新しい年のはじまりに

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今年は大晦日~3日まで実家で過ごし、新年のご挨拶が遅れました。
2017年。新しい年が始まりました。
とり年には
古い考えを捨て、新しいことにチャレンジすると良いそうですね。
私は、欲張らずにどんな小さな一歩でも踏み出せたらいいな、と思っています。
みなさまは、どんな一年にしたいですか?
何か新しいことにチャレンジできる年でありますように。

 

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ちょっと写真が良く撮れすぎてしまいましたが、
黒豆を煮るのと盛りつけは、私の役目。
皆で囲むおせちとお雑煮も久しぶりで良いものでした。

宝石のような山屋特製干し柿も晴れ舞台。

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山屋の松や南天の葉っぱ、仕入れた葉付きキンカンがあるだけで
お料理も器もひときわ美しく見えます。
更に、奈良の友人が杉のキレイなお箸を年末に送ってくれたので、
半紙を折った箸袋に姪っ子と息子に一人ずつ名前を書いてもらい、
笑顔あふれるお正月になりました。

 

 

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今年も精一杯頑張ります。
やきもきすること、心配になることも多いかと思いますが、どうぞ
あたたかく見守っていてください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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山屋のクリスマスツリー

ここ数年、山屋のクリスマスツリーは、土間にモミの大枝を大きな植木鉢に差し、
息子独自の流儀で、その年にセレクトしたオーナメントを飾り付けしてくれます。
都会のデパートなんかは、今夜のうちにクリスマス→お正月へとディスプレイを
スピードチェンジ!ただでさえ忙しい年末なのに、本当に日本は忙しいですね。
海外みたいに新年までクリスマスのディスプレイができたらもっと楽だし、長く
楽しめてよいと思いますが、やはり私たちは日本人。日本の文化、お正月のお飾り
も、なくてはならないものです。

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クリスマスのディナ-はチキンとキノコのクリーム煮

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生まれて初めてスポンジケーキを焼き、マロンクリームやチョコ入りの生クリーム、
冷凍保存しておいた山屋のラズベリーと、まだ奇跡的に残っていたミントを添えて。
ハート形の可愛らしいケーキになりました。
今年はクリスマスがちょうど週末にあたり、三連休。昨年はイヴにスイスに旅立って
いたので、余計に今年は自宅にいて料理をしたり、クリスマスjazzコンサートを聴きに
いったり、息子と遊んだり。クリスマスらしい時間を過ごすことができました。

 

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Geburtstag Torte

一昨日、20℃以上の春の陽気だった塩尻。
昨日は一転して雪が降りだし、真冬の陽気。
辺り一面また雪景色に覆われてしまいました。
一度暖かさを体験してしまうと、この氷点下の寒さがツライ訳ですが、
近所の紅梅が雪をかぶって、それもまた風情があったり、
最近あまりやってこなかった鳥たちが再びせっせとリンゴを食べに来たり。
もちろん息子は、まさかの雪に大興奮!

ちょっとタイムリーな話題ではないのですが、先月下旬の私の誕生日のこと。
母と息子の共同作品のバースデーケーキを作ってくれました。

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チョコペンでササっと書いてしまったという似顔絵。
「こっちのお部屋にきちゃダメ」と張り切ってサプライズを楽しませて
くれた最高のプレゼントでした。

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豆炭こたつ発酵機

山屋で、一番パンを焼く頻度が高いのが冬。
まず、庭や畑ができない分、比較的時間に余裕があること。
それから我が家の豆炭こたつを利用すると発酵がスムーズであること。

ここのところ、イベントもなく、天気の悪い週末が続いていたので、
毎週末パンを焼いていました。

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地元産そば粉を使用したもっちりパン。

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スイスのSchwarz家のとは比べ物になりませんが、スイスの三つ編みパン。

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Schwarz家の直売所でも販売している愛用の森の蜂蜜は世界一!!

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前夜の残り物の春のペンネとフライドグリーントマトも添えました。
近所の施設栽培のトマト農家さんから、みどりのトマトのいただき、
思い出したのが、アメリカ映画「フライド・グリーン・トマト」。
子供にはちょっとアクが強烈だったようですが、大人はクセになる味。
映画になるほど、思い出の味になるのもわかります。

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秋に作っておいた紅玉のキレイなピンク色のコンフィチュール。

冬の週末、ちょっとゆったりした気分で朝食や昼食を食べる時間が好きです。
窓の外に来る、りんごを啄む鳥たちを眺めながら。

冬のディスプレイ

やわらかな光。澄んだ空気。雪のある世界。
冬はそんなところが好きです。

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庭の植物たちが眠りから覚めるまでの間、もうしばらくの辛抱です。
ドライが良く似合うのが秋冬なのも、ごく自然なこと。

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半分オモチャの薪ストーブには、我が家のヤカン隊員勢揃い。

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日本の古いハカリ。特にアンティークという訳でもなく、近所の
リサイクルショップで見つけたモノですが、今のモノにはない
色づかいや作りに惹かれます。
秋に直売所(輸入物ですが)で買ったシックな色合いの観賞用コーン、
暖冬のおかげで芽吹きが早かったニンニクと小さな玉ねぎは、
ヒアシンスの球根を愛でるような気分で、日に日にグリーンの芽が
伸びるのを眺めています。無理をしない山屋の冬のディスプレイ。

山屋餅つき大会

年末恒例の山屋餅つき大会。(とはいえお友達ファミリーが道具から何から、
全て持って来てくれるんです。娘さんは息子と同い年。)
この冬は、スイスに行ってしまうからできないか…と、残念に思っていました。

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ところが、餅好きな私たち親子のために「せっかくだから帰国したらやろう!」と
言ってくれ、2月のお餅つきが実現したのでした。
かれこれ遡ること5年前。母親たちがやりたい一心で、赤ちゃんをおぶっての
お餅つき。その光景がまた滑稽で笑えました。何もわからない赤ちゃんの表情
と必死に手返ししたり、熱々のお餅を丸めたりする頼もしい母親たち。
それから年々子供たちは成長し、ついには子供用の杵で上手にペッタンいい音
出して餅つきしたり、試食用に丸めたり、すっかりお手の物に。

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おろし、きな粉、あんこ、鶏団子鍋…と相変わらず盛り沢山。
子供達はちぎって、何もつけずに美味しそうに頬張っていました。
やっぱり、自分たちでついた杵つき餅は最高!!
毎日のように、いただいています。

2015 Weihnachten

11月の最終日曜日。だいぶ前から息子にせがまれていた、
山屋クリスマスツリーの飾り付けをしました。
クリスマスまでの4週前の日曜日からのアドヴェント期間
(イエス・キリストの誕生を待ち望む)ということもあり、
作らなければいけないリースも横目に、ついつい息子以上に
張り切ってしまいました。

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国内外から、何十年にも渡り集まってきたオーナメントたち。

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息子のセレクトで、ほとんど全てぶら下げてくれました。

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スイスで買ったドングリのオーナメント。

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スイスで買ったサンタクロースも数名おります。
例年モミの大枝に飾り付けているのですが、いつかモミの木を
購入し、飾り付けできたらいいな、と夢見ています。

山屋ドライフラワー工房

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我が家二階でのドライフラワー作り。ちょっと前までは極めて順調でしたが、
ドライフラワーにするには、晴れた日に収穫すべき。せっかく材料は沢山
あっても、収穫できない日々が続いているのが残念です。
何はともあれ、そろそろ太陽が出てきてくれないと、どんどん消耗していく
ばかりで、ソーラー発電のような私の体と心はアラームが鳴りそうです。

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私にとっての‘喜び’や‘愉しみ’は広範囲に及びます。
植物を育てる事だけでも非常に奥深いことですが、その先にあるもの。
それこそが、またひと味もふた味も深みを増す面白さを持っていると思います。
例えば、花や野菜を作ることは、その道何十年のベテラン農家さんには敵わない。
けれど、不格好な出来の悪いモノでも、それをどう生かすか、考えたり閃いたり
して、第二、第三の形を創り上げることは、無限の可能性があると思います。
種を蒔いた植物が花を咲かせ、それをガーデンブーケやドライフラワーにする。
ブーケやドライフラワーのリースが誰かの暮らしを豊かにしているかもしれない。
マルシェやイベントで、野菜や作品をひとつのディスプレイとして完成させる。
それに感激したお客様が、嬉しそうに写真を撮って行かれる。
育てた野菜を収穫し、調理する。時にはメニューを先に思いついてから収穫する。
出来上がった料理やお菓子を食べて、誰かが喜んでくれる。
そういった広い意味での「モノ作り」が、garden山屋の世界を創り出しています。

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当然のことながら、仕事と子育てをしながらでは、思うようにいかない事ばかり。
それでも、様々な場面で支えてくださる方々に助けられながら、過ごしています。
日常の些細な雑務から、クリエイティブな造形作業まで、やりたいことは常に100
位あって、いつも消化不良状態が続いているけれど、純粋な喜びや感謝の気持ちを
忘れずに、一歩一歩前進していかなくては、と言い聞かせるこの頃です。

体験学習

玄関先にあった息子の作品。
単なる泥だんごも、ひとつのアート。

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ここで暮らしていると、そんな発見がたくさんあります。
人の手が加わっているものからいないものまで色々。
わざわざ遠出しなくても、実体験を通して学べる場所。
この畑から、一体幾つのことを彼は学んでいるのでしょう。

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もっと高いところに行きたかっただろうに。
運悪く、短い茎を選んでしまったセミが精一杯努力した痕跡。
短い生命の中で、自分の過去をこうしてアートにして残すセミの
姿に思わず感動します。

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