なんとも信じられない悲惨な出来事が起きてしまいました。戦後最大の自然災害で多くの命が失われ、家や家族を失った方がたくさんいる。避難場所で寒さや空腹と戦っている人がいる。私はあの時、車で外出中で気がつかず、帰宅直後にたまたまタイミングよくつながった母からの電話で事態を知りました。我が家はテレビがないので、ラジオからの情報(怖くて映像を見る気になれなかったのも事実)で想像してはいたものの、現実に起きたことには思えず、翌日になってやっと事実を受け止められるようになりました。数日たち、やっと映像を見る気になり、映画の世界にしか思えない光景に震え上がりました。 現実を知れば知るほど、やりきれない思いです。数日前から給油制限やスーパーの品薄状態にはなっているものの、塩尻は何事もなく、平和ないつも通りの生活をさせてもらえてる今、決して当たり前ではないんだと改めて感謝し、今できることから始めなければ、と考えさせられます。今はとにかく、一人でも多くの命が助けられ、一日でも早く被災地が再び命を取り戻すことを祈るばかりです。
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春はまだかなぁ
軽トラにて
まだまだ冬景色
しばらく東京に行っていました。東京はもう梅の花や水仙が咲いたり、だいぶ春めいて暖かい日も多かったけれど、信州の春はまだまだ先。家から見えるアルプスの雪景色も美しいけれど、春が待ち遠しいです。
ちょっと見にくいけれど、杉の木に囲まれた写真中央が山屋(我が家の屋号)。夏は最高だけれど、冬は寒い!安い小さな薪ストーブは、おままごとのようで(それでも煮炊きには便利)とても家全体は暖まらず、石油ファンヒーターから離れられません。家の中でも帽子や上着が脱げなかったり、真冬は花瓶の水や野菜、調味料が凍ったり、天気のよい日は外のほうが暖かいから、車で出かけたり。
それでも、私はこういう暮らしが好きです。暖炉の火を見るだけでも心があったまるし、囲炉裏で鍋を囲み、友人を招いておしゃべりする贅沢なひととき。
春への思いを巡らせ、今年は畑で何を作ろうか、とか、小さな夢をたくさん描いたり、忙しくてできなかったお菓子や料理の新しいレシピに挑戦したり・・・ささやかだけれど、やることは果てしがない。寒い時はそれなりの楽しみや、やるべきことが待ってます。
2011年兎年
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。皆様にとって素敵な一年でありますように。
さあて、今年はどんな一年になるのでしょう・・・
いつも何が起こるか、どんな出会いがあるかわからない。
だから人生は楽しいんだと思います。私がやるべきことは、しっかりしたアンテナをたて
いつでも身軽に飛びまわれるようにしておくこと。そして、思い描く夢、好きなこと、好きなモノ、心が通い合う大好きな人たちを大切にし、日々の小さな喜びや感謝の気持ちを忘れずにいること。そうすればきっとまた素敵な出会いが訪れるはず、と信じて・・・。
「未知の世界をいつも身近に感じている人は、いつも心が若々しい。人は心が老いるに従って未知の世界の広大さを知ることはできても、それを身近に感じることができなくなるものである」
ある人が本の中で語っていたこと。
私の両親を始め、魅力的に思える人はみな驚くほど心が若々しい。
私もいくつになってもそうでありたいと思います。
山屋餅つき大会
お友達が、ご実家でとれたもち米が沢山送られてきたということで、山屋でお餅つきの提案!もちろん大賛成でイベント実行です。「こんなに小さい子供いて、普通やらないよね〜」と笑いながら、子供たちも興味津々、もち米が蒸し上がるまで、囲炉裏の間であったまり、蒸し上がったら戦闘開始!着込んでおぶられてしっかりつかまって…お友達のおばあちゃんの家から借りてきた杵と臼でぺったんぺったん。4ラウンドも行い、終わったのはもう夜。つきたてのお餅を納豆おろし、あんこ、きな粉、囲炉裏の野菜たっぷり鍋にも入れて…なんとも贅沢な晩御飯になりました。やっぱり杵つきのつきたてお餅は最高!