2015 Calender

2015オリジナルカレンダー製作中。
文字のひとつひとつ深みがある活版印刷。
そんな活版印刷のカレンダーを入手できたので、山屋で撮影した写真だけを
12枚使って、かなりアナログなカレンダーを作っています。

限定10セットほどですが、マルシェで販売する予定です。

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写真の一例

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こちらは、さらにアナログな世界に一枚だけの家用カレンダー。
モノトーンカラーの色鉛筆で12枚の絵を描いてくれました。

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11月の畑

塩尻では、もうすでに何度か霜が降り、朝の最低気温が氷点下になったこと
がありました。夏野菜の名残(ナスやトマト、パプリカなど)も一気に凍みて、
無残な姿に。
その一方では寒さに強い作物がより一層逞しく色濃く育っています。
夏に苗を植えたトレビス(スイスではチコリーノ・ロッソ。イタリア語名?)は
初めてこんな立派に育ちました。

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今年最後のレタス類、水菜、凍る前に球になるかわからないキャベツや白菜、
ビタミン大根、カブ、ほうれん草、ちぢみ小松菜、むらさき菜、冬菜などなど。

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*今週末11/16(日)は松本LABORATORIOのマルシェです!
寒くなりそうですが、ひと足早いクリスマスリースや、
毎冬好評の手編みリストウォーマー各色もご用意します。
みなさま、ぜひお出かけください!

お知らせ

金曜日に今度ワークショップをやらせていただく松本・神田の
Michishita Cafe がオープンしました!

【クリスマスワークショップ】
A:11/29(土),30(日) 壁掛けリース
B:12/7(日),14(日) 置くタイプのフレッシュリース (キャンドル別売り)

*いずれも14:00-16:00。カフェメニューのドリンクとシュトーレン付き
参加費(材料費込み) A:5300円 , B:5800円

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Bのフレッシュリースのイメージです。
※お花の仕入れ状況によって色合いが変わりますのでご了承ください。

山屋でも人気のテーブルに置くタイプのフレッシュリース。
針葉樹をたっぷり使って作るグリーンのベースにワンポイントの花や実ものを
挿して仕上げてゆきます。また、キャンドルを灯すとクリスマスムードも高まり、
お花を差し替えれば、新年まで長く楽しんでいただけます。
キャンドルはご希望の方に別途販売いたします。

*お申し込みは MIchishita Cafeさんまでお願いいたします。
Facebookアドレス Michishita Cafe
電話:0263-87-3926

また、同じくフレッシュリースのワークショップを東京でも行います!

【garden山屋のフレッシュリースづくり】
● ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
東京・神田駿河台(御茶ノ水駅より徒歩5分)の素敵なブックカフェです。

[日時]2014年12月13日(土)
    13:30〜15:30
[参加費]6,500円
      (当日精算、材料費込み、お茶付き)
[定員]8名様
[予約制]メール(info@espacebiblio.superstudio.co.jp)
または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

 ●メール受付:件名「12/13リース希望」にて
お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
返信メールで予約完了をお知らせいたします。

※キャンセルのご連絡は、諸準備がございますので3日前までにお願いいたします。
 

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☆12/15(土)の山屋クリスマスリース教室はお陰さまで定員となりました!
12/17(月)18:00〜(簡単な夕食付き)はまだ空きがございます。

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クリスマスワークショップ❷❸

昨年も好評だったgarden山屋のクリスマスリース作り。
数種類の針葉樹をたっぷり使ってベースを作り、様々な木の実など自然素材の
オーナメントとリボンを選んでいただいて作るリースは人それぞれ、どれも
とても素敵に仕上がります。
針葉樹のいい香りの中で、あなただけのクリスマスリースを作ってみませんか?
みなさまのご参加をお待ちしております。

Weihnachtskranz

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*写真はイメージです

❷【山屋クリスマスリース作り教室】
●11/15(土)13:30〜
●お一人様5000円(材料費、お茶・自家製お菓子付き)
●定員5名様
●使い慣れている花ばさみ、選定ばさみなどありましたらお持ち下さい。
また、針葉樹のヤニで手が汚れます。必要な方は手袋をご持参下さい。
●場所は塩尻市宗賀。お申し込みいただいた方に詳しくお教えします。
*我が家には小型室内犬がいます。ご了承ください。

お問い合わせ、お申し込みは
mayu.yamamura@garden-yamaya.comまでお願いいたします。

❸【クリスマスリースワークショップ × Michishita Cafe 】
●11/29(土),30(日) 14:00〜16:00
●お一人様5300円(材料費、カフェメニューのドリンク、シュトーレン付き)
●定員各6名様ずつ
●使い慣れている花ばさみ、選定ばさみなどありましたらお持ち下さい。
また、針葉樹のヤニで手が汚れます。必要な方は手袋をご持参下さい。

*こちらはまだオープンしていないカフェなので、7日のオープン後に
お申し込みの連絡先を改めてお知らせします。

秋色の世界

三連休最終日、やっと晴れました!
朝起きて雨や曇りだと、自分で気合いを入れないといけないけれど、
やっぱり、朝日からもらえるエネルギーはとても貴重。
まるでお日様に誘われるように、自然と体が動き出して、身も心も軽やか。
今朝は、いつもより長く犬の散歩をしながら、しばしの間大好きな秋色の世界
を満喫しました。

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スイスでは、どこもかしこも絵になって、つい写真を取り過ぎてしまうのに、
日本では「あの看板がなければ…」「あの家がなければ…」と、風景写真を
撮る時には、いつも苦労します。
このオレンジ色のミラーは、紅葉とならいいかなぁと思って撮ったけれど、
ミラー裏面がやけに目立ってしまい、残念でした。

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我が家の大きな柿の木。
昨年は開花期の遅霜で実がなりませんでしたが、今年は‘生り年’のようで、
たくさん実をつけています。ここ数日で一気に葉っぱが落ち、絨毯に。
今日は脚立も揺れるほどの強風の中、やっとのことで20コほど収穫しました。
上の方は鈴なりなのに、大きな木だから届かないのがもどかしく、電信柱の
工事の車両を借りたいくらいです。

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張り切って収穫してくれた息子は「柿食べたーい」と嬉しそうなのに、
何を隠そう、この柿は渋柿。すぐに食べられないのが悔しい!

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*お知らせ
只今、松本・中山の松川パン商店さんにて、秋のリース数点を展示販売中。
パンがより一層美味しく感じるこの季節。秋のリースもお店に似合います。
松川さんの美味しいパンを買いに行ったついでにご覧いただけたら嬉しいです。

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‘秋のリース Gelb’

クリスマスワークショップ ❶

いよいよ11月!
昨日は一日中雨が降ったり止んだりの冴えないスタートとなりましたが、
ボヤボヤしてはいられません。
一年で一番リースの需要があるクリスマスへ向けて、ワクワク感と焦燥感
に急き立てられている今です。

ありがたい事に、今年もクリスマスワークショップの依頼をいくつか
いただいています。11月半ば〜は毎週末のようにワークショップの予定
が入りそうでです。詳細が決まり次第、随時ブログでお知らせします。

まずは塩尻の美容室&ギャラリーJAVAさんでのワークショップ。

‘クリスマススワッグ作り’

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針葉樹や実ものなどを束ねた壁掛け(スワッグ)を作ります。
そのままドライになってもしばらくは飾って楽しめます。

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リボンや花材は数種類の中からお好きなモノを選んでいただけます。
束ねるだけなので、初心者の方でも簡単に短時間で出来上がります。

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●11/15(土)13:30〜 山屋クリスマスリース教室(塩尻)

●11/29(土) ,30(日) クリスマスリース(ドライ&フレッシュ)ワークショップ
12/13(土) ,14(日) 14:00〜 今月ニューオープンのカフェにて (松本・神田)

●12/7(日) 13:30〜 山屋クリスマスアレンジ教室(塩尻)

詳細が決まり次第、アップしますので今しばらくお待ちください!

雨の連休

今年ほど、週末のお天気が悪かった年はないのではないでしょうか。
夏頃から週末といえば雨で、きっとせっかくの観光やレジャー、イベントが
台無し!という方も多かったのでは?、
まさに紅葉真っ最中の美しい信州も、この三連休の天気予報にはガッカリです。
近所ではぶどう、ドウダンツツジ、もみじ、イチョウ、ナナカマド、カツラなど
の木々が秋色に染まり、山も針葉樹の黄色と落葉樹の赤が美しく色づいてます。

さて、明日は本来ならば塩尻の美容室&ギャラリーJAVAさんでの月1マルシェ
の日だったのですが、夏場忙しくて種まきなどが出来ず、今とれる野菜がわずか
なので、今回は見送らせていただくことしました。楽しみにされていた方には、
申し訳ございません。
その代わり、12/6(土)のJAVAマルシェでは、クリスマスムードでリースなど、
賑やかになる予定ですのでお楽しみに!

前回のJAVAマルシェの様子

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松本一本ネギ、バターナッツカボチャ、人参

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人参のグリーンの葉っぱや茎は、引き立て役!
クルリと結んでみました。

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10月のガーデンブーケ

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ジャワ唐辛子、ピーマン、パプリカなど

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秋色リース

子育てと庭

図書館で表紙が気になって手にとった雑誌をパラパラめくっていたら、
とても興味深いページがありました。
コレが正解!ということがないのが育児。
きっと誰しも、コレでいいのか間違っていないか…と不安や悩みを抱えているもの
だと思います。私自身も、不安や悩むことばかり。特にこれからの世の中、どのよ
うに見守っていったらいいのか、とついつい不安になりがちですが、ちょっとだけ
ヒントをもらえたような気がしています。

子育てと庭 〜心の引き出しを増やす体験を〜
自然を体験することの重要性や子どもの成長という視点で庭の在り方を考える。
というタイトルの岡山大学大学院教育学研究科教授 高橋敏之さんの文章から
以下、印象に残った部分をピックアップして載せさせていただきました。

2010年、独立行政法人国立青少年教育振興機構が行った
「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」で
「子どもの頃の自然体験はその後の人生に影響する」という結果が得られた。

成人に対する調査結果は、子ども時代の体験が豊富な人ほど
「やる気や生きがいを持っている人が多い」
「丁寧な言葉を使うことができるといった日本文化としての作法、教養が高い」
「小学校低学年までは友だちや動植物との関わり、小学校高学年から中学生まで
は地域や家庭との関わりが大切」
「年代が若くなるほど、子どもの頃の自然体験や友だちとの遊びが減ってきている」
の4点が挙げられた。
子どもにとって、自然の中で遊ぶことは教育的な価値が大きいと言われており、
大きく分けて二つのことを学んでいる。
第一は生命の生と死。
自然は人間も地球上の生命のひとしずくであることや、
全ての動物は他の動物は、ほかの命を奪って生き延びている事を教えてくれる。
第二は、同じ生命の仲間である動植物を知ること。
自分が見つけた動植物を昆虫図鑑や植物図鑑で確認することは、それ自体が楽しい
学びであり、動植物の飼育や栽培は、科学の目と心を育ててくれる。
しかし、悲しいことに日本の自然は確実に減少している。

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●庭づくりは高度な知的行為
園芸は、四季折々の移ろいの中で、時間と空間をデザインしていく高度な知的行為
であり、草花の高さや色合いを考えながら、想像(imagination)と創造(creation)に
頭脳を使い、体も動かす理想的な活動であると言える。
庭には身近な自然があり、様々な体験ができる。たかが庭されど庭。五感を刺激する
体験は、知らず知らずのうちに体に刻み込まれその人の心の引き出しを増やしていく。

一方で、公園に集まってゲームに没頭する子どもたち。その子たちは、つくられた
バーチャルな世界をかなり高額な金銭とともに消費するのは得意だが、何かを創造
する時には、実体験の多さが確かな助けになる。バックアップしてくれるのは、豊か
な経験の蓄積である。
多くの場面で当てはまることではあるが、特に子どもの成長には、バランスが大切
である。五感を刺激する身近な自然から得られる体験と、最新のテクノロジーに慣れ
親しむこととは、両方とも現代人にとっては大切なことである。しかし現状は偏り
すぎていないだりうか。確かに日本語はよくできている。多くの人が指摘するように
「家庭=家+庭」であるから、「家庭」には、「家」と「庭」はそれぞれ必要条件で
はあっても、単独では十分条件とは成り得ないのだろう。両方揃って初めて、必要
十分条件になるようである。

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*高橋 敏之 岡山大学大学院教育学研究科教授、芸術学博士。
専門は保育内容学、芸術教育学、児童文化学。

もりカフェ

10/19に山梨県白州の‘名水公園ベルガの森’にて開催された「森カフェ」。
紅葉が始まり、秋晴れのお天気のもと、森の木々に囲まれての出店は気持ち
が良く、つくづく野外でのイベントが好きだということを実感しました。

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短大の頃からパワフルで、やりたい!と思う事は全て実現させる力を持って
いた友人が森カフェの実行委員長。彼女も大好きなハナレグミを呼んでしまう
なんて、さすが!!「今までで一番最高の森カフェだよ」と胸を張っていた
通り、星が輝く夜の野外ライブは寒さも吹き飛ぶほど素晴らしくて。
友人に感謝の気持ちと、そんな友人がいる事を誇らしく思った日でした。
短大の同期数人や先輩、後輩も各地から集まり、卒業依頼の再会だった人も
いたけれど、みんなあの頃のままで時が戻ったようでした。

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森カフェの今年のテーマは「世界をかえる一日」。
出店者もお客様も、マイバック、マイ箸、カップ、器持参のイベント。
こだわりのおいしいフードやお菓子を販売しているお店やディスプレイに
こだわるお店も多くて、とても雰囲気が良かった。
また時間の開催を楽しみにしています。

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これから一気に紅葉が進み、深まる秋。
ベルガの森は豊かな自然と名水に溢れ、紅葉した木々と一面の苔の絨毯
にうっとりしてしまいました。ゆっくり、ピクニック気分で訪ねたい場所。

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季節の移り変わり

ここ数週間で、朝晩は暖房が欲しい寒さになりました。
いよいよウチの豆炭こたつの出番です。
入ったら最後、抜け出るには相当の気合いが必要なこたつライフ。

ちょっと前までは七分袖にカーディガンで良かったのに、塩尻では秋らしさ
を楽しむヒマもなく、あっという間に冬支度になってしまいます。
だから残暑と木枯らしの間の、このひとときはとても貴重な季節。
信州のおいしい旬の味覚も目白押しで、もっともっと秋を満喫していたい
と思うのに、庭や畑が凍みてしまうまでの寒さ対策やクリスマスに向けて、
ワークショップの準備やリース作り、これから年末へ向けて一気に忙しく
なります。そして、寒くなると人一倍冷え性の私は手足が冷えてしまって、
夜の製作活動がますます進まなかっりと色々と大変になります。

庭でご飯を食べるのも、庭で摘んだ様々な種類の花のガーデンブーケも、
約半年のお別れ。これからは、いかに寒い冬を元気に楽しく暮らせれるか、
それが課題になってくる信州の古民家暮らしです。

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10月始めの今年最後のガーデンランチ

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庭のパセリとナスタチュームが鮮やかで食欲をそそります。

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サツマイモのリゾット
スモークサーモンのズッキーニ巻きバルサミコ風味

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忙しくしてる間に、家の前の田んぼの稲刈りは終わってしまいました。
ちょっと曇り空でしたが、ジョーンディアのトラクターを見かけた隣村にて。

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