Weihnachten②

食後は、いよいよもみの木のキャンドル点灯。

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以前は、私が滞在しているこの家でも立派なもみの木を飾りました。
エリカ(お母さん)と一緒に車でもみの木農家まで買いに行って選んで、
映画などで観た憧れの本物のクリスマスツリーに大感激したのを、
憶えています。飾り付けも片付けも私の仕事。あれから約10年。
きっと、今は研修生もおらず、様々な事を簡素化しているようです。

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メガネをかけているのが長女のユディット。
まるで女優さんのような美人三人姉妹。
みんなとても優しくて、家族のように接してくれます。

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恒例のクリスマスソングの時間。
次女の長男ティムが習っているアコーディオンで伴奏してくれて、
とっても素敵でした。長女のダンナさんが作った歌詞カードの冊子片手に
4,5曲選んで歌います。家族でこういう時間を持つのが本来のクリスマス。

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実は、到着二日目の息子は、まだ時差ぼけ真っ最中。お昼寝したと思って、
そのまま車に乗せて来たのですが、起きる気配ナシ。しばらく車で寝かして
おいたほうがいいと皆で判断しました。この辺りから、連れて来たら大荒れ
で、しばらくは大変でしたが、記憶の片隅に、この景色とクリスマスソング
が残っていてくれたら嬉しいな。
この後、もみの木の下に飾ってあるプレゼントの包みをそれぞれ交換して、
大人も子どもも、笑顔いっぱいの時間。壁や窓に貼れるお正月ステッカーや
タコ、綺麗な便箋など、私たちも全員へプレゼントを渡しました。

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以前、直売所のディスプレイを頼まれた時に、地下室から運び出してきた
この素敵な陶器。これは昔ベリー類などのフルーツを冷凍保存できなかった
頃のスイスの人の知恵で、RUMラム酒 TOPF鍋 フルーツと同量のお砂糖と
ラム酒をたっぷり入れて置いておくと、まるでコンポートのようなラム酒漬
のフルーツ保存食として長期に渡って食べる事ができたようです。
私が地下室からひっぱし出してきたものが、こんなふうに活用されたことが
嬉しく、またひとつスイスのことがわかって嬉しいです。

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スイス人は女性男性もよく食べる!
いちいちコメントし、時には口論になったり真剣に批評して、
よくしゃべり、よく食べるのがスイスの食卓風景。
デザートもこの通り。ダブルアイスにラムトップフをたっぷり。

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それから、クリスマスに欠かせないクッキー各種。
研修時代は11月からの主な仕事がこのクッキー作りでした。
日本のおせちみたいなもので、家族みんなお気に入りの、絶対食べたい
クッキーがあって、それら10種類以上を毎日のようにせっせと200枚位ずつ
焼いて、缶にいれて、今は使用してない扉付き暖炉の中に(適度に涼しい)
しまっておくんです。お菓子の缶が山積みになり、そこから少しづつ毎回
キレイに盛り合わせて、12月からは毎回お茶や食後の時間に食べるんです。

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仕事の都合でクリスマス前にスイス入りできなかったのがちょっと残念でしたが
なんとかクリスマスに間に合って良かった。2015年のクリスマス、とても素敵な
思い出が残りました。

Weihnachten ①

12月25〜27日はクリスマス休暇。
25日の夕方は、車で30,40分の長女の家に招待されました。

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窓の外には、大きなオレンジ色の満月。
空からの素敵なクリスマスのプレゼント。

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大人10名、子供6名の一家団欒クリスマスの夕食会。
こどもたちも大はしゃぎ!

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フレッシュのもみの木に、思わず笑ってしまうオーナメント発見!

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スイスの家は、どこもキッチンが素晴らしく機能的で美しい。
いつも憧れます。

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大きな牛肉のパイ包み焼き

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大人は大人同士、子供は子供同士のテーブルでそれぞれ楽しむ。
そんなところが、日本とヨーロッパの違いだな、と感じます。

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日本じゃ、なかなかそういうわけにもいかないし、大人はつい
子供のことが気になり、思い切り楽しむことは難しい。
大人同士、子供のことは目に入らないぐらい、熱心に語り合ったり、
とにかくこちらの人はよくしゃべる。コミュニケーションの大切さ、
重々感じてます。

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付け合わせのジャガイモのグラタンと、この家で生産された
緑鮮やかなNüsslisalat(マーシュ)も絶品でした。

SWISS 2015/2016

強行スケジュールの中、無事にスイスのファームステイ先にたどり着きました。
23日の夕方からやっと荷造りを始め、深夜に実家へ移動。24日の朝6:30に出発し、
8:30に成田空港に到着。10:30ルフトハンザ航空の飛行機でドイツ・フランクフルト
への空の旅約12時間。機内は満席。

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フランクフルトで、小さな飛行機に乗り換え、今度はガラガラでした。
日本人は私たちだけ。飛行時間35分と、塩尻ー松本の車での移動並。
ちょうど夕暮れ時で、空には満月も見え綺麗でした。

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フランクフルト空港の、素敵なカフェ。

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クリスマスイヴのスイス・チューリッヒ国際空港。

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空港内にはたくさんショップがあり、ラッピング専用カウンターが
特設されていて、行列!
可愛い古いソリのディスプレイも素敵。

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チューリッヒから、ニーダービップの農家までは1時間。
息子を連れて行く時は、いつも空港まで車で迎えに来てくれるのですが、
今回はクリスマス休暇前で(大晦日の販売みたいに)直売所が大忙しなのと、
次女ファミリーも、兄弟の家に招待されていて、迎えに来れないとのこと。
幸いクリスマスで、駅も電車もガラガラで荷物も座席も特等席がとれたので
良かった。満月が見守る中、急行列車は進み、機内で3時間しか寝なかった
息子はぐっすり。それでも、到着が近づき起こすと、リュックとトランクを
持って、しっかり歩いてくれました。
家に着いたのはスイス時間19:30(日本では翌日03:30)長い長い旅でした。

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2015最後のマルシェ

先日日曜日は今年最後のマルシェ。
毎月出店させていただいている松本LABORATORIOさんでの屋外マルシェでした。

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すっかり庭は冬景色なので、仕入れたお花でブーケを。

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魅力的なラナンキュラスを発見しました。
こういう個性的な花が好きです。

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冬の寄せ植えたち。

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今年は12月の第三日曜日が20日ということで、ちょっとクリスマスには
間際過ぎるし、お正月には早いような気がして悩みました。
クリスマスに飾れるキャンドルアレンジやフレッシュリース、
クリスマス限定、森の香りのサシェ(モミなどの針葉樹入り)のほか、
お正月飾りや冬の寄せ植え、カレンダー、リストウォーマーなど。

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マルシェ用にワンサイズ小さなフレッシュリース。
ワイン色をポイントに、シックに仕上げました。

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アルパカのリストウォーマーと森のサシェをお母様へのクリスマスプレゼント
にすると、買ってくださった常連さん。とても嬉しかった。

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よく、巨木の下にバラのような木の実が落ちている、ヒマラヤスギの実。
普通、大きな松かさの下からハラハラ花びらのように落ちていて、
頂点部分がちょうどバラのように残るんですが、友人が原型を入手した!
と持ってきてくれました。地上から見上げるより、ずっと丸っこくって
可愛らしくて感激しました。

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今年の11,12月は今まで以上にただただ慌ただしく過ぎてゆき、残り一週間。
とても信じられません。
実はクリスマスイヴ〜スイスの家族(ファームステイ)からお手伝いを頼まれ、
息子を連れて、しばらく行ってくることになりました。
ブログもアップできるといいのですが、状況がわからないので未定です。
いずれにせよ、皆さんに冬のスイスの暮らし、風景を感じていただけるように
努力しますので、どうぞお楽しみに!

12月の日曜日の朝ごはん

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畑で芽キャベツができていました。
今年は異様に暖かかったので、諦めかけていた山屋の野菜たちも
思いがけず年内に収穫できました。
中はギュッと詰まっていて、黄色くて、お菓子みたいに甘い。
大好きな野菜の一つが、こんな風に食べられて幸せに思います。

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玉ねぎ、セロリ、ジャガイモ、カブ、人参、パプリカ、それに芽キャベツ。
氷点下6℃の朝の充電ミネストローネ。
冬の山屋では、灯油ストーブが最高のキッチンです。
Risoというお米みたいなマカロニに味がしみて美味しいこと!

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さらに。
松川パン商店さんの土曜日限定ルヴァンがあれば文句なし。
皮のパリパリと香ばしさ、天然酵母で発酵させたもっちり生地が絶品。
思わず、ジャムもバターものせずに頬張ってしまいがち。
そんな美味しいパンに、ふわふわのオムレツと寒ちぢみホウレン草のソテー。
寒さに負けない幸せな日曜日の朝ごはん。

2016 山屋カレンダー

明日12/20(日)は、今年最後のマルシェ。

・LABORATORIO (松本) 11:00-15:00頃
クリスマスの食卓やお部屋をちょっと楽しく飾りませんか?
クリスマスらしいものに加えて、好評のお正月のお飾りも
ご用意して、みなさまのお越しをお待ちしております。

そして、20組限定の山屋オリジナルカレンダーも、
いよいよ残り数点!
明日のマルシェで最後になりそうです。

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全て自宅で撮影した、毎月四季折々の写真が楽しめます。
付属の卓上のフレームに入れ替えてお使いください。
お気に入りの一枚をぜひ見つけてくださいね。

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クリスマスアレンジ × MIchishita Cafe

12月の第一日曜日。松本・神田のミチシタカフェさんにて
クリスマスアレンジメントのワークショップを行いました。

今回は、午前と午後、二種類の作品作りに挑戦。
どちらも皆さんに楽しんでいただけたようで、充実していました。

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午前の部:ベーシックなキャンドルアレンジメント作り

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ディスプレイ用のナチュラルリース

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置くタイプのフレッシュリース。キャンドルが似合います。

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今年は実物を充実させました。実物って何だかワクワクするんです。

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昨年も、このフレッシュリース作りに参加してくださった方が、
お友達二人を誘って、今年も来てくださいました。
昨年12月に作ったリースは、3月まで飾って楽しんで頂けたそう。
そんな風に大事にしてもらえると、本当に嬉しいですね。

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針葉樹のベース作りの時は、皆さん寡黙。
針葉樹の香りに包まれて、無心になるのがいいんです。

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生徒さんの作品。
皆さん、それぞれ個性があって素敵に仕上がりました。

今回参加してくださったみなさま、いつも親切に対応してくださる
ミチシタカフェのお二人、本当にありがとうございました。
またぜひ、来年もよろしくお願いいたします。

クリスマスリースの販売

遅ればせながら、今年も以下の3つのお店にてリースやスワッグの
委託販売をお願いしています。

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●LABORATORIO(松本・大手)
●松川パン商店(松本・中山)
●JAVA(塩尻)

一気にたくさん納品できないので、随時補充していきます。
残りわずかですが、クリスマスのプレゼントに添えても素敵です。
フレッシュ〜ドライになった、落ち着いた雰囲気もまたよし。

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エスパスさんオーダーの玄関用の大きなリース

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阿佐ヶ谷のコーヒー屋さんのドア飾り。

2015 Weihnachten

11月の最終日曜日。だいぶ前から息子にせがまれていた、
山屋クリスマスツリーの飾り付けをしました。
クリスマスまでの4週前の日曜日からのアドヴェント期間
(イエス・キリストの誕生を待ち望む)ということもあり、
作らなければいけないリースも横目に、ついつい息子以上に
張り切ってしまいました。

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国内外から、何十年にも渡り集まってきたオーナメントたち。

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息子のセレクトで、ほとんど全てぶら下げてくれました。

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スイスで買ったドングリのオーナメント。

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スイスで買ったサンタクロースも数名おります。
例年モミの大枝に飾り付けているのですが、いつかモミの木を
購入し、飾り付けできたらいいな、と夢見ています。

今年最後の役者たち

今年の塩尻の秋は本当に暖かい日が続きました。
体が楽だったり、灯油代がかからなかったのはもちろんありがたいことですが、
正直あまり期待していなかった野菜が、凍みる前に収穫できたことが嬉しくて。

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肥料不足か、いまいち巻きが甘い紫白菜。今年初挑戦。

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寒ちぢみほうれん草とムラサキ菜(小松菜)

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WIRZ -ちりめんキャベツ-

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紫色のカリフラワー

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ZUCKERHUT スイスの冬レタス

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先日クリスマスリースのワークショップをやらせていただいた
東京・神田駿河台のブックカフェESPACE BIBLIOさんへ送る
山屋の無化学肥料・無農薬の野菜たち。
今年最後の役者たちの美しいこと!
夏場からとれているイタリアンチコリーは大株になり、
寒さに当たって苦味と同じくらい甘みが増しました。
ラディッシュ、スティックセニョール(茎ブロッコリー)や
元気いっぱいのパセリ・イタリアンパセリ、スイスチャード。
エスパスさんのランチやワインバーで会えるかもしれません。