ソバ粉のガレット

なぜか、今まで作ったことのなかったガレット。
昨年末に塩尻産ソバ粉を手に入れたのに、保存瓶にしまったまま。
ちょうど図書館で美しいクレープ&ガレットの本を見つけたので
試してみました。

20150215-124139.jpg
日曜日の朝ごはん❷
子どもって、本当に「見た目」に左右されやすい。
もちろん味にもシビアですが。

20150218-124659.jpg

地元の産みたて卵は別格の美味しさ。
ナイフを入れる幸せの瞬間。

20150215-124307.jpg

生地は塩味だけど、ジャムで味わうのもまたよし。

日曜日の朝ごはん

朝はご飯と具だくさんお味噌汁と納豆、それにお漬物、煮物
があれば嬉しいし、ひじき煮や切り干し大根、五目豆、白和え、
卯の花、煮豆の何れかがあったら文句なし。
基本的に平日は毎日そんな朝ごはんを食べています。
(パンも大好きなのですが、お昼まえに力尽きてしまって)

だから週末の朝ごはんはパンやパンケーキで気分も変えてみる。
平日は何かと慌ただしい朝の時間。
冬は畑も庭もないし、朝の犬の散歩を終えてから、リンゴを食べ
に来る鳥たちを眺めながらのゼイタクなひと時。晴れていたなら
尚更気分は最高です。一日のはじまりに良いスタートをきれると
その日一日の過ごし方が変わると思います。

20150203-231640.jpg

全粒粉の食パン(松川パン商店)、たっぷり野菜のミネストローネ&
ポーチドエッグ、焼きトマト、塩尻産アスパラとシメジのソテー、
カリカリベーコン、自家製ジャム(リンゴ、プラム)

何十年も前から実家で使っていたフランス製のお皿。
食器も、キレイな新しいモノばかりじゃ、どうも味気なく感じてしま
うんです。料理は絵、お皿は額。その額選びによって料理の見え方や
美味しさが違ってくるところがまた面白い。相性もあって。
実際のところは仕事や子育てしながらだと、なかなかそんな事ばかり
していられないのが現状ですが、日常生活にはコーディネートを楽し
む場面や、小さなオドロキや発見がそこら中に散りばめられています。

20150203-231424.jpg

アツアツのスープが本当に美味しい季節。
山屋では、器もしっかり温めないと直ぐに冷めてしまいます。

湯気が立ちのぼるスープは、どうしてこんなにも人を幸せな気持ちに
させるのでしょうか。
Ich liebe Suppe! (スープ大好き!)

☆今週末の2/7(土)は今年最初のJAVAマルシェです。
今回も野菜はありませんが、ひと足早い春の寄せ植えなどを
少々持って行きます。もちろんkoba庵さんのパンも来ます!

Birnenkuchen

夕食後に、妖怪ウォッチごっこをしようとせがむ息子に負けじとゴソゴソと
作業を始める私。8〜12月末までしかオープンしない近所の大好きな果樹園
直売所で、ギリギリ年末に最後の洋梨と春紅玉を買いおきしておいたものが
ちょうど食べ頃に熟した(洋梨は熟れ具合で美味しさが全然違うので、食べる
タイミングの見極めが難しいんです)ので、洋梨のタルトを作る事にしました。
缶詰の洋梨でも作れるけれど、やっぱり秋〜冬しか味わえない生は格別!

20150117-073835.jpg

最初は「お手伝いもしない!」と怒ってだだをこねていましたが「一緒に洋梨
並べてくれないかなぁ」と言い放射線状に並べ始めたら、パッとスイッチが
切り替わり、慌てて手を洗って手伝いはじめました。並べ終わったら、卵白を
刷毛で塗り、グラニュー糖をパラパラ振りかけて…。今回はプレゼント用に
ゼネラル・ラクラークで一つと、お味見用にラ・フランスで小さいタルト型に
も作り、お風呂に入っている間にちょうど良く焼きあがりました。
「夜のケーキ屋さん楽しかったね!」と大満足でその晩は眠り翌日嬉しそうに
頬張っていました。

Zwiebelnbrot

我が家の定番になったオリーブパンを適当にアレンジした玉ねぎパン。
琥珀色になるまで炒めた玉ねぎの甘みと岩塩&ハーブが後引く美味しさで
おつまみ感覚から主食まで楽しめるので、来客用にぴったり。

20150114-015036.jpg

ここ数ヶ月、パンも焼かないほど余裕がありませんでしたが、1月からの
真冬の時期は寒さも厳しく、イベントも減り外の仕事もできないので、
新しいレシピを試したり、お菓子やパンを焼いたりする時間ができる貴重
な時期です。料理もお菓子・パン焼きも、想像力を伴う立派な‘モノづくり’。
単純に趣味と言うこともできますが、私にとって食べるものをつくることは
畑仕事からはじまり料理に至るまで、趣味以上の意味があると思います。
人間食べなきゃ生きられない。一生のうちの食事の回数は気が遠くなる様な
数だと思うけれど、どうせなら安全で美味しいものを楽しんでいただきたい。
自分で作った野菜、知人から頂いた農作物、四季折々の信州の恵み…そんな
付加価値が、より一層食卓を豊かにしてくれます。必要なものを買い揃える
のではなく「これを使って何を作ろう」といお題があると、ゲームのようで
楽しいし、それで誰かが喜んでくれたなら、生き甲斐といってもいいくらい。

懇々と「食」を語ってしまいましたが、それほどの関心事であるということ
です。この玉ねぎパンも、実家が玉ねぎ農家の友人が久しぶりに訪ねて来て
くれたので焼き立てをふるまったら、とても喜んでくれました。感無量。

20150114-061305.jpg

★1/18(日)は今年最初の松本LABORATORIOのマルシェです。
寒いですが、ワクワク心あたたまるようなモノたちを販売します
ので、暖かい格好でお出かけください!

Tea 紅茶

こんな可愛いティーバックが日本でも売っていたら…

20140314-014719.jpg
コレは感激して買ってきたスイスのティーバック。
機能的かつデザイン的なモノがスイスにはゴロゴロあるのですが、
こんなティーバッグもその中のひとつ。

20140314-014943.jpg
まず、グレーの紙の部分を引っ張りだします。
熱湯を注いだポットやカップの淵に、グレーの紙を引っ掛けるようにして
しっかりと抽出させたら、紙を両手で持ってギューっと引っ張ると…
手も汚さずに、最後の一滴まで絞り出すことができ、ゴミも最小限!
たかが小さな紅茶の袋。でも、このアイディア素晴らしいと思いませんか?
ぜひ、お茶の国日本でも色んな種類のお茶で作って欲しいなぁ。

20140314-020023.jpg

実は、この記事、投稿せずに保存されてました。
冬は‘スイスへ行きたい病’がひどくなり、困ります。

新春

新しい年が始まりました。
今年はどんな一年になるのでしょうか。

20150104-125146.jpg

明日のことさえもわからない、希望よりも不安が先に立ってしまう
この世の中ですが、大切なことを見失わないように365日しかない
2015年を健康に、そして有意義に過ごしたいと願っています。

20150104-125204.jpg

山アリ谷アリの毎日。それでもみなさまにとっての2015年がよい
一年になりますように。たくさんの幸せが訪れますように。
私も息子の成長とパワーに負けないように、全力で頑張りたいと
思います。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

20150104-172813.jpg

柿すだれ

以前、渋柿の収獲の様子をブログでご紹介しましたが、本当に今年は豊作で
まだ上の方はとりきれないまま熟してきて、鳥が突ついたり、車に落ちてきて
べっとりくっ付いていたりしています。
今年は、今までで一番たくさん柿を干し、家の前に並ぶ見事な柿すだれが日光
に透け、鮮やかなオレンジ色が光り輝いていて、お天気のいい日は昼間の天然
イルミネーションのようです。

20141126-154604.jpg

そして、出来たてセミドライの干し柿のおいしいこと!
いわゆる‘あんぽ柿’(あんぽ柿の発祥の地は、福島県伊達市。硫黄で燻蒸して乾燥
させるという独特の製法で作られている)で、中はまるで和菓子のようにねっとり
やわらか。このまま放っておくと、この辺の直売所でも売っているように、更に
小さく黒くなり硬くなる、完全な干し柿になるわけで、それはそれで美味しいの
ですが、今のこの柔らかさをキープするには冷凍して保存するしかないようです。
信州では、お正月に干し柿を食べる風習があるので、2015年のお正月には自家製
の立派な干し柿の出番が楽しみです。

20141127-053452.jpg

渋柿の渋が抜けて糖に変わると、砂糖の1.5倍の甘みになり、
食物繊維やカリウムなどのミネラル分が豊富になるそうです。
今まで、干し柿って高いなぁと感じていたけれど、手間ひま
かかって、まるまる一個の柿がこんなに小さくなってしまう
のですから、納得です。

20141127-053436.jpg

季節の移り変わり

ここ数週間で、朝晩は暖房が欲しい寒さになりました。
いよいよウチの豆炭こたつの出番です。
入ったら最後、抜け出るには相当の気合いが必要なこたつライフ。

ちょっと前までは七分袖にカーディガンで良かったのに、塩尻では秋らしさ
を楽しむヒマもなく、あっという間に冬支度になってしまいます。
だから残暑と木枯らしの間の、このひとときはとても貴重な季節。
信州のおいしい旬の味覚も目白押しで、もっともっと秋を満喫していたい
と思うのに、庭や畑が凍みてしまうまでの寒さ対策やクリスマスに向けて、
ワークショップの準備やリース作り、これから年末へ向けて一気に忙しく
なります。そして、寒くなると人一倍冷え性の私は手足が冷えてしまって、
夜の製作活動がますます進まなかっりと色々と大変になります。

庭でご飯を食べるのも、庭で摘んだ様々な種類の花のガーデンブーケも、
約半年のお別れ。これからは、いかに寒い冬を元気に楽しく暮らせれるか、
それが課題になってくる信州の古民家暮らしです。

20141024-130055.jpg

10月始めの今年最後のガーデンランチ

20141024-130201.jpg

庭のパセリとナスタチュームが鮮やかで食欲をそそります。

20141024-130215.jpg
サツマイモのリゾット
スモークサーモンのズッキーニ巻きバルサミコ風味

20141024-201718.jpg

忙しくしてる間に、家の前の田んぼの稲刈りは終わってしまいました。
ちょっと曇り空でしたが、ジョーンディアのトラクターを見かけた隣村にて。

20141024-201903.jpg

20141024-201943.jpg

出張マルシェのお知らせ

毎月第三日曜日に出店させていただいている松本LABORATORIOさんのマルシェが、
東京・青山のARTS&SCIENCEへ出張します!

松本のギャラリーでも、毎回マルシェの度に目の保養にARTS&SCIENCEの本当に
美しい洋服や小物を眺めているのですが、今回はLABORATORIOのご主人である
シェーカーボックス作家の井藤昌志さんの作品展が同ギャラリーにて10/11〜26まで
開催されます。 更に12日はARTS&SCIENCEの食堂DOWN THE STAIRSにマルシェ
が出張。信州から旬の美味しいモノが並びます。
上條農園のぶどう、広瀬農園のりんご、信州堂の小布施栗、こめはなやの草餅など。
カフェではラボラトリオのマフィン&スーププレートもお出しする予定です。

20141008-063054.jpg

LABORATORIOさんの店内

20141008-063109.jpg

20141008-063126.jpg

今回は「食」に関わるモノを集めてのマルシェということで、garden山屋からは、
無農薬ハーブで作ったブーケガルニやキッチンリースなど、販売していただく
予定ですので、東京方面の方はぜひ、お立ち寄りください!

☆10月12日(日) 11:00〜15:00くらいまで

20141008-063314.jpg

松本でのマルシェの様子。
今回は生のお花は持っていけないのが残念。

20141008-063506.jpg

20141008-063535.jpg

20141008-063552.jpg

飾って楽しみながら使えるキッチンリースはいつも人気。

20141008-063625.jpg

*10/19(日)のLABORATORIOさんのマルシェは、五周年記念!
本当は出店したかったのですが、今回は山梨・白州のベルガの森での
イベント「森カフェ」を友人が主催しており、そちらに出店するため、
残念ながら欠席します。今までマルシェに参加された方が久しぶりに
登場したり、美味しいモノがいろいろ届いたりと盛りだくさんなので、
みなさま、お楽しみに!

夏の楽しみ

夏の楽しみといえば、庭での食事。
信州では、朝・昼・夜、毎食庭で食べられる時期は真夏のほんのいっときです。
特に、夕方〜夜は西陽で植物たちが輝いていたり、日が暮れてからはキャンドルの光
をうっとりしたり、なかなかお客様が来ないと、庭で夕食をとることも少ないのですが、
夏場のお客様には、庭でのゆったりとした食事を楽しんでいただいています。

2014夏のガーデンランチの写真を少々ご紹介。

20140904-223845.jpg
スイスのお母さんのドレッシングレシピは、
必ず聞かれると言ってもいいくらい人気。

20140904-223903.jpg
全て山屋産のガーデンサラダ。

20140904-223916.jpg
ソーセージとアスパラ、イタリア野菜‘チーマ・ディ・パーラ’のリゾット

20140904-224242.jpg
ラタトゥイユ(夏野菜の煮込み)。
加熱するのがもったいないくらい色鮮やかな野菜たち。

20140904-224337.jpg
玉ねぎ&バルサミコのさっぱりドレッシングも、
野菜の美味しさを引きたててくれます。
特にトマトによく合う。

20140904-224449.jpg
紫コールラビのグラタン

20140904-224518.jpg
ラタトゥイユ添えパスタと、スイスのジャガイモ料理‘ロスティ’

明後日9/7(土)は塩尻の美容室&ギャラリーJAVAさんのマルシェです。
今回は都合により、ガーデンブーケと野菜少々しか販売できませんが、
でひお立ち寄りください!