なぜか、今まで作ったことのなかったガレット。
昨年末に塩尻産ソバ粉を手に入れたのに、保存瓶にしまったまま。
ちょうど図書館で美しいクレープ&ガレットの本を見つけたので
試してみました。
日曜日の朝ごはん❷
子どもって、本当に「見た目」に左右されやすい。
もちろん味にもシビアですが。
地元の産みたて卵は別格の美味しさ。
ナイフを入れる幸せの瞬間。
生地は塩味だけど、ジャムで味わうのもまたよし。
朝はご飯と具だくさんお味噌汁と納豆、それにお漬物、煮物
があれば嬉しいし、ひじき煮や切り干し大根、五目豆、白和え、
卯の花、煮豆の何れかがあったら文句なし。
基本的に平日は毎日そんな朝ごはんを食べています。
(パンも大好きなのですが、お昼まえに力尽きてしまって)
だから週末の朝ごはんはパンやパンケーキで気分も変えてみる。
平日は何かと慌ただしい朝の時間。
冬は畑も庭もないし、朝の犬の散歩を終えてから、リンゴを食べ
に来る鳥たちを眺めながらのゼイタクなひと時。晴れていたなら
尚更気分は最高です。一日のはじまりに良いスタートをきれると
その日一日の過ごし方が変わると思います。
全粒粉の食パン(松川パン商店)、たっぷり野菜のミネストローネ&
ポーチドエッグ、焼きトマト、塩尻産アスパラとシメジのソテー、
カリカリベーコン、自家製ジャム(リンゴ、プラム)
何十年も前から実家で使っていたフランス製のお皿。
食器も、キレイな新しいモノばかりじゃ、どうも味気なく感じてしま
うんです。料理は絵、お皿は額。その額選びによって料理の見え方や
美味しさが違ってくるところがまた面白い。相性もあって。
実際のところは仕事や子育てしながらだと、なかなかそんな事ばかり
していられないのが現状ですが、日常生活にはコーディネートを楽し
む場面や、小さなオドロキや発見がそこら中に散りばめられています。
アツアツのスープが本当に美味しい季節。
山屋では、器もしっかり温めないと直ぐに冷めてしまいます。
湯気が立ちのぼるスープは、どうしてこんなにも人を幸せな気持ちに
させるのでしょうか。
Ich liebe Suppe! (スープ大好き!)
☆今週末の2/7(土)は今年最初のJAVAマルシェです。
今回も野菜はありませんが、ひと足早い春の寄せ植えなどを
少々持って行きます。もちろんkoba庵さんのパンも来ます!
夕食後に、妖怪ウォッチごっこをしようとせがむ息子に負けじとゴソゴソと
作業を始める私。8〜12月末までしかオープンしない近所の大好きな果樹園
直売所で、ギリギリ年末に最後の洋梨と春紅玉を買いおきしておいたものが
ちょうど食べ頃に熟した(洋梨は熟れ具合で美味しさが全然違うので、食べる
タイミングの見極めが難しいんです)ので、洋梨のタルトを作る事にしました。
缶詰の洋梨でも作れるけれど、やっぱり秋〜冬しか味わえない生は格別!
最初は「お手伝いもしない!」と怒ってだだをこねていましたが「一緒に洋梨
並べてくれないかなぁ」と言い放射線状に並べ始めたら、パッとスイッチが
切り替わり、慌てて手を洗って手伝いはじめました。並べ終わったら、卵白を
刷毛で塗り、グラニュー糖をパラパラ振りかけて…。今回はプレゼント用に
ゼネラル・ラクラークで一つと、お味見用にラ・フランスで小さいタルト型に
も作り、お風呂に入っている間にちょうど良く焼きあがりました。
「夜のケーキ屋さん楽しかったね!」と大満足でその晩は眠り翌日嬉しそうに
頬張っていました。
我が家の定番になったオリーブパンを適当にアレンジした玉ねぎパン。
琥珀色になるまで炒めた玉ねぎの甘みと岩塩&ハーブが後引く美味しさで
おつまみ感覚から主食まで楽しめるので、来客用にぴったり。
ここ数ヶ月、パンも焼かないほど余裕がありませんでしたが、1月からの
真冬の時期は寒さも厳しく、イベントも減り外の仕事もできないので、
新しいレシピを試したり、お菓子やパンを焼いたりする時間ができる貴重
な時期です。料理もお菓子・パン焼きも、想像力を伴う立派な‘モノづくり’。
単純に趣味と言うこともできますが、私にとって食べるものをつくることは
畑仕事からはじまり料理に至るまで、趣味以上の意味があると思います。
人間食べなきゃ生きられない。一生のうちの食事の回数は気が遠くなる様な
数だと思うけれど、どうせなら安全で美味しいものを楽しんでいただきたい。
自分で作った野菜、知人から頂いた農作物、四季折々の信州の恵み…そんな
付加価値が、より一層食卓を豊かにしてくれます。必要なものを買い揃える
のではなく「これを使って何を作ろう」といお題があると、ゲームのようで
楽しいし、それで誰かが喜んでくれたなら、生き甲斐といってもいいくらい。
懇々と「食」を語ってしまいましたが、それほどの関心事であるということ
です。この玉ねぎパンも、実家が玉ねぎ農家の友人が久しぶりに訪ねて来て
くれたので焼き立てをふるまったら、とても喜んでくれました。感無量。
★1/18(日)は今年最初の松本LABORATORIOのマルシェです。
寒いですが、ワクワク心あたたまるようなモノたちを販売します
ので、暖かい格好でお出かけください!
こんな可愛いティーバックが日本でも売っていたら…
コレは感激して買ってきたスイスのティーバック。
機能的かつデザイン的なモノがスイスにはゴロゴロあるのですが、
こんなティーバッグもその中のひとつ。
まず、グレーの紙の部分を引っ張りだします。
熱湯を注いだポットやカップの淵に、グレーの紙を引っ掛けるようにして
しっかりと抽出させたら、紙を両手で持ってギューっと引っ張ると…
手も汚さずに、最後の一滴まで絞り出すことができ、ゴミも最小限!
たかが小さな紅茶の袋。でも、このアイディア素晴らしいと思いませんか?
ぜひ、お茶の国日本でも色んな種類のお茶で作って欲しいなぁ。
実は、この記事、投稿せずに保存されてました。
冬は‘スイスへ行きたい病’がひどくなり、困ります。
以前、渋柿の収獲の様子をブログでご紹介しましたが、本当に今年は豊作で
まだ上の方はとりきれないまま熟してきて、鳥が突ついたり、車に落ちてきて
べっとりくっ付いていたりしています。
今年は、今までで一番たくさん柿を干し、家の前に並ぶ見事な柿すだれが日光
に透け、鮮やかなオレンジ色が光り輝いていて、お天気のいい日は昼間の天然
イルミネーションのようです。
そして、出来たてセミドライの干し柿のおいしいこと!
いわゆる‘あんぽ柿’(あんぽ柿の発祥の地は、福島県伊達市。硫黄で燻蒸して乾燥
させるという独特の製法で作られている)で、中はまるで和菓子のようにねっとり
やわらか。このまま放っておくと、この辺の直売所でも売っているように、更に
小さく黒くなり硬くなる、完全な干し柿になるわけで、それはそれで美味しいの
ですが、今のこの柔らかさをキープするには冷凍して保存するしかないようです。
信州では、お正月に干し柿を食べる風習があるので、2015年のお正月には自家製
の立派な干し柿の出番が楽しみです。
渋柿の渋が抜けて糖に変わると、砂糖の1.5倍の甘みになり、
食物繊維やカリウムなどのミネラル分が豊富になるそうです。
今まで、干し柿って高いなぁと感じていたけれど、手間ひま
かかって、まるまる一個の柿がこんなに小さくなってしまう
のですから、納得です。
ここ数週間で、朝晩は暖房が欲しい寒さになりました。
いよいよウチの豆炭こたつの出番です。
入ったら最後、抜け出るには相当の気合いが必要なこたつライフ。
ちょっと前までは七分袖にカーディガンで良かったのに、塩尻では秋らしさ
を楽しむヒマもなく、あっという間に冬支度になってしまいます。
だから残暑と木枯らしの間の、このひとときはとても貴重な季節。
信州のおいしい旬の味覚も目白押しで、もっともっと秋を満喫していたい
と思うのに、庭や畑が凍みてしまうまでの寒さ対策やクリスマスに向けて、
ワークショップの準備やリース作り、これから年末へ向けて一気に忙しく
なります。そして、寒くなると人一倍冷え性の私は手足が冷えてしまって、
夜の製作活動がますます進まなかっりと色々と大変になります。
庭でご飯を食べるのも、庭で摘んだ様々な種類の花のガーデンブーケも、
約半年のお別れ。これからは、いかに寒い冬を元気に楽しく暮らせれるか、
それが課題になってくる信州の古民家暮らしです。
10月始めの今年最後のガーデンランチ
庭のパセリとナスタチュームが鮮やかで食欲をそそります。
サツマイモのリゾット
スモークサーモンのズッキーニ巻きバルサミコ風味
忙しくしてる間に、家の前の田んぼの稲刈りは終わってしまいました。
ちょっと曇り空でしたが、ジョーンディアのトラクターを見かけた隣村にて。
毎月第三日曜日に出店させていただいている松本LABORATORIOさんのマルシェが、
東京・青山のARTS&SCIENCEへ出張します!
松本のギャラリーでも、毎回マルシェの度に目の保養にARTS&SCIENCEの本当に
美しい洋服や小物を眺めているのですが、今回はLABORATORIOのご主人である
シェーカーボックス作家の井藤昌志さんの作品展が同ギャラリーにて10/11〜26まで
開催されます。 更に12日はARTS&SCIENCEの食堂DOWN THE STAIRSにマルシェ
が出張。信州から旬の美味しいモノが並びます。
上條農園のぶどう、広瀬農園のりんご、信州堂の小布施栗、こめはなやの草餅など。
カフェではラボラトリオのマフィン&スーププレートもお出しする予定です。
LABORATORIOさんの店内
今回は「食」に関わるモノを集めてのマルシェということで、garden山屋からは、
無農薬ハーブで作ったブーケガルニやキッチンリースなど、販売していただく
予定ですので、東京方面の方はぜひ、お立ち寄りください!
☆10月12日(日) 11:00〜15:00くらいまで
松本でのマルシェの様子。
今回は生のお花は持っていけないのが残念。
飾って楽しみながら使えるキッチンリースはいつも人気。
*10/19(日)のLABORATORIOさんのマルシェは、五周年記念!
本当は出店したかったのですが、今回は山梨・白州のベルガの森での
イベント「森カフェ」を友人が主催しており、そちらに出店するため、
残念ながら欠席します。今までマルシェに参加された方が久しぶりに
登場したり、美味しいモノがいろいろ届いたりと盛りだくさんなので、
みなさま、お楽しみに!
夏の楽しみといえば、庭での食事。
信州では、朝・昼・夜、毎食庭で食べられる時期は真夏のほんのいっときです。
特に、夕方〜夜は西陽で植物たちが輝いていたり、日が暮れてからはキャンドルの光
をうっとりしたり、なかなかお客様が来ないと、庭で夕食をとることも少ないのですが、
夏場のお客様には、庭でのゆったりとした食事を楽しんでいただいています。
2014夏のガーデンランチの写真を少々ご紹介。
スイスのお母さんのドレッシングレシピは、
必ず聞かれると言ってもいいくらい人気。
ソーセージとアスパラ、イタリア野菜‘チーマ・ディ・パーラ’のリゾット
ラタトゥイユ(夏野菜の煮込み)。
加熱するのがもったいないくらい色鮮やかな野菜たち。
玉ねぎ&バルサミコのさっぱりドレッシングも、
野菜の美味しさを引きたててくれます。
特にトマトによく合う。
ラタトゥイユ添えパスタと、スイスのジャガイモ料理‘ロスティ’
明後日9/7(土)は塩尻の美容室&ギャラリーJAVAさんのマルシェです。
今回は都合により、ガーデンブーケと野菜少々しか販売できませんが、
でひお立ち寄りください!