お菓子作りは、図画工作みたいなもの。
自分たちで食べるなら、思う存分楽しんで、粉だらけになって。
不格好なお菓子ほど、愛おしく感じます。
当初バナナのタルトだけ作ろうと思っていたけれど、息子が
スウェーデンやスイスのクッキー型を見つけ出してきたので
急きょサブレ生地のタルトの一部をクッキーにし、ワンサイズ
小さなバナナのタルトになりました。
そのうち一緒にお菓子なんて作らなくなってしまうんだろうな。
最低気温−10℃以下、最高気温が1℃前後という日が長いこと
続いていましたが、ここ数日は春めいた陽射しがポカポカと
暖かくて嬉しくなります。
面白いほどの厳しい寒さにも、終わりが近づいてきていて、
日中ではコートが要らなかったり、夕方もずいぶん明るく
なりました。
そうはいっても、さすがは塩尻!日当たりのいい場所でも、
未だに雪が残っています。
暦の上では2/18または19が「雨水」
雪が雨に変わり雪や氷は溶けて水となる。
忍びよる春の気配に草木がよみがえる、の意味だそうです。
最近よく耳にする七十ニ候は、半月ごとに季節の変化を示す従来の暦(二十四節)を
更に5日ずつに分け、気象の動きや動植物の変化を知らせる古代中国で作られたもの。
日本の気候風土に合うように何度か改訂されたものが現在使われているそうです。
その七十ニ候では
「土脈潤起」つちのしょううるおいおこる
冷たい雪が暖かい春の雨に代わり、大地に潤いを与える頃。
寒さも緩み、眠っていた動物が目覚める頃。ということです。
塩尻名産のブドウの剪定作業もほぼ終わってきているようです。
昨年は2/10頃の記録的大雪で、例年以上に雪の世界に閉じ込められた2月でしたが、
今年はもう大丈夫でしょうか。。
朝の連続ドラマ「おひさま」の舞台にもなった奈良井宿。
ここから奈良井宿までは30分ほどで行けるのですが、いつか
電車やバスで行ってみたいと思っていました。
先日5歳の誕生日を迎えた息子が「電車とバスに乗りたい!」と
以前から言っていたのもあって、やっとそれが実現しました。
青空で暖かいと思いきや、気温は2℃!
塩尻は穏やかでしたが、奈良井宿は積もった雪が強風で吹き飛ばされ、
まるで吹雪。開いてるお店も数軒、人もいなくて寒かった!
幸運にも帰りのバスが30分後だったので助かりました。
駅構内に貼ってあったユーモラスな貼り紙。
えんぴつ書きのフリガナがまた笑えます。
塩尻市の地域振興バス「すてっぷくん」は前線100円均一。
電車で行くと410円かかる奈良井宿までも嬉しいワンコイン!
どっちみち510円でこんなに遠足気分(おにぎり持って)を味わえて
大満足でした。次回はいい季節にリベンジしたいな。
地域住民の方のバスのルートは、国道19号を通りながら、右に左に
小さな集落を抜けて行きます。普段目に入らない景色、民家の玄関
の外灯や古い看板などちょっとした発見が旅気分にさせてくれます。
普段はついつい車生活に頼ってばかりいるので、たまにはこんな
時間もいいものです。
前回スイスから買ってきたお気に入りの防寒靴。
今迄大雪の時しか履いていませんでしたが、あんまり大事にし過ぎても
劣化してしまうモノだから、と年明けからちょくちょく履いています。
残念ながら日本の農作業用グッズはだいぶ幅広くなってきたものの、好みのデザイン
や色のものは滅多にありません。もちろん地下足袋や田んぼ用長靴など、素晴らしい
モノも中にはありますが、基本的に年齢層の高い人がターゲットの商品が目立って。
スイスに行くと、大概はファームステイ先に滞在し、直売所や農家の仕事、料理
などを手伝って過ごします。どうしても行きたいお店のトップ3と言えば、スイス
の農協,MIGROS(スーパー),週に3時間しか開かない町内のリサイクルショップかな。
ショッピングが目当ての贅沢旅行でもないし、観光も研修時代にあちこち見たし(行き
たい所はまだ幾らでもあるけれど)この3つのお店に行けば、実用的で楽しいお土産が
手に入ります。
なかでも農協は、シンプルな犬の首輪から、野菜のタネ、可愛い手袋や靴下、文房具
や調理用品まで、心くすぐるモノがたくさん!
作業靴も長靴もあれこれ買いたくなって、いつも消去法でなんとか絞っていきます。
作業用とはいえシンプルでカッコいい靴ばかり(しかも子供サイズも充実)だと思ったら、
それもそのはず、靴はほとんどがMade in Italy でした。 それが日本の農協並かそれ以下
の値段で売ってるんだから、陸続きのヨーロッパは羨ましい!
以前トランジットで数時間滞在したフィンランドでも、作業着や靴が可愛くて、甥っ子
へのお土産にと、農作業もバリバリできそうなカッパの上下(120cm)を買ったものが、
お下がりで私の元に帰ってきました。
以下、スイスのガーデンセンターにて。
なんてカラフルな品揃え!
商品の見せ方も遊び心があって楽しませてくれます。
大人買いしたくなるほど、写真も美しい種袋たち。
これらの前にいるだけで、想像力が湧いてきてワクワクします。
イギリスでは菱形の種袋もあったり、イタリアのはやけに大袋で、
なんでも何千粒も裸の種がそのまま入っていたり。
種袋だけの世界コレクションがあっても楽しそう。
先日もご紹介しましたが、端材で作る親子木工作品第二弾です。
端材といえどもとても上等な、キレイにカーブした揃った板。
薪ストーブにくべてしまうにはあまりにも勿体無いという訳で…
出来上がったのがコチラ。
お風呂のイスにちょうどいい大きさです。
豆炭コタツライフをしていて思うのは、子どもが座って食事したり
何かする時に、高すぎるという事です。今迄、子どもイスや、小さな
イスを赤く塗った物を使っていましたが、それだとイスの方が高すぎる。
そこで、今回のお風呂イスサイズのイスを閃きました。
30分程度の即席子どもイスの完成に息子もビックリ。
色も塗りたい!ということで、オリーブグリーンのオイルフィニッシュ
でグレーがかったグリーンに仕上げました。
実は、脚の板の向きを逆に付けてしまうとい何とも私らしい失敗。
やり直したら元通りにならないかもしれないし、とりあえず安定感はある
ので、今回はコレでよし、ということに。
朝はご飯と具だくさんお味噌汁と納豆、それにお漬物、煮物
があれば嬉しいし、ひじき煮や切り干し大根、五目豆、白和え、
卯の花、煮豆の何れかがあったら文句なし。
基本的に平日は毎日そんな朝ごはんを食べています。
(パンも大好きなのですが、お昼まえに力尽きてしまって)
だから週末の朝ごはんはパンやパンケーキで気分も変えてみる。
平日は何かと慌ただしい朝の時間。
冬は畑も庭もないし、朝の犬の散歩を終えてから、リンゴを食べ
に来る鳥たちを眺めながらのゼイタクなひと時。晴れていたなら
尚更気分は最高です。一日のはじまりに良いスタートをきれると
その日一日の過ごし方が変わると思います。
全粒粉の食パン(松川パン商店)、たっぷり野菜のミネストローネ&
ポーチドエッグ、焼きトマト、塩尻産アスパラとシメジのソテー、
カリカリベーコン、自家製ジャム(リンゴ、プラム)
何十年も前から実家で使っていたフランス製のお皿。
食器も、キレイな新しいモノばかりじゃ、どうも味気なく感じてしま
うんです。料理は絵、お皿は額。その額選びによって料理の見え方や
美味しさが違ってくるところがまた面白い。相性もあって。
実際のところは仕事や子育てしながらだと、なかなかそんな事ばかり
していられないのが現状ですが、日常生活にはコーディネートを楽し
む場面や、小さなオドロキや発見がそこら中に散りばめられています。
アツアツのスープが本当に美味しい季節。
山屋では、器もしっかり温めないと直ぐに冷めてしまいます。
湯気が立ちのぼるスープは、どうしてこんなにも人を幸せな気持ちに
させるのでしょうか。
Ich liebe Suppe! (スープ大好き!)
☆今週末の2/7(土)は今年最初のJAVAマルシェです。
今回も野菜はありませんが、ひと足早い春の寄せ植えなどを
少々持って行きます。もちろんkoba庵さんのパンも来ます!
Spinat シュピナート(通称シュピ)ジャックラッセルテリア 7歳 ♀
短毛のせいか極端に寒がりで、冬はヒーターの前又はコタツの中
にばかりいます。雨に濡れるのが嫌いで、外でしか用を足さない
くせに雨降りだと抵抗して外には行かないけど、雪はいいみたい。
寒さも忘れて野うさぎのように飛び跳ねて、大好きなサッカーを
しようと催促します。
もともとイギリスの猟犬で、馬に乗って狩りに行く時に脇に抱えていける
大きさ。よくイギリスの古い絵画に馬と共に描かれていたり、牧場で飼われ
ていたりします。また穴熊やネズミ、キツネを獲る犬で、穴から引っ張り出
しやすいようにしっぽを短く切るという説も。
(シュピはドイツから飛行機で連れて来たお父さん、お母さんの子供として
知人宅で生まれた双子のうち一匹をいただいたので、ネコみたいなしっぽ。)
まぁとにかく元気いっぱいで、動くモノには本能的に追いかけてしまうので、
ノラ猫でも、郵便屋さんのバイクだろうと(困ったことに)凄まじい勢いで追い
かけていきます。
山がまるで紅葉しているみたいに、西陽に照らされていました。
ほとんど足跡のない平出遺跡では、夜に車で通りかかると
キツネが横切ったり、可哀想に家の向かいの田んぼで毎年
キツネがはねられて死んでいたり。
駅やインターも近いのに、とても自然豊かな塩尻です。
2015年2月の始まりです!
「あけましておめでとう」から早一ヶ月。
今年は新年会もやらず、未だに今年顔を合わせてない方やご挨拶してない
方もたくさんいて気がかりなまま1月が終わってしまいました。
この冬もなんだかんだよく雪が降り、冬ならではの生活を楽しんでいます。
雪が積もると鳥たちは行き場を無くし、木から木へと飛び交っています。
ちょとだけ雪が溶け土や草が見えた所に数羽集まっていたり、食べ物を
見つけるのも苦労していそうで、飾ってあったリンゴを持ち出しました。
今朝も冷え込みは厳しく、家中の窓や花瓶の水が凍っていました。
午前7時半でも、外の幻想的な雪と結晶の世界に心奪われました。
ガーデンオブジェのバードバスも、本物の鳥と見間違えるような
氷の結晶をまとって。
アイアンのオベリスクやアーチまで、こんなに芸術的に!
身につけるものでも、使うものでも、大概アースカラーのものを自然と
選んでしまいます。昔から女の子=ピンクみたいなのには抵抗があって
避けてきたし、大人になってからもピンクだけはどうしても拒否反応が。
ピンクには申し訳ないけど。同様にキツイ原色やキレイすぎるパステル
カラーもどうも苦手です。色って難しい。ペンキの色をみてもわかる様に
特に日本のグリーン、ブルー系はなかなか好みの色に出合えません。
日本古来からのあの美しい染物の色なんかはとても素敵なのになぁ。
…と深夜に私の‘こだわり’について語り出すのはキケンなのでほどほどに
して、今日は食器棚の上のディスプレイをご紹介。
一番落ち着く色合いはグリーンと茶色。木の色だからでしょうか。
何時の間にか集まっているんです。
可愛い森の植物と動物たちの缶は、スイスから連れて帰ったもので
リアルなのに、色合いが渋くて可愛らし過ぎない。
手前のキノコのキャンドルは友人からのバースデープレゼント。
我が家には思い出深いモノが有り過ぎて、ちっとも片付きませんが
好きなモノに囲まれているとシアワセです。