2015オリジナルカレンダー製作中。
文字のひとつひとつ深みがある活版印刷。
そんな活版印刷のカレンダーを入手できたので、山屋で撮影した写真だけを
12枚使って、かなりアナログなカレンダーを作っています。
限定10セットほどですが、マルシェで販売する予定です。
写真の一例
こちらは、さらにアナログな世界に一枚だけの家用カレンダー。
モノトーンカラーの色鉛筆で12枚の絵を描いてくれました。
三連休最終日、やっと晴れました!
朝起きて雨や曇りだと、自分で気合いを入れないといけないけれど、
やっぱり、朝日からもらえるエネルギーはとても貴重。
まるでお日様に誘われるように、自然と体が動き出して、身も心も軽やか。
今朝は、いつもより長く犬の散歩をしながら、しばしの間大好きな秋色の世界
を満喫しました。
スイスでは、どこもかしこも絵になって、つい写真を取り過ぎてしまうのに、
日本では「あの看板がなければ…」「あの家がなければ…」と、風景写真を
撮る時には、いつも苦労します。
このオレンジ色のミラーは、紅葉とならいいかなぁと思って撮ったけれど、
ミラー裏面がやけに目立ってしまい、残念でした。
我が家の大きな柿の木。
昨年は開花期の遅霜で実がなりませんでしたが、今年は‘生り年’のようで、
たくさん実をつけています。ここ数日で一気に葉っぱが落ち、絨毯に。
今日は脚立も揺れるほどの強風の中、やっとのことで20コほど収穫しました。
上の方は鈴なりなのに、大きな木だから届かないのがもどかしく、電信柱の
工事の車両を借りたいくらいです。
張り切って収穫してくれた息子は「柿食べたーい」と嬉しそうなのに、
何を隠そう、この柿は渋柿。すぐに食べられないのが悔しい!
*お知らせ
只今、松本・中山の松川パン商店さんにて、秋のリース数点を展示販売中。
パンがより一層美味しく感じるこの季節。秋のリースもお店に似合います。
松川さんの美味しいパンを買いに行ったついでにご覧いただけたら嬉しいです。
10/19に山梨県白州の‘名水公園ベルガの森’にて開催された「森カフェ」。
紅葉が始まり、秋晴れのお天気のもと、森の木々に囲まれての出店は気持ち
が良く、つくづく野外でのイベントが好きだということを実感しました。
短大の頃からパワフルで、やりたい!と思う事は全て実現させる力を持って
いた友人が森カフェの実行委員長。彼女も大好きなハナレグミを呼んでしまう
なんて、さすが!!「今までで一番最高の森カフェだよ」と胸を張っていた
通り、星が輝く夜の野外ライブは寒さも吹き飛ぶほど素晴らしくて。
友人に感謝の気持ちと、そんな友人がいる事を誇らしく思った日でした。
短大の同期数人や先輩、後輩も各地から集まり、卒業依頼の再会だった人も
いたけれど、みんなあの頃のままで時が戻ったようでした。
森カフェの今年のテーマは「世界をかえる一日」。
出店者もお客様も、マイバック、マイ箸、カップ、器持参のイベント。
こだわりのおいしいフードやお菓子を販売しているお店やディスプレイに
こだわるお店も多くて、とても雰囲気が良かった。
また時間の開催を楽しみにしています。
これから一気に紅葉が進み、深まる秋。
ベルガの森は豊かな自然と名水に溢れ、紅葉した木々と一面の苔の絨毯
にうっとりしてしまいました。ゆっくり、ピクニック気分で訪ねたい場所。
10月は、ハーブがらみのことが続きました。
まずは、塩尻から松本へ向かう山麓線にある図書館‘中山文庫’でのハーブ講座。
あいにくの雨模様でしたが、晴れていたら素晴らしいロケーションの中山文庫。
こじんまりとした図書館と昔使われていた、レトロな中山文庫バスが可愛くて、
ファンになってしまいました。
我が家のハーブたちを連れて、ハーブについての話や利用法、楽しみ方などを
お話した後、好きなリバティの布とリボンを選んでいただきサシェを作り、
おまけでバスボールも作りました。ハーブの香りに包まれながらモノづくりを
楽しみ、最後にハーブティーを飲み、皆様リラックスできたようで良かった。
連休には、東京・青山のARTS&SCIENCEの食堂で行われたLABORATORIOの
出張マルシェに商品だけ参加させてもらいました。
フレッシュハーブを触っていると、本当に幸せな気持ちになります。
フレッシュブーケガルニはFISHとMEATの二種類をご用意。
パセリ、イタリアンパセリ、オレガノ、マジョラム、タイム、ローリエ、バジルに
お魚用はフェンネル、フレンチタラゴン、お肉用はローズマリーとセージをプラス。
作っているだけでも満足してしまう作業で、青山のスタッフさんやお客様にも喜んで
いただけたようで、何よりでした。
10/19(日)は白州・尾白の森名水公園べるがにて開催されるもりカフェに出店します。
短大時代の友人が主催するこのイベント。
前回、東日本大震災後のチャリティーイベントとして開催した時に出店しました。
ところで、塩尻の明日明後日の予想最低気温は-1℃〜0℃!
白州の森の中でのマーケットはちょっと寒そうですが、私が大好きなアーティスト
‘ハナレグミ‘の夜の野外ライブもあり、最近生音に飢えている私にとっては、何とも
嬉しいイベント。寒さに負けず頑張ります。
盛りだくさんのマーケットあり、当日券も若干販売される野外ライブもあり。
エコバッグ、マイ箸・器持参のイベントです。
一緒に豊かな時間を過ごしませんか?
皆様のお越しをお待ちしております。
原村高原朝市全体の様子をアップする前に、2014年の朝市は終わってしまいました。
7月半ば〜9月末まで、長いようでいてあっという間の朝市シーズン。
9月に入ると、どんどん寒くなって日の出も遅くなり、お客様も少なくなってきて
寂しげになってゆくのですが、逆に出店者は残り少ない朝市を惜しみなく楽しく終え
ようと、内輪同士で買い物をしたり、おしゃべりをしたり、コーヒーやサンドイッチ、
みなさんの差し入れ、寒い日にはキノコ汁などを囲んで盛り上がりました。
最終日の煮込みうどんの振る舞い
この森の中の雰囲気が最高なんです。
木工作家さんの可愛いお店では、友人の出産祝いにベビースプーンを。
いつも美しい仕事をされているスィートグローブさんのお菓子は
上品で美味しい。
夏は枝豆、秋は原村でとれたキノコが売りのお兄さんの店。もちろん松茸も
私の店でいつも飾っているお気に入りの写真は
スペイン・マドリードの植物園で撮ったもの。
秋の紅葉と少年達の姿に心打たれて。
9月のガーデンブーケはダリアやジニアが主役。
お客様が嬉しそうにブーケを抱えていると、
こちらもとても嬉しい気持ちになります。
毎年欠かさず育てている‘ダリア黒蝶’は別格。
朝市も今年が5年目。
まだベビーキャリーに入った6ヶ月だった息子も4歳になり、お客様
や出店者さんからも「大きくなったねぇ」と声をかけてもらえます。
私が体調不良だった時も「お客さんが来たら大変じゃないか!」と
せっせと朝の4時頃からリースを作ってくれて、ほぼ毎週末の早起きも
いつも自分から機嫌よく起きてきて、行く気満々!協力者に感謝です。
次回は11月の終わり〜12月に同じく朝市広場で開催される「星空市」
に参加予定です。詳細決まりましたら、またお知らせします。
この夏、15年前に暮らした場所を訪ねました。
女性オーナーの素敵なドイツ式のご自宅が二世帯住宅になっており、
短大を卒業してすぐにそこに住み込み、庭、農場管理や農家さんへの切花集荷、
ドライフラワー製造、アレンジやリース製作、清里店と吉祥寺店の業務、写真
撮影など…様々な仕事をさせてもらう中で多くのことを学びました。
そのオーナーは短大の大先輩なのですが「あなたと私、二卵性双生児ね!」と
言われるほど感覚や考え方が似ていて、15年経った今でも私もこんな風になりたい
と憧れつづけている存在です。
オーナーの宣言通り、惜しまれつつも吉祥寺店に続き清里店を閉店、週末のみの
営業だったむーあん空峠も閉めて今後は悠々自適に暮らすつもりだったそうですが、
息子さんがお店を継ぎたいということで、とてもいいかたちでバージョンアップ
していました。息子さんの鉄の作品、お二人のドライフラワーのリースやアレンジ、
写真も美しいブログにネット販売、ガーデンも素晴らしく、改めてむーあんの世界
に感激!自分がお世話になった場所が、こうして輝き続けていてくれること、憧れ
続けていられること、幸せに思います。
ドイツに住むオーナーの親友(こちらも短大の大先輩)が、
蚤の市などで買い付けたモノを、毎月船便で送ってくれます。
昔からアンティーク好きな私は毎回届くのが楽しみでした。
ここに住んでいた頃も、よくこうして写真を撮っていました。
写欲を駆り立てる場所があちらこちらにあって。
独創的なドライフラワーの魅力を世の中に広め、
ダイナミックな作品づくりやヨーロッパのアンティークと
ドライのディスプレイ、自然体のガーデン…
むーあんが創り出す世界に皆惹きつけられてゆきます。
自然と親しむ暮らし、摘みたての花、農家さんの新鮮な花で
作るドライフラワーとリースやアレンジ、アンティーク、
花を生け、お客様をもてなす素敵なディスプレイと庭…
今の私の原点がココにはあります。
決して遠くはないのに、15年も年月が経ってしまいましたが
今回の再会は色んなことを再確認できた貴重な時間でした。
むーあん空峠店むーあん空峠店
●営業日 日・月曜日のみ
●営業時間 10:00~17:00
●冬季休業 1月~3月
● 店舗所在地 〒408-0033 山梨県北杜市長坂町白井沢3573-180
Tel・Fax 0551-32-6976
ここ数ヶ月は毎週末原村朝市やマルシェに出店していたので、ワークショップが
できずにいましたが、ちょうど熱心な生徒さんからの依頼を受け、秋分の日に、
3名でリース作りのプライベートレッスンを開催しました。
ちょっと前は20℃以下の日もあったので、屋外でやるには肌寒いかなぁ、と心配
していたら、この日は25℃の素晴らしい秋晴れ。もう屋外で過ごせる日もわずか
なので、ガーデンでのリース作りを楽しみました。
実はこの日、来春出版する本の取材もあり、山屋の暮らし、ガーデンランチ、
ワークショップの様子など撮影がありました。
お天気が良くて本当に良かった!
私のワークショップでは、「楽しく作ること」に重きを置いています。
ひとつひとつ細かくお教えして、全員が同じように作ってもつまらない。
大まかな作り方やポイントだけ説明して、あとは個人の好きなように
作っていただいた方が、出来上がりが楽しいし、同じ材料を使っても、
こんなに違うんだ!と最後に見比べるのも楽しみのひとつです。
庭にホップを植えてから今年で三年目。
今年も見事な穂をたくさん実らせてくれました。
我が家のグリーンカーテンでもあるのですが、年々株が太っていくのか、
ものすごい勢いで新芽をだし、蔓を巻きつけ二階まで生い茂っています。
それもそのはず、ホップの学名の由来は‘小さなオオカミ’からきており、
ホップ蔓が他の植物に巻きついて締めつける様子を、オオカミが羊を襲う
オオカミみたとえているのだそうです。
日本では「ホップ=ビール」を連想するかもしれませんが、先日図書館で
借りてきた素晴らしいメディカルハーブ図鑑によれば、消化不良、神経過敏、
不眠症、更年期障害などに効果のあるハーブ。古代ローマ人はホップの若芽
をアスパラガスのように食べたそうです。新芽や穂も、ハーブティーに。
また、もともとホップがビールに加えられたのは、天然の防腐力のためで、
後に苦味と爽快な味わいがビールに欠かせないないものになったとのこと。
この夏は、たくさんホップのリースやキャンドルアレンジを作って、朝市で
販売しました。鮮やかなグリーンの穂が垂れる蔓が、本当に魅力的です。
気分を和らげ穏やかにする効能もあり、
乾燥させたホップを詰めたサシェを枕の下に入れるとよいそう。
不安や精神的不調を引き起こすこともあるポルフィン症だった
英国のジョージ3世(アメリカを失った王)は、ホップを詰めた枕で
寝ていたという。
東京・神田駿河台のブックカフェ‘エスパス・ビブリオさん’と、山屋での
ラムズイヤーのリース作り、終了しました。
「子羊の耳」ラムズイヤー。使用するのは100枚以上の葉っぱや花穂。
フワフワの感触にうっとりしながらも、皆さま黙々と集中して仕上げて
いらっしゃいました。
エスパス・ビブリオさんでは、毎週金曜日の夜だけワインバーを営業。
厳選されたワインとお料理が楽しめ、お客様にとても好評だそうです。
普段は、カフェをしながら素晴らしい蔵書たちを手にとり、ゆっくりと
すごすことができます。
山屋では、お庭からラムズイヤーを摘むところからスタート。
実際に生えているところを見ていただけると、更に愛着がわきます。
自家製梅ジュースに、ラズベリーとミントを浮かべて。
今回のデザートは、塩尻産アンズのタルト。
今しか味わえない大好きな甘酸っぱいアンズ。
スイスでもこの時期にタルトやジャムを作ったことを思い出します。