JAVA焼き菓子マルシェ

昨日は塩尻の美容室JAVAさんでのマルシェの日でした。
今回はパン屋さん(koba庵さん)がお休みということで、
初めて山屋特製のお菓子を並べさせていただきました。

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やっぱり、花やお菓子は女性をシアワセな気持ちにさせる力を
持っているなぁ、と実感したマルシェでした。

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カラメルを絡めたアーモンド。
この後ベルギーのビターチョコレートとココアをまとわせる
アマンドショコラは病みつきになる大人の味。

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シフォンケーキ2種(抹茶・紅茶)はふんわりヘルシーで、
いくらでも食べられちゃう軽さ。

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スイスのグラウビュンデン地方の伝統的な焼き菓子
濃厚なナッツのタルトは、美味しいコーヒーのお供にしたい。

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まだあたたかい焼きたてのプレーンスコーンの甘い香りが店内に
広がりました。そのせいか、あっけなく一番に完売。

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寒締めホウレンソウもとりたて!(写真が暗いけど)

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春らしいパンジーや水仙の寄せ植えや、室内で楽しむための球根類
が3月のマルシェらしく。

今朝もまたうっすらと雪景色の塩尻。陽もなく寒い一日です。
かろうじて4つだけ、かたい蕾のフキノトウが採れました。

もしかすると、今後も野菜や花の少ない時期はマルシェに焼き菓子を
販売することがあるかもしれませんので、今回逃した方はお楽しみに!

3月のJAVAマルシェのお知らせ

明日から3月ですね!先日、近所の紅梅が咲きはじめました。
たった数日少ないだけなのに、2月はいつも駆け足で過ぎてしまいます。
せっかくの3月のはじまりは雨(もしくは雪)予報でちょっと残念ですが、
この時期の雨や風は、春へのステップ。春のステージへの出番を待って
いる植物たちへの恵みの雨です。

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さて、来週3/7(土)は毎月第一土曜日のJAVAマルシェです。
今回はあいにく天然酵母パンのkoba庵さんはお休みということで…
garden山屋では春の寄せ植えや定番小物の他、冬の間雪のお布団の下で
しっかりと甘みを蓄えていたホウレンソウがやっと販売できそうです。
さらに!やはり、マルシェに食べものがないのは淋しいので、これまで
山屋で好評だったシフォンケーキ各種や焼き菓子などを、はじめて販売
します。どれも少しずつなので、お早めにどうぞ!

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*通常の開催時間は11:30〜13:30頃ですが、
今回は13:30〜16:00頃に変更になります!

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写真は前回のマルシェの様子。
かれこれ12,3年前?(未年あたり)に作ったポストカードが久しぶりにでてきて
懐かしみながら並べてみました。羊は牧場で、あとの写真は全て自宅で撮った
写真。今はすっかりデジカメに慣れてしまったけれど、あの頃使っていた
アナログ一眼レフのNikon FM2は、とても優秀な相棒でした。

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塩尻の美容室&ギャラリーJAVAさんは居心地のよい素敵な空間です。
陶器やガラス、木工、染め物、革製品、小物など、奥さんのヒロミさんが
気に入ったものが県内外から集められ、ギャラリーを楽しませてくれます。

土脈潤起

最低気温−10℃以下、最高気温が1℃前後という日が長いこと
続いていましたが、ここ数日は春めいた陽射しがポカポカと
暖かくて嬉しくなります。
面白いほどの厳しい寒さにも、終わりが近づいてきていて、
日中ではコートが要らなかったり、夕方もずいぶん明るく
なりました。

そうはいっても、さすがは塩尻!日当たりのいい場所でも、
未だに雪が残っています。

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暦の上では2/18または19が「雨水」
雪が雨に変わり雪や氷は溶けて水となる。
忍びよる春の気配に草木がよみがえる、の意味だそうです。

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最近よく耳にする七十ニ候は、半月ごとに季節の変化を示す従来の暦(二十四節)を
更に5日ずつに分け、気象の動きや動植物の変化を知らせる古代中国で作られたもの。
日本の気候風土に合うように何度か改訂されたものが現在使われているそうです。
その七十ニ候では
「土脈潤起」つちのしょううるおいおこる
冷たい雪が暖かい春の雨に代わり、大地に潤いを与える頃。
寒さも緩み、眠っていた動物が目覚める頃。ということです。

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塩尻名産のブドウの剪定作業もほぼ終わってきているようです。

昨年は2/10頃の記録的大雪で、例年以上に雪の世界に閉じ込められた2月でしたが、
今年はもう大丈夫でしょうか。。

奈良井宿・電車とバスの旅

朝の連続ドラマ「おひさま」の舞台にもなった奈良井宿。
ここから奈良井宿までは30分ほどで行けるのですが、いつか
電車やバスで行ってみたいと思っていました。
先日5歳の誕生日を迎えた息子が「電車とバスに乗りたい!」と
以前から言っていたのもあって、やっとそれが実現しました。

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青空で暖かいと思いきや、気温は2℃!

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塩尻は穏やかでしたが、奈良井宿は積もった雪が強風で吹き飛ばされ、
まるで吹雪。開いてるお店も数軒、人もいなくて寒かった!
幸運にも帰りのバスが30分後だったので助かりました。

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駅構内に貼ってあったユーモラスな貼り紙。
えんぴつ書きのフリガナがまた笑えます。

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塩尻市の地域振興バス「すてっぷくん」は前線100円均一。
電車で行くと410円かかる奈良井宿までも嬉しいワンコイン!
どっちみち510円でこんなに遠足気分(おにぎり持って)を味わえて
大満足でした。次回はいい季節にリベンジしたいな。

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地域住民の方のバスのルートは、国道19号を通りながら、右に左に
小さな集落を抜けて行きます。普段目に入らない景色、民家の玄関
の外灯や古い看板などちょっとした発見が旅気分にさせてくれます。
普段はついつい車生活に頼ってばかりいるので、たまにはこんな
時間もいいものです。

スノーブーツ

前回スイスから買ってきたお気に入りの防寒靴。
今迄大雪の時しか履いていませんでしたが、あんまり大事にし過ぎても
劣化してしまうモノだから、と年明けからちょくちょく履いています。

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残念ながら日本の農作業用グッズはだいぶ幅広くなってきたものの、好みのデザイン
や色のものは滅多にありません。もちろん地下足袋や田んぼ用長靴など、素晴らしい
モノも中にはありますが、基本的に年齢層の高い人がターゲットの商品が目立って。
スイスに行くと、大概はファームステイ先に滞在し、直売所や農家の仕事、料理
などを手伝って過ごします。どうしても行きたいお店のトップ3と言えば、スイス
の農協,MIGROS(スーパー),週に3時間しか開かない町内のリサイクルショップかな。
ショッピングが目当ての贅沢旅行でもないし、観光も研修時代にあちこち見たし(行き
たい所はまだ幾らでもあるけれど)この3つのお店に行けば、実用的で楽しいお土産が
手に入ります。

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なかでも農協は、シンプルな犬の首輪から、野菜のタネ、可愛い手袋や靴下、文房具
や調理用品まで、心くすぐるモノがたくさん!
作業靴も長靴もあれこれ買いたくなって、いつも消去法でなんとか絞っていきます。
作業用とはいえシンプルでカッコいい靴ばかり(しかも子供サイズも充実)だと思ったら、
それもそのはず、靴はほとんどがMade in Italy でした。 それが日本の農協並かそれ以下
の値段で売ってるんだから、陸続きのヨーロッパは羨ましい!
以前トランジットで数時間滞在したフィンランドでも、作業着や靴が可愛くて、甥っ子
へのお土産にと、農作業もバリバリできそうなカッパの上下(120cm)を買ったものが、
お下がりで私の元に帰ってきました。

以下、スイスのガーデンセンターにて。

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なんてカラフルな品揃え!
商品の見せ方も遊び心があって楽しませてくれます。

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大人買いしたくなるほど、写真も美しい種袋たち。
これらの前にいるだけで、想像力が湧いてきてワクワクします。
イギリスでは菱形の種袋もあったり、イタリアのはやけに大袋で、
なんでも何千粒も裸の種がそのまま入っていたり。
種袋だけの世界コレクションがあっても楽しそう。

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シュピとサッカー

Spinat シュピナート(通称シュピ)ジャックラッセルテリア 7歳 ♀

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短毛のせいか極端に寒がりで、冬はヒーターの前又はコタツの中
にばかりいます。雨に濡れるのが嫌いで、外でしか用を足さない
くせに雨降りだと抵抗して外には行かないけど、雪はいいみたい。
寒さも忘れて野うさぎのように飛び跳ねて、大好きなサッカーを
しようと催促します。

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もともとイギリスの猟犬で、馬に乗って狩りに行く時に脇に抱えていける
大きさ。よくイギリスの古い絵画に馬と共に描かれていたり、牧場で飼われ
ていたりします。また穴熊やネズミ、キツネを獲る犬で、穴から引っ張り出
しやすいようにしっぽを短く切るという説も。
(シュピはドイツから飛行機で連れて来たお父さん、お母さんの子供として
知人宅で生まれた双子のうち一匹をいただいたので、ネコみたいなしっぽ。)
まぁとにかく元気いっぱいで、動くモノには本能的に追いかけてしまうので、
ノラ猫でも、郵便屋さんのバイクだろうと(困ったことに)凄まじい勢いで追い
かけていきます。

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山がまるで紅葉しているみたいに、西陽に照らされていました。
ほとんど足跡のない平出遺跡では、夜に車で通りかかると
キツネが横切ったり、可哀想に家の向かいの田んぼで毎年
キツネがはねられて死んでいたり。
駅やインターも近いのに、とても自然豊かな塩尻です。

Februar 2月

2015年2月の始まりです!
「あけましておめでとう」から早一ヶ月。
今年は新年会もやらず、未だに今年顔を合わせてない方やご挨拶してない
方もたくさんいて気がかりなまま1月が終わってしまいました。

この冬もなんだかんだよく雪が降り、冬ならではの生活を楽しんでいます。

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雪が積もると鳥たちは行き場を無くし、木から木へと飛び交っています。
ちょとだけ雪が溶け土や草が見えた所に数羽集まっていたり、食べ物を
見つけるのも苦労していそうで、飾ってあったリンゴを持ち出しました。

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今朝も冷え込みは厳しく、家中の窓や花瓶の水が凍っていました。
午前7時半でも、外の幻想的な雪と結晶の世界に心奪われました。
ガーデンオブジェのバードバスも、本物の鳥と見間違えるような
氷の結晶をまとって。

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アイアンのオベリスクやアーチまで、こんなに芸術的に!

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バラ

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フェンネルシード

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ブラックベリー

Pferd 馬

一番好きな動物は?と聞かれたら、迷わず「馬!」と答えますが、
とりわけ‘冬の馬’が好きです。

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寒空の下でも凛とした姿の馬。
美しく整った馬体。
いかにも暖かそうな冬毛。
物静かで優しい眼差し、長いまつ毛…

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久しぶりに馬に乗せてもらいました。
馬上から眺める冬景色に心洗われて。

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「ねぇねぇ前髪長すぎないの?」
「いやいや、ちゃんと見えてるんだよ。」

雪の下ホウレンソウ

‘雪の下にんじん’や‘雪の下キャベツ’は有名ですが、‘雪の下ホウレンソウ’は
聞いたことがありませんよね?
秋に蒔いた寒締めホウレンソウが、年内にはまだ小さくて、必要な時にだけ
収穫していたのですが、雪のお布団をかぶって更にグッと甘くなっている
ホウレンソウを放っておくわけにはいかない!というわけで…

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雪降る中、この辺りかなぁ、と雪をかいてみると出てきました。
手で雪を払っても葉が折れてしまう程繊細で頼りない反面、甘みは抜群!
さっそく朝のお味噌汁に入れるととろける甘さで、寒い雪の朝の元気を
もらってポパイ気分。(ちなみに我が家の愛犬シュピはSPINAT。ドイツ語
でホウレンソウの意味。シュピのお父さんがポパイ、お母さんがオリーブ)

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スイスではホウレンソウを日本の様に株ごと収穫せず、大きな葉っぱ一枚
一枚収穫します。(よく私は頼まれましたが、時間がかかり大変!)
今回も根っこが凍りついていて地上部しかとることが出来ず、スイスを
思い出しましたが、調理する時はサッと洗えばいいだけなので手軽です。

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‘雪の下ホウレンソウ’なんて市場に出回っていないだろうと調べてみたら
山形でネット販売しているところがありました。今はネットなら本当に
何でも買える時代ですもんね。さすがに、葉折れやばらつきについては
注意書きがありました。

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雪のない真冬のガーデンは寂しいけれど、
雪が降っただけで絵になります。

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1月の雪あそび

先週降った雪がなかなか溶けず、毎日冷凍庫にいる様な寒さです。
今後も週に一度はカミ雪(上雪。春が近づく頃に降るまとまった雪。
北信エリアを「下」,中信エリアを「上」という説もあり、水分が
多く雪かきが大変であっという間に積もってしまう。)が降る予報。
積雪の度に交通機関が乱れたり、あちこちで事故が起きたりと様々
な影響はあるものの、静かな‘白の世界’には全てが美しく覆われて、
心まで浄化されるかのようです。
色とりどりの日本の家々も雪をかぶれば外国みたいな景色。
私にとって、雪のない冬は考えられません。

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庭の白山吹の黒い実にも雪

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どうやら大きな魚が釣れるそうです。

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犬と子ども、それから私も雪あそびが大好き!
寒さも忘れて。

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