収穫の歓び

草むしりでも何でも、土や植物に触れる作業からエネルギーを
もらいます。でも、収穫の歓びはひとしお。
山屋の畑では、やっと収穫できる野菜の種類が増えてきました。

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絹さやの草姿は愛らしく、収穫が二つで三つでも切って
お味噌汁に浮かべて、その甘みと歯ごたえに感動します。

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ルッコラは何時の間にかお花畑。
ルッコラの花はアイボリーの可愛い花なんです。

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ベビーキャロットも、驚異の甘みとパリッパリの食感!

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息子も生でポリポリ頬張っています。

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野ネズミに奉仕するか、未熟でも先にとるか。
まだもう少し茎が枯れてくるまでイモを太らせたいところ。
ジャガイモ畑もモグラ穴だらけ!あちこちで野ネズミに
食われていて悔しいから、少しずつ早取りしてます。
シェリー、タワラヨーデル、ジャガキッズパープル。
どれも個性的で美味しいジャガイモたちです。

アールグレイ

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‘金魚草’というと、赤や黄色の金魚みたいな派手な花がぞろぞろ着く一年草。
実はちょっと苦手な花ですが、今年の春見つけた宿根金魚草には一目惚れ!
もともとシルバーリーフ‘銀葉’には弱い(好きという意味)私。
その銀葉にアイボリーの花、なおかつ匍匐性の草姿、
(写真は前のもので、今はもっとこんもりと茂っています。
山屋の春の寄せ植えに欠かせないブラックのネモフィラとの
相性も抜群です!)
その名も「アールグレイ」なんて、衝撃的な出合いでした。

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ゴマノハグサ科で宿根耐寒温度は−10℃とのこと。
塩尻での冬を越せるかどうか…

唯一の欠点は折れやすいところですが、
まさにアールグレイの甘い香りの花にうっとりしています。

梅雨空

日曜日の夜から昨日の午後まで降り続いた雨。
前回の雨では期待していたほど潤わなかった畑や庭には
恵みの雨となりました。
人間にとっては、ジメジメ多湿で、寒いような暑いような、
体調管理が難しい時期。みなさまもお気をつけくださいね。

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今ちょうど満開のバラにとって、この雨は大敵。
花が茶色く変色してしまいます。そもそも日本の高温多湿の気候
でのバラ栽培は、病害虫との戦いであり、ちょうどいい咲き頃に
雨に当たり残念なことになってしまいがち。
雨の前には思い切って花だけを摘み、水に浮かべて楽しみます。

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以前、知人からいただいたバラ苗。
名前が不明で、あちらこちらの図鑑をみて調べていますが、
コレだ!と確信できるものがまだ見つかりません。
蕾は白、何時の間にか咲いていくうちにアプリコットの幾重
にも重なる花弁が素晴らしく、クオーター(中心が4つに別れる)
咲きになります。もう少し、検索してみたいと思います。

バラ香る6月のガーデンブーケ作り

6/4(日)の山屋ワークショップのようすです。

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ウェルカムドリンクは今年最初のエルダーフラワーシロップ。

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早朝から焼いたパン3種。

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アスパラガスとカリフラワーのポタージュ

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山屋のとれたて有機野菜たっぷりのニース風サラダ

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以前取材を受けた『生活芸術家』出版社の方々が
東京からレンタカーで来てくださいました。

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先ずはガーデンのご案内から。ミント摘みも体験していただきました。
25種類以上のバラの中から、サマースノー、ホワイトメイディランド、
グラハムトーマス、コレッタなどをブーケ用にチョイス。

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瑞々しいグリーンをふんだんに使ってのブーケ作り。
男性もいらっしゃいましたが、みなさまとても上手でした。

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心配だったお天気も暑すぎず、薄曇りだったのが、
植物にも植物にも優しくちょうど良かった。

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お洋服にもピッタリ。よくお似合いだったので、写真撮影会に。

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デザートは定番のカラメルプディング。

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こちらは6歳の息子の作品。

フタマタイチゲ

フタマタイチゲ、終盤です。

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フタマタイチゲ(二股一華) 
Anemone dichotoma
キンポウゲ科イチリンソウ属 ・多年草
二股に分かれた枝先に白花をつけることが名前の由来。
一見、花のように見えるものは5~6枚の白い萼片。
草丈40-60cm。葉は三深裂して二枚づつ対生につく。

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暮らしに寄り添うハーブたち ×Michishita Café

【暮らしに寄り添うハーブたち】全2回(6/12,6/26)

第1回:ハーブのお話とフレッシュハーブのブーケ作り

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●日時:6/12(日) 13:30〜(1時間半程度)
●定員:8名様
●持ち物:500mlペットボトル空き容器(ブーケを入れて持ち帰ります)
●参加費:3500円
*最後にハーブティーとスィーツのサービスがあります。

場所:Michishita Cafe Laboスペース
[お問合せ&お申込]
Michishita Cafe 
0263-87-3926
michishitalabo@gmail.com
お名前、ご連絡先(必ずご連絡のつく携帯&メールアドレス)をお知らせください。
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第2回:ハーブを日々の食卓に!

スイスのファームステイ時代に習った簡単なおもてなし料理や、我が家で作っている
一皿など、フレッシュハーブを気軽に使えるお料理をご紹介します。
「お料理やお菓子作りを教えてほしい」というご要望がありつつも、なかなか実践に
至りませんでしたが、今回ミチシタさんに嬉しいチャンスをいただきました。
「ハーブは庭にあるけど、活用法がわからない」「どう料理に使うかわからない」など
ハーブのワークショップのたびに、そんな声を聞きます。せっかく日本でもここまで
ハーブが身近なものなってきたのだから、もう一歩!
日本のハーブであるシソやショウガのように日々の食卓に、西洋のハーブも活用できる
ようなヒントをお伝えしたいと思っています。

ワークショップ形式でお料理を教えるのは初めてなので、至らぬ点も多いと思いますが
皆様のご参加お待ちしております。

*6/26(日) 10:30〜 (参加費 4500〜5000円程度)
皆さんに協力していただきながら調理したものがランチとなります。
メニュー・詳細は後日お知らせします。

2回通しでなくてもどちらか一つのワークショップのご参加も可能です。

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バラ香る6月のブーケ作りとガーデンランチの会

山屋の庭では、バラがちらほら咲き始めました。
とれたての野菜中心のガーデンランチを楽しんだ後、
バラ香る6月のブーケ作りと、お庭のご案内をいたします。

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【バラ香る6月のブーケ作りとガーデンランチの会】

●6/4(土) 12:00〜 2時間程度
●お一人様 4000円 (とれたて野菜の山屋ランチ込み)
●定員6名様
●場所: 塩尻市宗賀 (お申し込み頂いた方に詳細お知らせします)
●お天気がよければ、ワークショップ、ランチ共に屋外で行いますので
汚れても良い靴、帽子、温度調整できる服装などご準備ください。

*我が家には小型犬(ジャックラッセルテリア)がおりますのでご了承下さい。
*申し訳ありませんが、お子様連れのお客様はご遠慮ください。

お問い合わせ・お申し込みは
Mayu.Yamamura@garden-yamaya.com (全て小文字に直して入力してください)

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昨年の様子

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5月のガーデン

やっと芽が吹き出したと思ったら、みるみる葉っぱが茂り
山々も、山屋の庭も濃淡のグリーンの世界が広がる5月。
そんな5月の庭の様子です。

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時を忘れるグリーンの世界への扉。
生育旺盛なホップの蔓が生い茂るアーチを抜けると、
ラズベリーやフタマタイチゲがお出迎え。

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ハーブガーデンは、葉っぱだけでもブロンズ、ライム、斑入り…
と変化に富み、香りもそれぞれが個性的。
ストロベリーポットのキャットミントも愛らしい。

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塩尻では、冬の厳しい寒さで素焼き鉢が割れてしまう事も多い。
それでも、このコンテナはヒューケラや二色のキャットミントが
毎年律儀に出てきてくれてます。

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ワイン色の葉っぱヒューケラ(ツボサンゴ)は大好きな植物のひとつ。
寄せ植えでもガーデンブーケでも、存在感がありながらも、まわり
を引き立ててくれます。シックなフレンチラベンダーとの相性も◎

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オオデマリと似ている‘ビバーナム スノーボール’は
オオデマリより枝や葉が柔らかく、繊細な雰囲気です。
西陽のライトアップでより一層美しくなる植物たち。
夕方の庭のひとまわりは、一日の疲れを癒し、朝一番の
夜露をまとった庭のひとまわりは、一日のエネルギーを
私に与えてくれます。

五月半ば

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家の周りの田んぼに水が入り、田植え風景が見られるこの頃です。
山や森の緑が日に日に濃くなり、エネルギーに満ち溢れています。

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我が家の畑では、やっと第一号のラディッシュやサラダに使える葉っぱ類
が収穫できるようになりました。
夏日になることもあり、待ちに待った、とれたて野菜のガーデンサラダが
美味しい季節!

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リトルファーマーも収穫の喜びを味わっています。

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庭の植物たち

今年のゴールデンウィークも、長いようでいてあっけなく過ぎてゆきました。
とはいえ、トータル10日間。10日もあると植物たちが刻一刻と変化して、
庭の眺めも毎日違う表情です。

ブログ更新も、すっかりご無沙汰してしまいましたので、ちょっと振り返る
つもりで、遡ってみたいと思います。

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前庭のティアレア。切れ込みが美しい個性的な葉っぱとは
裏腹に、可憐なうすピンクの花が愛らしい。

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ダブルのクリスマスローズ

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チューリップ‘スプリンググリーン’

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うっかり見落としてしまいそうなグリーンのムスカリ。

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フルーツガーデンの姫リンゴ。ちょっとお花を頂戴して。
果物や野菜の花の美しさは、育てている人にしかわからない贅沢。