家の前に広がる田んぼ。最近はシュピの散歩も、手を振りほどきテクテク歩きたい息子から目が離せず、周りを見る余裕がないわけですが、ふと田んぼを見れば、いつの間にか垂れてきているきれいなグリーンの稲穂に夏の終わりを感じます。
我が家の三色(種を蒔いたものと、こぼれ種から咲いたもので)のひまわりは、まだまだ!と言わんばかりに頑張って咲いていますが、ひまわりが似合う夏の晴れ渡った青空を久しく見ていません。そんな時には、室内にたくさん庭の花を飾って楽しんでいます。
月別アーカイブ: 2011年8月
雨音をバックに
ギタレレ弾き語りの友人に触発されて、久しぶりにギターを弾きました。
実は楽器好きな私がクラシックギターを始めたのは三歳の頃。途中ピアノもかじってみたものの、生半可な気持ちで習うのはお断り!というような考え方の厳しい先生に「ピアノがギターかどっちかにしなさい」と言われ、私はギターを選びました。確かにギターは右爪を少し伸ばし、ピアノは短く切らなくてはならないこともあるのですが…。私がギターを選んだ理由は2つ。ピアノを習っている女の子はたくさんいるけど、ギターが弾ける女の子は少ないこと。ピアノは持ち運びできないけど、ギターならどこでも持っていけること。
結局、小さいうちは合奏団で下のパートばかり弾いていたので、年数やっているわりには友達に「弾いて!」と言われても弾ける曲がないことが悔しくて、一度ギターから離れました。けれど、やっぱりもう少し弾けるようになりたくて、また中学の時に個性的な先生から少しだけ習いました。その後は独学で、ただ楽しく弾きたい時に弾きたいように弾いています。子育てにも意外と役立っていて、息子が数ヶ月の頃はよく子守唄代わりに弾きました。 息子も楽器は大好き!昨年お店で出会ってしまった古いウクレレをクリスマスにプレゼントしたら、気に入ったようで、時々ポロポロと弾き、今ではセッション?を楽しんでいます。彼はギター少年になるかなぁ。
久しぶりに
みょうが
オーナメント作り
スイスで暮らしていた頃、隣町にある古い赴きのある小さなお店に一目惚れしました。そこには、コーヒー豆、パスタやグリッシーニ、ジャム、調味料、ピクルスやトマトソースなどの瓶詰め、かわいらしい焼き菓子などの食料品から、美しいグラデーションに並べられた、何色もの大小様々なキャンドル、フラワーベース、食器やカトラリー、リネン…どれも欲しくなってしまう厳選された商品たちに目を奪われ、何度も足を運びました。そこで出会った‘ミツロウの天使のオーナメント’が忘れられなくて、キャンドルの色を調合したものや、ミツロウで、真似して作ってみました。クッキー型も、日本のは大概が丸っこく幼稚なイメージもあるのに、なぜか外国のものは微妙な違いなのに、どこかリアルで、でも可愛いんです。雨でも、気の合う友人と、楽しくこんな作業ができたから、この雨にも感謝。
山屋プライベートライブ
富士見の雑貨屋さんのテラスで行う予定だったイベントが雨のため中止になってしまいました。イベントでは朝市の延長で‘ガーデン山屋’の小さなお店と、神戸に住む友人のギタレレ弾き語りライブを二回行うはずでしたが、友達とはいえ、せっかく遥々来てくれたのだから…と、急きょ山屋で演奏してもらうことに!慌てて何人かの知り合いに声をかけ、会場づくりをし、花を飾り、ケーキを焼いて…11名のための雨の日の素敵なライブになりました!古民家は、雰囲気はもちろん音響もよく、終わってからの手作りケーキ(お友達ママ作カボチャケーキ、イタリア風りんごのケーキ、フルーツゼリー)のお茶会&おしゃべりもまた楽しく、最高にぜいたくな時間でした。学生時代から趣味が合い、いつも刺激し合える仲の友人。私は彼女の生き方や雰囲気、歌が大好きで、細々と、でも確実につながっていられることを嬉しく思います。ロンドン、バース、パリ、シャモニ、ベルン、フライブルク…卒業後、彼女とは(ヨーロッパ3ヶ国で暮らしていたので)
海外で会ったことのほうが多く、どれも素敵な旅の思い出ばかり。
どこにいても自分らしさを大切に、日々を楽しく生きている彼女の姿に励まされます。また次回も素敵なライブをしてもらえることを期待して…
♪近くの商店街から遠いポルトガルまで 二人で行きませんか…♪