ぽたぽた漬け

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甘くて柔らかい、信州のお茶うけの定番‘ぽたぽた漬け’を作るために、塩水に四日間浸した梅を、三日三晩干しています。去年もそうだったけど、この時期はちょうど梅雨真っ最中。案の定、二日目にしてカビがちらほら。慌てて焼酎を含ませたフキンで一粒一粒拭きました。あいにく、明日も曇り&雨マークだけれど、あと一日の辛抱!赤ジソの準備は助手が大興奮で手伝ってくれました。

梅ジュース

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毎年梅の季節には、忙しいながらも何かしら仕込みます。梅酒に、色んなタイプの梅干し…今年は、静岡の友人が収穫して来てくれた梅で梅ジュースに初挑戦!それから、昨年に続き、信州のお茶うけの定番ともいえる、甘い梅漬けを。
梅の実をあっちこっちに投げて遊んだり、なぜか鉛筆にさしてかじってみて、シブーイ顔をしてみたりする息子にも負けず、どうにか仕込みました。おいしくできるかなぁ。

源泉かけ流し

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やっと待ち望んでいた雨が降りました!雨の中、植え付けや収穫をし、直売所に出荷。午後から雨は止んだけど、知り合いに誘われ、午後からふらりと奥飛騨温泉郷への小さな旅をしてきました。白く濁り、湯の花たっぷりの硫黄温泉。原生林の中に広がる16もの露天風呂は最高に気持ちがよく、疲れが吹き飛びリフレッシュ!そして、‘ペット専用温泉’発見!水(雨すら苦手)嫌いなシュピは、溺れたような犬かきを数回した後、岩にしがみつき半身浴?リラックスどころか強ばりっぱなしでした。嬉しかったのは飼い主だけかな… こういう時、短毛は助かります。また夏に行きたいなぁ。

さくらんぼ

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去年、知り合いからいただいた‘さくらんぼの木’に実がなりました!
さくらんぼって、なんでこんなに可愛いんだろう…
雨よけや病害虫予防や、色々大変そうだから、自分で買って育てようなんて思いもしなかったけれど、今年は幸運にも‘ほったらかし農法’が成功したようです。小さなさくらんぼ、息子に食べさせようと採らせてはみたけれど、やっぱり可愛らしすぎて?食べずに遊んでました。木で熟したさくらんぼ、小さくても、とても美味しかったです。

次々に

ゲラニウムとエゴポディウム ゴールドコインとレディースマントル
花が咲いてきています。耐寒性のある宿根草中心のガーデン。ところどころに一年草を植えてあったり、毎年少しずつ顔ぶれが変わりますが、定番の植物たちが咲くと「今年も咲いてくれて、ありがとう」という気持ちで眺めています。
山屋ガーデンで、ピンクの花は珍しいのですが、葉っぱ(寒くなると紅葉する)も、ふっくらとした蕾と可憐な花も可愛らしい‘ゲラニウム(フウロソウ)’、斑入りの葉っぱがさわやかでグラウンドカバーになる‘エゴポディゥム’、販売しているガーデンブーケに入れても人気で、よく名前を聞かれる黄色が鮮やかな‘ゴールドコイン(ラナンキュラスの原種)’、名前のとおり、マントのような葉っぱの形が美しい‘レディースマントル(アルケミラ・モリス)’・・・毎日のように、次々に花が咲き、ブログに載せきれないほどです。バラの蕾も膨らみだし、ガーデンは、どんどん賑やかになってゆきます。

梅雨の晴れ間に

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連日の大雨で、山屋の前に広がる田んぼは増水。田んぼの周りは毎朝のシュピの散歩コースなのですが、用水路から水が溢れ、一部泥水がひどく、ある畑では葉っぱを繁らせたジャガイモやらネギが田んぼのイネ状態で、せっかくのマメのための組んだ支柱も倒れていました。山屋ガーデンは、大きな被害はなかったものの、毎日のようにネズミの仕業(ビニールマルチの下は、暖かいから好むのか、一番高かったトマトやナスの苗が一株ずつダメになったり、カボチャやサニーレタスの苗が丸々一株なくなっていたり)に悩まされています。
今日は爽やかな梅雨の晴れ間となり、直売所納品の帰りにスカイパークまで足を伸ばしました。雨降りだと外遊びもできないから、ヨダレがでるほど嬉しかったみたい。お天気がいいだけで、こんなに清々しい気持ちになれるなんて、お日様の力ってすごい!まだまだ梅雨は始まったばかりですが、心はいつも快晴でいたいものです。

ホワイト+グリーン

タイツリソウ クレマチス・モンタナ

山屋の前庭は純和風の庭になっています。植えてある植物も和風。先日メダカ(三年飼った金魚が室内に入れても冬を越せず…)を買ってきて入れてある小さな池の横には、ハート型の花が可愛らしい‘タイツリソウ’、その奥の木に絡まって‘クレマチス・モンタナ’が咲いていて、緑が引き立て役になり、パッと目に飛び込んできます。半日陰のちょっと暗いイメージの庭に爽やかに見せてくれる白い花や斑入りの葉っぱはなくてはならない存在です。今年は、貴重なササユリ(葉っぱも花も繊細で美しい)の根をネズミに食べられてしまい、見られないのが残念です。

クラフトフェア

ずっと気になっていた‘松本クラフトフェア’。信州に移り住み石窯パンを焼いていた頃は、土日こそ稼ぎ時で、あらゆるイベントと無縁の日々でした。やっと今年、念願叶って見に行くことができました。直売所へ納品するガーデンブーケを作り、納品してからの出陣となったので、着いたころには雨が降り出し、ササっと急ぎ足でひと回り。とても雰囲気のよい‘あがたの森’に作家さんもお客さんも全国から集まる大きなイベントとなったこのクラフトフェアはハンティングの場でもあるようです。厳選された陶磁器、ガラス、皮、木、竹、つる、布、金属・・・様々なクラフト作品が並び、あいにくのお天気といえども大賑わいでした。最近はフリマや掘り出し物探しが多いせいか、さすが作家さんの芸術品はお値段も・・・と目で見て楽しませてもらっていたのですが、ついに最後のほうで、心奪われる出会いが!愛知の作家さんの素朴で美しい焼き物でした。散々迷った末に、わりと良心的なお値段だったので、何を盛っても重宝しそうな小ぶりの器を二つ、今日の記念に(自分に言い聞かせて?)といただいてきました。気に入った器を見ると、ついついそこに盛りつける料理が目に浮かんでしまう。。。今回のは、煮豆とごま和えかなぁ・・・本当のところは、私もこのイベントに参加したかったんです。ただ、今年は気づいた時には、すでに応募締切後で、断念。来年は審査に通るか通らないかは別としても、応募だけはしてみたいと密かに思っています。

まゆ玉紡ぎの実演

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草木染めの染料屋さん

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愛知の作家さんのお店

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自然光でみるとより美しい器たち

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草刈り隊

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直売所の帰りに、ちょっと冒険して通ったことのない道を走っていると・・・左はアルプス、右は斜面に広がる葡萄畑・・・まるでスイスのような景観に感激していたら、可愛い草刈り隊(隊員は4名)を発見し、思わず車を停めて、写真を撮ってしまいました。以前もこういう場面に出くわしたこともあり、彼らが優秀な草刈り隊であることは知っていて、いつか我が家にもヤギが欲しい・・・なんて願望を抱いています。できれば、卵を産んでくれるニワトリも。。。夢は果てしなく湧き出てきます。

キャットミント

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寒い冬を乗り越えた、ハーブガーデンのメンバーが日に日に繁ってきました。この冬は寒さが厳しく、昨年は冬越ししたセージやラベンダーは生き残れず、他のハーブたちも枯れているかのような株を不安気に観察していましたが、信じられないくらいの生命力溢れる新芽をだし、今ではハーブブーケを毎日作れるほど。中でもまめに花を摘んでいれば夏中花を咲かせてくれる‘キャットミント’は優等生。強い芳香はネコのフェロモンのような香りだとかで、ネコが体をすりよせに来る場面を何度か目撃しました。ブーケに入れても愛らしく、キャットミントだけのリースも好きです。一般的な紫の花をつける株は年々大きくなるけれど、珍しい白花の株は(どの花にも言えること)なかなか大きくなりません。今年は花が咲けば、ハーブブーケとなり直売所に並ぶので、株のためには(植物は子孫を残すために栄養を使おうとするので、花や花がらを小まめにとるほうが、株が弱まらない)いいかもしれません。