではないけれど、夏の風物詩である
ヒマワリ。絵心をくすぐられるのも、よくわかります。

20150828-061104.jpg

毎年山屋では、こぼれ種で自然にでてくるのですが、それはたいていが
普通の黄色。ガーデンブーケに入れるには、ちょっと平凡になってしまう
ので、出来るだけ色味のものを残したり、育苗して植え付けたりしてます。

20150828-061115.jpg

肥料がそれほどなくても、2,3mになり、大きな花を幾つも咲かせるヒマワリ
の生命力には脱帽。種を食べたり、油をとったりするのだから、またスゴイ。

20150828-061128.jpg

よくみると、パステルで色づけしたような、微妙な色使いに感激します。

20150828-061137.jpg

この種の並びにも。

20150828-061151.jpg

友人から種をもらった黒花品種は、やはり素敵でした。
横顔や後ろ姿も美しい。

ホップのリース

今年も我が家のグリーンカーテンのホップが穂をつけました。

20150826-231150.jpg

お天気が続いた後の朝市など、気まぐれに登場します。
持って行くと、必ず売れてしまうホップのへなちょこリース。
この素朴なリースたちは、さり気なく飾るのが似合います。
キッチンの壁などに。ビール好きな方へのプレゼントに?
運良くイベントや朝市で出合ったら、ぜひお一ついかがですか?

山屋の夏野菜

今年の夏は、とにかく晴れ続き。
ゲリラ豪雨とか夕立ちもなく、これほど雨を待ち望んだ夏は初めて。
雨よけのビニールをかけるつもりでパイプだけさした状態のままの
トマトたち(雨に当たるとすぐ割れてしまう)も、幸運にも雨に当たる
事もほぼなく、甘くて美味しいトマトがとれています。

20150819-053709.jpg

20150819-053745.jpg
こちらは、イタリアの加熱用トマト‘サンマルツァーノ’。

20150819-053910.jpg

夏は全てが同時。畑の管理、収穫、はもちろん、お世話になっている人に
山屋の夏野菜&ガーデンブーケ+塩尻のフルーツを送ったり、完熟トマトを
ソースにして、瓶に詰め込んだり。朝市やイベント、来客も多い時期なので、
色々が追いつきません。

20150819-054252.jpg

ナスの紫、赤いオクラ、グリーン濃淡のピーマンや甘い唐辛子。

20150819-054554.jpg

ミニトマトのツル下ろし作業でうっかり折れてしまった、
たわわに実った黄色いミニトマトも飾りになります。

20150819-054808.jpg

一番嬉しい夏野菜たっぷりの朝ごはん。
それが朝市続きだと、忙しくパンと野菜を持って行ってサンド
にして食べたり、収穫しても食べてる暇がなかったり。
やっぱり朝はご飯とお味噌汁、たっぷりの野菜をとらないと、
一日のエネルギーが充電できません。

ペンションわれもこう

20150727-225913.jpg
原村の第二ペンションビレッジにある‘ペンションわれもこう’さんのお庭。
ペットと一緒に泊まれる素敵なペンションです。

20150727-225952.jpg

インテリアやガーデニング関係のテレビ番組や雑誌にも取り上げられている
ヨーロッパにいるようなガーデンとインテリアにはため息がでるほど。

20150727-230027.jpg

さり気ない小物、飾り方、細部に至るまで魅力的で、刺激を受けます。

20150727-230120.jpg

このコーナーにはgarden山屋のリースや小物を置いていただいています。
われもこうさんのディスプレイにすっかり溶け込んでいるのが嬉しくて。

20150727-230135.jpg

火曜日〜土曜日は「虹カフェ」としてランチ営業もされてます。

20150727-230236.jpg

2015 Sommer

いよいよ夏本番です。

20150722-195937.jpg
夏野菜をふんだんに味わえる食卓は一番の夏バテ予防!

20150722-195832.jpg
夏は不思議と黄色の花が多い。
後ろにあるのはハーブのキャットニップ。

20150722-195950.jpg
ブラウンフェンネルの花は次から次へと咲き、
種まで可愛いので長い期間楽しませてくれます。

20150722-200013.jpg
センチュウ対策等、菜園には欠かせないマリーゴールドの
新しい一面。ありふれた花も視点を変えると神秘的です。

奇跡のハーブの寄せ植え教室

先週日曜日は山屋での‘ハーブの寄せ植えづくり教室’でした。
前夜までの天気予報では、激しい雨との予報。
またしても雨女…と落ち込みつつも、土間で出来るようにと、
最近、手つかずだった土間を慌てて片付けていたら、次第に
予報も変わり、雨も上がって薄陽が差してきました。
きっと参加してくださったみなさまのおかげ。
ありがとうございました!

20150711-045112.jpg

ハーブは触れているだけでも癒されます。

20150711-045450.jpg

フレンチラベンダー・トリコロールセージ・クリーピングタイム・
イタリアンパセリ・チャイブ・ダークオパールバジルなど。

20150711-045730.jpg

このお天気のおかげで庭のご案内もでき、ワイルドストロベリーや
ラズベリーも摘みとって食べていただけたので本当に良かった。

20150711-045745.jpg

旬の信州あんずのタルト。
この酸味とオレンジ色が爽やか!
皆様くつろいでいただけたようで、会話も弾んだティータイム。
その中で、ラムズイヤーのリースづくり教室のリクエストがあり
急きょ開催が決まりました。

「ラムズイヤーのリースづくり教室」
庭での食事が心地よい季節。せっかくなので、山屋ガーデンランチを
楽しんでいただいていてから、黙々と根気のいるリースづくりをしたい
と思っています。「子羊の耳」という名の通り、皆様手触りで癒される
ラムズイヤー。庭での摘み取りも合わせて、お楽しみください。

20150711-050959.jpg

●7/29(水)12:00〜
●お一人様5000円(材料費、ランチ代込み)
●定員5名様
●場所は塩尻市宗賀。お申し込みいただいた方に詳しくお教えします。

*我が家には室内犬がいます。ご了承ください。
*悪天候の場合は室内で行いますが、お天気が良ければ庭でやります。
帽子、羽織るもの等お持ちください。

お問い合わせ、お申し込みは
mayu.yamamura@garden-yamaya.comまでお願いいたします。

*メール送受信のトラブルが時折ありますので、
返信がない場合はお手数ですが、再度お試しください。

絵になる野菜たち

ここ数年、空梅雨が続いていたので、こんなに梅雨らしい梅雨は
久しぶりですね。「梅雨の晴れ間」がこれほどないなんて、人間
も植物も、根から腐ってしまいそうです。お日様に会いたい!

20150707-202750.jpg

4月は雨が多く、5月は雨がなく、6月はまた雨ばかり。
有機肥料のみ、農薬不使用では尚更ハラハラします。
それでも野菜はそれなりに育ってくれるんだから、ありがたい。
畑の恵みを毎日いただける暮らしは、何にも変え難い喜びがあります。

20150707-203213.jpg

先日のJAVAマルシェで販売した我が家の野菜たち。
フキ・レタス・イタリアンレタス・スイスの赤いサラダ菜・2色のチンゲン菜

20150708-061850.jpg

スイスで、日本の玉レタスはEisbergsalat。
直訳すると「氷山」。なんだかわかる気もします。
レタスの種類も豊富なので、私の研修先でもレタス
類全体の2割程度しか作っていませんでした。

20150708-062008.jpg

黄色と緑のズッキーニ・スイスチャード・カブ
ダークオパールバジルなど。
山屋の野菜作りは見た目も楽しく、できるだけ
色とりどりになるように心がけています。

20150708-062103.jpg

今年初挑戦は丸型ズッキーニ‘ブラックエッグ’
や白ミニキュウリなど。
木箱に入れると、オモチャのよう。

20150708-221929.jpg

白ミニキュウリは、ピクルスにしようと思いながらも、
まだ普通のキュウリが収穫できないので、お漬け物や
サラダで食べていますが、柔らかくて美味しい。
塩麹漬けに一本丸ごと入れられるお手頃サイズ。

20150708-062252.jpg
< 庭の花も、この雨でなかなか花が咲きませんが、 初夏のブーケらしいブーケが出来上がりました。 摘果したジャイアントカボチャもディスプレイ。 *今年も朝市のシーズンがやってきました! garden山屋は週末やお盆休み中心の出店予定です。 朝摘みガーデンブーケ、ハーブ小物、多肉植物寄せ植え、 ドライフラワーのリースやアレンジメントなど販売します。 今年で出店6年目。0歳デビューした息子も大きくなりました。 何しろ本当の「朝市時間」ですが、原村の早朝はとっても 爽やかさで気持ちがいいので、ぜひ一度足をお運びください! 【原村高原朝市】 ◆開催期間: 平成27年7月18日~9月27日 ※7月~8月は毎朝開催、9月は土・日・祝日朝のみの開催となります。 ◆開催時間:朝6時30分~8時頃(売切れ次第閉店となります) ◆会場:ペンションビレッジ朝市広場(八ヶ岳美術館前・旧案内所そば) ◆主催:原村高原朝市の会  ◆お問合わせ:090-9357-8248

山屋ガーデンカフェ

山屋のガーデンカフェがリニューアルオープンしました。
店長はセッティングに調理にサービスにと大忙し。

20150704-214433.jpg

ガラクタ屋敷になりつつある我が家ですが、ここぞとばかりに
こういう時には色んなものが活躍します。
重いものでも、なんのその。五歳児でも転がせば動かせちゃう。
理想のかたちに近づけるためならいつだって全力投球!
まだ、ひらがなの自分の名前しか書けないはずの息子。
おそらく、前回イベントで使用した時に私が書いたHERBを記憶
していたのでしょうね。

20150704-214521.jpg

一番のお客様は…毎度のことです。

20150704-214530.jpg

コレクションのパーコレーターで深煎りコーヒーを。
よりどりみどりの園芸鉢には砂と葉っぱや花でお菓子を。
和風の鉢に、ドクダミの花一輪なんてシブいなぁ。

20150704-214544.jpg

こちらはスペシャルケーキ!ミントも欠かせません。

20150704-214624.jpg

それは楽しい訳だと納得。
銅製の鍋でも可愛いポットでも、雰囲気ある物は惜し気なく庭用にして
花や花束を生けたり、園芸用に使ったりしているのだから、こんなこと
して遊んでも怒られないし、イメージ通りの世界を再現できるなんて、
楽しいに決まってます。ついつい私まで夢中になってしまいました。
ちゃんと鍋の下には息子が紙に描いた五徳があり、なかなか芸が細かい。
子供の遊びは、‘バーチャル’よりも‘イマジネーション’の方が大事だと
思っているけど、そのうちバーチャルの世界に目覚めてしまうのかなぁ。

20150704-214716.jpg

息子が黒板に描いた絵そっくりに出来上がったカフェスペースは
できる事なら毎週末のんびりしたいほど、楽しくて居心地が良い。
ここの所、すっかり忙しく余裕をなくしていたので、いろんな事
に気づかされたのでした。
何もしないで、一日中庭仕事没頭していたい!

ベリーが色づく季節

嬉しい季節の到来!庭のラズベリーが赤く熟しています。
ただ、ここのところの雨で果実がとけてしまったり、何となく味がボヤけている
ような気がしていましたが、やはりラズベリー(というよりフランボワーズと言う
方が味覚の印象は強いかも)の香りの良さは、別格ではないかと思います。

20150703-223550.jpg

「ラズベリー摘み」なんて聞くと優雅そうに聞こえますが、実際のところは
とても忙しい。何しろ雨に濡れるとダメだし、完熟だと収穫しているそばから
潰れて汁が出てしまう。両手で手際よく摘み、あまり重ならないうちに保存袋
に入れて、時間がなければ即冷凍庫へ。最盛期は早朝と夕方に収穫します。

20150703-224210.jpg

もちろん、気まぐれな収穫係さんも出動します。
生まれた時からベビーシッターみたいだったシュピも同行。

20150703-224348.jpg

彼も要領を得たのか「オレは黄色とるから、母さん赤ね!」と。
生食用の黄色いゴールデンラズベリーは貴重で、所々に数本植わっていて、
赤いラズベリーと比べると一割くらいしかとれないんです。

20150703-225128.jpg

スグリも棘に注意しながら、一人が枝を抑え、一人が収穫。
宝石のような美しいベリーたちは、見ているだけでも満足。
まだ青く若い、息子の姫リンゴもちょっといただいて盛り合わせに。

20150703-225601.jpg

早朝のベリー摘みの後の朝食は、週末だけのゼイタクなひととき。
体が摂取するビタミンも大事だけど、心のビタミン補給も必要です。

20150703-230134.jpg

完熟ラズベリーは先日のアプリコットとベリーのクラフティに。

20150703-230207.jpg

夏らしいビビットなカラーとフルーツの程よい酸味。
元気がでます。

*7/5(日)の山屋寄せ植え教室は定員に達しました。
また、申し込み先アドレスに、.comの表示が抜けており、
メールが届かなかったという方もいらしたと思います。
ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

Yellow Garden

毎日、毎晩雨が降っています。
梅雨だとはわかっていても、これだけ雨が続くと「もう雨はたくさん!」
という気持ちになります。
水やりの心配は要らなくても、庭仕事や畑仕事もできず、せっかく咲いた
花も雨に溶けてしまいそう。良いことと言えば、株分けや移植した植物が
しっかり根付いてくれそうだということくらいでしょうか。
雨が少な過ぎれば困るくせに、多過ぎれば文句を言う。常にないモノねだり
になってしまっていることに、気づきハッとする。そんな日々です。

20150626-200730.jpg

この山吹色のバラはイングリッシュローズの代名詞‘グラハム・トーマス’。
園芸家・バラのコレクター・著述家の故グラハム・トーマス氏にちなんで
この名がつけられたとか。
雨が続く前にキレイに咲いていたバラも、最後は雨で腐ったモノがほとんど。
ちょっと残念な終わり方でしたが、返り咲きに期待を込めて。

20150626-201814.jpg

こちらは約一ヶ月前の‘アルケミラ・モリス’(英名レディースマントル)
マントの様に広がる葉が美しく、蕾が上がってきて小花が咲き切るまで、
とかなり長期間にわたって鑑賞できるのが嬉しい宿根草。
他にはないライムイエローの小花が庭を明るくしてくれます。
イギリスでは、小道の両脇をアルケミラが覆っていたり、ボーダー花壇に
頻繁に使われたり、とても愛されています。
我が家のアルケミラも、年々増やし、やっと理想の姿になりました。

山屋イエローガーデン

20150627-060444.jpg

黄色いダイヤーズカモミールとその仲間で、シルバーリーフと
クリーム色の花が可愛いアンテミス・テッドワース。
背後でアルケミラ・モリスのレモンイエローが引き立てています。

20150627-060723.jpg

こちらもレモンイエローの大きなアザミのような花が個性的な
セントーレア・ルゼニカ。(ヤグルマギクの仲間)
左手の白い花はジギタリス。英名 Fox glove 和名 キツネの手ぶくろ。

20150627-062348.jpg

このセントーレア、二週間以上くらいからヒューッと
蕾が伸びてきたのですが、これがなかなか咲かない。
しかも、蕾が赤み帯びていたので、もしやクリーム色
じゃない?と心配していたら、ある日突然クリーム色
の花が咲いていて、ホッとしました。

20150627-061217.jpg

色鮮やかなグラハム・トーマスとアルケミラ・モリス。
二階(昔はお蚕さんを飼っていたそう)は乾きやすく、
ドライフラワーづくりに最適です。

20150627-061231.jpg