ラディッシュがたくさん採れました!スイスから種を買ってきた五色のラディッシュミックス‘Rainbow’は念願の、あの鮮やかな種袋の写真と同じように収穫でき、誰かにプレゼントしたいくらい。紅白で長細い‘フレンチブレックファースト’も可愛らしい。採れたてのラディッシュは本当にみずみずしくて、買ったものとは比べものになりません。息子もポリポリおいしそうに頬張っていました。ラディッシュ二種類とベビーチンゲンサイ、からし菜二色、うぐいす菜は、直売所に今シーズン初出荷!
「ガーデニングと畑仕事」カテゴリーアーカイブ
モサモサ葉菜類
リトルファーマー
初夏を告げる白い花
以前から、この時期になると山屋の庭に群生している可憐な白い花。てっきりニリンソウだと思っていたのですが、よく見ると葉っぱが違う…さんざん調べた結果、ようやくたどり着きました。
フタマタイチゲ(二股一華)‘anemone dichotoma’
キンポウゲ科の植物につく学名のアネモネとは、ギリシャ語のanemos=風という意味だそうで、たしかに風に揺れるようなイメージがあります。環境省のレッドリストでは「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧類()VUに登録されているとのこと。そんな貴重な植物が庭に群生しているなんて!これからも大事に増やし続けたいと思います。本名はあまり可愛くなかったけれど、草姿は切り花にしてもパーフェクト。大きな葉っぱがクッションになって、ただ束ねただけでも清々しいブーケになります!直売所でも人気があり、よく売れています。一輪咲いた後、また両脇から二本蕾が上がってきて、長いこと初夏の庭を楽しませてくれるこのフタマタイチゲはガーデン山屋の優等生。
モンタナ
大好きな花、クレマチス・モンタナが今年も見事に咲き乱れています。暗くなりがちの半日陰の日本庭園にパッと光が射すように明るくなっています。 クレマチスの原種であるモンタナは、その可憐な姿が風情があります。クレマチスの語源はギリシャ語のclema=つるからきているそうで、イギリスではバラがキングで、クレマチスがクイーンと呼ばれるほど親しまれているとか。たしかに短大時代にイギリスのガーデンデザイン研修でまわったいくつもの庭では、何種類もの見事に絡んだクレマチスがレンガづくりの家やアーチに絡み、素晴らしい風景だったのが印象に残っています。我が家のモンタナ以外のクレマチスもそろそろ咲きそうで楽しみ!梅雨に入る前の爽やかないい季節です。
山屋流ガーデン
山屋のガーデンはきちんとしたプランやデザインはありません。ほしい!と思う植物と出会ったら、買ってきて「さて、どこに植えるかな」と悩んだりすることもあれば、ここにはアレを植えたい!と閃いて、やっと見つけて買ったり、頼んで仕入れてもらったり。短大で学んだ知識やこれまでの経験から、花の色、形、花期、高さ、カラーリーフの効果的な使い方など配慮し、花が途切れることなく、統一感のあるガーデンを目指しています。信州の冬の寒さに耐えるものを選ぶことも重要なポイント。それでも、好きな花は一年草と割りきって、寒さに負けてしまうものでも植えています。先日も記事にした‘スノーボール’はグリーンから白に変化すると共に、大きく重みも増して、更に輝いています。山屋では唯一の山吹色の小花‘ゴールドコイン’は満開で、切り花としても直売所に出荷中。そして、このゴールドコインの引き立て役となっている(山屋では大活躍!数ヶ所に群生し間引くほど。雑草防止にもなる)‘エポコディウム’はセリ科の斑入り植物。美しい葉っぱは
水あげが悪くて切り花に向かないのが残念ですが、ニンジンに似ている花は切り花にもなり素敵です。ゴールドコインやバラ、すみれなどとのコントラストはとても気に入っています。五年目のガーデン。今年こそは植栽図を作りたい!
犬ニモ負ケズ
クロバナフウロ
タイムのリース
畑あらし
―目の前の快楽は苦労を招くが、目の前の苦労は必ず幸福につながる― 先日、運転中にラジオのゲストが言ったコトバが心に残りました。それは生活水準より国民の幸福度を高めることに重きをおくブータン王国についてがテーマでしたが、日常の些細なことでも同じような気がします。そんなことを考えながら、お隣さんがお裾分けしてくださった‘松本一本ネギ’の苗を植え付けていた今日。畑が大好き小さな助手たちは何度注意しても、不織布をかけた芽がでたばかりの畝の上に行くし、本人はお手伝いのつもりでも、イタズラばかり!いつの間にか植えたばかりのネギ苗を何十本も抜いたり、踏みつけたりしていて愕然!その後はスイスのような裏のキャベツ畑の農薬散布を離れた位置から監督し、植え終わった空のポットに土をいれ…農作業も子育ても根気が必要です。まずは、種をまき、苗を植えないことには何も始まらない!明日は豆類とニンジン数種を蒔かなくちゃ。