また昨夜から今日にかけての雪がしっかり積もりました。雨だと家から出てこないくせに、埋もれる高さの雪でもおかまいなしで走り回り、ボールで遊ぶシュピと、張り切って雪かきを手伝ってくれる、現在2歳1ヶ月の息子と共に朝から雪かきイベント!3月の雪なので、午後にはみるみる溶けてべちゃべちゃになって、厄介です。今シーズンはあと何度、雪が降るでしょうか。そろそろ冬眠態勢から抜け出さなくては!
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雪かき作業員さん
お子さまセット
我が家の息子には、わりと早いうちから大人同様の食器と食べ物を食べさせています。外出先ではプラスチックも使いますが、チビちゃんだからと落としても割れないプラスチックの食器ばかりでは、まず味気ないし、陶器やガラスは大切に扱わなければいけないことをなかなか覚えないような気もします。友人からプレゼントされた陶器の可愛いマグは毎食愛用していますが、約一年無傷。他のものにしても割られたものは今のところありません。誰かも言っていたけれど‘本物’を教えてあげることは大切なんだと思います。それに、本人も大人同様の食器にしたり、いつもと違う器にしたり、彩りよくきれいに盛り付けたりすると、嬉しそうに、張り切って食べます。いくら小さくても、心を込めて一人前に扱ってあげれば、そういう心はちゃんと伝わるんですね。
こたつでのランチには、食べやすい磯辺細巻き、山屋の春の香りを閉じ込めておいたフキ味噌の焼きおにぎりとムシパン、おやつにはストーブであぶった頂き物のホシイモ。
どれもまるで高校生の男の子のように、片手でムシャムシャ口いっぱいに頬張っているなんとも逞しい姿と食欲に感心しました。
木の実拾い
ニット族
三九郎さんくろう
私も詳しいことはよく知らないのですが、信州のどんど焼きは「三九郎」と呼ばれ、今頃各地で行われる冬のイベントの一つです。決まった日があるわけでなく地域によって差はありますが、子供のための行事のようで、松飾りやダルマさん、書き初めなどを燃やし、枝に刺したまゆだま(白や赤の小さなお餅?米粉を練ったもの)を焼いて食べるのだそう。山屋から見える田んぼで今朝早くから子供たちがお飾りを集めて回り、大人たちがそれらと杉の木をを組み、午後になってから点火したのですが、急に風が強まり、ものすごい煙で可哀想でした。
それにしても、スイスにしろ信州にしろ、古くから伝わる、子供たちが楽しめるイベントはどれも心が和みます。
現場監督
スイスの大規模農家で、毎日トラクターなどの重機に囲まれて大興奮だった息子。帰国後は、さぞ退屈だろうと不安を抱いていましたが、まるで息子へのプレゼントのように、ただいま我が家のキッチンからは、毎日道路工事の様子を見ることができるんです!市が平出遺跡を活気づけようとしているようで、あんなに人気のない遺跡へと続く素晴らしく立派な道路を作っています。個人的には、畑をつぶしてまで作る価値があるのか、どれだけ利用価値があるのかは疑問で、すぐそこに道路ができてしまうと、今まで広々見渡せた景色が変わってしまうのは少々抵抗があるのですが。。淋しげな冬景色の中に、ちょうど息子が立って見える高さの窓から、色とりどりの重機やヘルメットをかぶった作業員が、行ったり来たり…。一日に何度も窓辺に立ち、あんまり夢中になってるので、特等席を用意してみたり、シュピの散歩ついでに間近で観察してみたり、今日も小さな現場監督はお仕事熱心です。