絵本の世界へ

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昨日は久しぶりに女神様の水汲みに行ってきました。息子は最近、プーさんやムーミンに夢中で、すっかり絵本の世界に入ったように川で釣りの真似をしてみたり、杉の枝を振り回して鼻歌混じりに歩いたり、本当に楽しそうでした。確かに、外国の絵本には美しい森や川にかかった木の橋などがよく登場し、イマジネーションが膨らみます。子供も犬も伸び伸び遊ばせられる都会にはない自然豊かなこの環境は何にも代えがたい。いつも健康で心豊かに成長してくれることを祈っています。

バラ咲く季節

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30種類近いバラが植わっている山屋ですが、昨年の冬(スイス滞在)と今春にあんまりかまってあげなかったため、年明けの厳しい寒さにやられて死んでしまったものやだいぶ弱ってしまったものがありました。更に、春先にバラゾウムシの被害にあい、かなりの花芽を失ってしまい…もっと早くに気づいて薬剤散布できたら良かったのに、気がついたのは先月のこと。残念なことに今年はバラの花数が極端に少ないけれど、このマダム・アルディーはたくさん花を咲かせてくれて良かった!

山屋プライベートガーデンカフェ

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今日は来客があり、久しぶりにスイス料理を作っておもてなし。たまには作らないと腕が鈍るので、ご飯を食べに来てくれるお客さんが来てくれるのは私にとっても嬉しいチャンスです。メニューは自家製梅ジュース、とれたからし菜とカラフルラディッシュのガーデンサラダ特製ドレッシング、ズッキーニのリゾット、トリとキノコの煮込み、キャラメルプディング。
二人ともとても喜んでくれて良かったです。サービス精神旺盛の息子も始終笑顔をふりましていました。

発見しました!

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大好きなパン屋さんから「発見しました!いただきます」とメールが届きました! ん?何かしたかなぁ…と思ったら、添付画像に私の出荷した‘からし菜’!嬉しくて、口元がゆるんでしまいました。いつも、どんな方が買ってくださるんだろう、と気になっています。私のガーデンブーケを手にしている人がいたら、つい声をかけたくなっちゃうし、迷ってる人がいたら、つい気になってしまう。ガーデン山屋の出荷物を通して、思いがけず何人もの方と出会うことができ感謝しています。そして、こんな風にメールを送ってくれる知り合いがいることに、感激しました。出荷準備は時間も手間もかかって大変だけど、こういう楽しみはもう病み付きです。少しでも楽しく美しい商品を並べられるように、これからも頑張ろう、と励まされました。

クレマチス

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ピチセラ系 Betty Corning ベティー・コーニングが家の入り口に次々に咲いています。今年で三年目。ベル型の蕾、小ぶりの花がとても愛らしく、開くと淡いラベンダーブルーの四枚花弁がフワフワとうつむいて咲きます。この時期は道路と家へ出入りする際も、なんだかワクワク!

RAINBOW

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ラディッシュがたくさん採れました!スイスから種を買ってきた五色のラディッシュミックス‘Rainbow’は念願の、あの鮮やかな種袋の写真と同じように収穫でき、誰かにプレゼントしたいくらい。紅白で長細い‘フレンチブレックファースト’も可愛らしい。採れたてのラディッシュは本当にみずみずしくて、買ったものとは比べものになりません。息子もポリポリおいしそうに頬張っていました。ラディッシュ二種類とベビーチンゲンサイ、からし菜二色、うぐいす菜は、直売所に今シーズン初出荷!

モサモサ葉菜類

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最近忙しくて、かまってあげていなかったら、気温が高くなり、ちょうどよく雷雨があったりで、いつの間にか不織布が盛り上がっていました!開けてビックリ。10種類ほどの葉菜類が元気いっぱいモサモサ!二色のからし菜、うぐいす菜(春まき野沢菜のこと。名前が可愛い)、ミニチンゲンサイ、カブの間引き菜など慌てて収穫しました。やはり、以前記事にもした‘バッドグアノ’という数千年前から蓄積されたコウモリの糞の天然肥料が良かったのか、今年は知り合いがしっかり耕運してくれたからか、昨年より生育もよく、甘味が強いような気がします。農業って本当に面白い!自分で育てた農作物がこうして収穫できることに心から感謝しています。

リトルファーマー

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我が家のリトルファーマーは働き者!一丁前に道具を使って、暑くても、雨が降っていても、毎日庭や畑仕事に一生懸命です。「よいしょ!よいしょ!」と呟きながら、立ち止まることもなく…
シュピのお家(家主は全く興味ナシ。)にも「コン!コン!いないねぇ」と言いながら、お邪魔してました。最近、毎日のように雷雨があり、こんな時期に夕立ちなんて、これも異常気象でしょうか。植物は潤い、雑草も抜きやすくなってメリットもあるけれど、雷が大嫌いなシュピは何時間も前から気配を感じるのか、草とりをする私の邪魔をするかのように、ガタガタ震えながら草の上に座ってみたり、脚の間に入ったり、始終ぴったりくっついていました。

初夏を告げる白い花

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以前から、この時期になると山屋の庭に群生している可憐な白い花。てっきりニリンソウだと思っていたのですが、よく見ると葉っぱが違う…さんざん調べた結果、ようやくたどり着きました。
フタマタイチゲ(二股一華)‘anemone dichotoma’
キンポウゲ科の植物につく学名のアネモネとは、ギリシャ語のanemos=風という意味だそうで、たしかに風に揺れるようなイメージがあります。環境省のレッドリストでは「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧類()VUに登録されているとのこと。そんな貴重な植物が庭に群生しているなんて!これからも大事に増やし続けたいと思います。本名はあまり可愛くなかったけれど、草姿は切り花にしてもパーフェクト。大きな葉っぱがクッションになって、ただ束ねただけでも清々しいブーケになります!直売所でも人気があり、よく売れています。一輪咲いた後、また両脇から二本蕾が上がってきて、長いこと初夏の庭を楽しませてくれるこのフタマタイチゲはガーデン山屋の優等生。

LAGOSTINA

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バザーで見つけてしまいました!ゴロゴロと鍋が無造作に転がっている中に、ひときわシンプルなデザインの大きな圧力鍋があるのを。キッチン用品の誘惑には本当に弱い私。圧力鍋は一つあるのに「これだけ大きかったらタケノコや大人数の料理ができる!」などと言い聞かせ破格で買ってきました。家に帰り蓋をとると、年代物(どうやら私が生まれる十年前)の取扱説明書が入っていて感激!説明書によると、イタリア、ラゴスティーナ社の7Lの圧力鍋であること、使い方以外にもラゴスティーナ氏は一生ステンレスと共に過ごし、ステンレスの開発と、その応用に生涯をかけた人であり、企業の収益で世界から留学生を招き、僻地に病院や学校を作って寄付した立派な起業家であったこと、後に世界中で「ラゴスティーナのステンレス」「圧力鍋のラゴスティーナ」と言われるようになったことなどが書かれていて、ますます惹き付けられました。更に画期的なのは、この上ないシンプルなイタリアらしいデザインと、機能的でシンプルな操作方。蓋を取り外す際には、一
枚のステンレス板がしなってまるでマジックのよう。使う度に感心しています。気合いが必要だったタケノコの下処理も楽しく時間短縮!タケノコの煮付けは庭の木の芽をたっぷり添えて…。先日プレゼントしてもらった、お気に入りの陶芸家さんの器にぴったりでした。あまり関心のなかった圧力鍋調理がラゴスティーナの圧力鍋と出合ったことで、一気に世界が広がりました。