八重咲き水仙を楽しむ会2017

10日ぶりの投稿になってしまいました。
風邪かと思っていたら、どうやら花粉の仕業のようで、年々騙せなくなってきた
私の花粉症も、かなり深刻な問題になってきてしまい、毎日苦しんでいます。
今日の塩尻は明け方からの雪で、朝窓の外を見ると真っ白な雪景色!
この冬は雪も少なく、このところ暖かだったので、タイヤ交換してしまった人も
けっこうyいるようで、まさかのこの雪景色にはビックリしました。

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さてさて、そんな今日ですが、昨日は冬の間ずっとほったらかしにしていた庭
の手入れをし、凍害から守るためにマルチングしていた針葉樹や昨年の枯れた
草木を集めたり、遅ればせながらバラなどの剪定をしたりしながら、ふくらみ
はじめた八重咲き水仙(ミニ水仙はすでに満開!)の蕾を見て、あわててこの
ワークショップの計画を立てたところ。昨年は4/10に開催した時には満開でし
た。今年はもっと早いような気も。。天候次第でそうなるかわかりませんが、
今年で4年目、山屋の春を告げる‘八重咲き水仙を楽しむ会’のご案内です。

【山屋八重咲き水仙を楽しむ会】
●4/9(日) 14:00〜
●お一人様 3000円 (自家製お菓子のカフェタイム込み)
●定員6名様
●場所: 塩尻市宗賀 (お申し込み頂いた方に詳細お知らせします)
●お天気がよければ、ワークショップ、カフェタイム共に屋外で行いますので
汚れても良い靴、帽子、温度調整できる服装などご準備ください。

*我が家には小型犬(ジャックラッセルテリア)がおりますのでご了承下さい。
*悪天候の場合、水仙は前持ってこちらで摘んでおきます。

お問い合わせ・お申し込みは
MAYU.YAMAMURA@garden-yamaya.com (全て小文字に直して入力してください)
メールの返信が3日以上来ない場合は恐れ入りますが再度お送りください。
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ワークショップでは、まだ殺風景な畑と庭ですが、カゴに水仙を摘んでいただき
こんもりとした八重咲き水仙だけの花束を作ります。
おまけに春のミニミニブーケ作りも!

ビビットな黄色と黄緑色の幸せを呼びこんでくれそうな山屋の水仙ブーケを作りに
ぜひいらしてください。ご参加お待ちしております。

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Apfelkuchen mit Caramelnussen

遅くなりましたが、先月の山屋リース教室のようすです。

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今回のお菓子は、スイスで10年ほど前に作ったリンゴのケーキが
懐かしくなったので、塩尻の春紅玉を使って焼いてみました。

 

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この赤い可愛い型はスイスから買ってきたもの。
スイス人は機能的なモノゴトが大好き!キッチン用品も、思わず
さすが!と思えるものばかりです。(ちなみに皮むきのピーラーも
スイスで発明され、それを称えて切手のデザインになるほど。)
丸型はバックル式で、取り外しが簡単な上、クッキングシートを
底面に敷くのだって簡単にできてしまう優れもの。更にパウンド型
なんて、長さの調節が可能なんだから驚きです。

 

 

 

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スイスでは、昔司祭さんがふるまったと言われているケーキ。
今回はアレンジ版で、いくつかのレシピをミックスで作ったのですが、
仕上げにラズベリージャムを塗ったら、ちょっとドギツイ色になって
しまいました。
よくよく読み返したら、焼く前にジャムを塗るということでした。

 

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キャラメリゼしたクルミが香ばしく、翌日の方がしっとりして
落ち着いた味わいになりました。リンゴの国ならではのケーキ。
もう一度再挑戦したいと思っています。

 

 

 

 

 

完全な恋人

花屋さんでは、先月からいち早く春の訪れを告げるかのように
各色、様々な種類のチューリップが並び始めました。
寒さだけは自慢できる山屋では、この時期一か月以上飾っても
キレイなチューリップを飾っています。
チューリップほど一輪の花であるのに、姿を変えながら楽しま
せてくれる花はないのではないでしょうか。
例えば、店頭に並んでいる時は、かたいグリーンの蕾にうっすら
色が差しているいる程度で、大きさも小さいのに、次第に花びら
が開いていくと、まるで想像もできなかった様な色や形、サイズ
になり、驚きや感動、時にはがっかり(蕾の時は淡いベージュピ
ンクが差していた尖った蕾だったのに、咲いたら作りものみたい
な大きくていかにもチューリップ!という平凡な形だったり)
することもあり、それがまた楽しい。

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私の愛読書「英米文学植物民俗誌」を開くと、
おそらく野生種は十字軍戦争の頃に小アジアから伝わり12世紀
のイタリアではすでに知られていたが、原産地はペルシャとされ
ている。園芸種は15世紀頃、コンスタンチノーブルからトルコ
に伝わり、後にトルコのオズマン王家の紋章とされた。各説ある
が、後にトルコ駐在のオーストリア大使がヨーロッパに伝えたと
言う説が有力だとか。

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ペルシャ伝説では若いFerhadが乙女Shirinに失恋し自殺しようと
砂漠へ迷い出た時、Ferhadが落とした涙がこの花になったと伝え
られておりチューリップを「完全な恋人(perfect lover)」の
象徴とされているそうです。ペルシャの古い書物には「若い男が
恋人にチューリップを贈るのは、その花全体の色で自分が恋人の
美しさに火と燃えていることを相手に伝えたいから」とあります。

 

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Tulipの語源は、turbanターバンからきており、開いた花の形や
色がターバンに似ていることによるというのは学生時代に習った
記憶があります。
第二次世界大戦中、オランダ人はチューリップの球根を食べていた
とか!オランダ・ペルシャの国花であり、占星術ではMoonの植物。
赤いチューリップは、燃え立つ若者のハートに通ずる。異性にこの
花を贈るのは‘I love you’の意思表示で、花言葉は「愛情の宣言」
ただし黄色のチューリップには「見込みのない恋hopeless love」
とう花言葉があるというから、ある意味いい加減な花言葉も、時に
は意味深で気をつけないといけませんね。

ホットサンド

ホットサンドが好きです。
ホットサンドメーカーではなく、直火で鯛焼きのようにひっくり返し
まがら焼き色を見ては、じっくり焼き色をつけていく。
きっとそんな行程、時間も好きなんだと思います。
うっかり目を離したり、焦って日を強めるときつね色を通り越し、
黒こげになってしまう。トーストみたいにほっとけないとこも、
また良し。そして何より、ほかほかのホットサンドを食べて、幸せ
を感じる瞬間が好き。

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春らしいたまご。前夜のグラタン。キノコのソテーとトマト&チーズ。
用事があって、車内で食べることになったけど、3月らしいランチ
になりました。

FESTA DELLA DONNA 女性の日

3月8日はミモザの日。

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元は1904年3月8日アメリカで女性労働者が夫人参政権を
求めてデモを起こしたことがきっかけの「国際女性デー」
ともされてもいます。

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そしてまた、イタリアではFESTA DELLA DONNA‘女性の日’
男性が女性に感謝を込めて、母親や奥さん、会社の同僚
などにミモザを贈る習慣があるそうです。
愛と幸福を呼ぶとされているミモザを贈られた女性は、
そのミモザを誇らしげに胸や髪に飾り、家事や育児から
解放され、女同士で外食やおしゃべりを楽しみ、束の間
の自由を楽しむ。そんな素敵な風習が日本にも浸透して
くれたらな、と思う反面、さすがはイタリア男性!と、
感心していました。

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前回のラボラトリオマルシェ用に思い立って作った、
ミモザのキャンドルアレンジ。春ならではの色合いです。
スイスの手仕事ドイリーの鮮やかなグリーンもお似合い。
 

*毎月第3日曜日の松本LABORATORIOマルシェ
次回は3/19(日)11:00-15:00頃です。
お出かけしたくなる3月の日差しを感じるマルシェで
あれば良いなぁと思っています。
春のリースや寄せ植え、小物など連れてゆきます。
ぜひ、お越しください。

 

 

千客万来

山屋にはこの時期、毎日たくさんのお客様がみえます。

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次から次へと訪れる野鳥たち。

集団行動が多いムクドリ・オナガ(我が家では黒いヘルメットをかぶってる
ように見えるので「黒ヘル族」)・単独行動のヒヨドリやツグミなど。
真冬に来るイメージですが、12,1月は、干からびたような柿やナツメなどが
木にぶら下がっていたり、案外食べ物があるようで、2,3月が一番苦しい時の
ようす。毎日早朝から大騒ぎで集まってきては、ケンカして追い出したり、
時には順番待ちのように少し離れたところで待機していたり、リンゴの皮を
投げた途端に「来たぞー!」とみんなに知らせてるかのように騒いだり。
冬の間、飾って楽しんだ姫リンゴもいよいよ皺だらけになり、季節はずれに
感じるようになったので、毎日のように表と裏の鳥のエサ場に置いています。
この姫リンゴや貯蔵しておいたリンゴを食べる時の皮が品切れになる頃には、
自然界でも虫やいろんなエサにありつけそうです。

さよなら2月

2月はただでさえ日数が少なくなんだかあっという間なのに
ヴァレンタイン、息子の誕生日、私の誕生日と、イベントが
目白押しの我が家。
そんな2月も終わり、今日から3月です。
塩尻でも、こんなに雪のない2月は初めて?と思うくらい、
畑の土が見え、マンサクが咲きだし、日差しも‘春’を感じる
この頃。とは言え、朝の最低気温は-7℃、そして日中は
10℃を上回ったりするので、朝万全のタイツやインナーが
昼間脱げずに汗ばむ事さえあり、調節に苦労する時期です。

 

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私のため、というよりは、息子のために。。
第二段の「中は卵みたいにきいろいケーキ」です。

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息子と私の誕生日はちょうど2週間違い。この日も平日で、
夕方帰宅後、ケーキ作りを手伝ってくれた彼は、プレゼントを
準備する時間がなく、「ちょっと待ってて」と途中放棄。
絵でも描いてくれてるのかと思いきや1分で戻ってきました。
「こっち見て!」の先には白い大きな布にくるまってゴソゴソ
ブルドーザーのように向かってくる何か。「開けて!」と言われ
開けてみると、「じゃじゃーん」とニッコニコの笑顔の息子。
「プレゼント用意する時間がなかったから、僕がプレゼント!」
と子供の発想には驚かされ、そんな気持ちが何より嬉しかった。

 

 

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Rose Julia

バラ ジュリアの色が大好きです。
近年ベージュやモカといったアンティーク系のバラがだいぶ出てきては
いますが、このジュリアの色はなんともいえない薄ピンクがっかった
グレーのようなモカのような、ジュリアの色は別格と思っています。
株によって、また光や写真によって若干色味が違うこともありますが。

Bois De Rose ボワ・ドゥ・ローズ

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先日「フランスの色」という本を図書館で借りてきました。
ページをめくるたび、心弾むうっとりするような色やフランス語らしい
キュートな名前。その名前の由来や説明が書いてあり、我が家に一冊欲し
いと思いました。
日本にも古来の美しい色、染色の色見本、何より素敵な色の名前がある
訳ですが、どういうわけか日本は時代の変化、産業の進化により、そんな
色たちの存在が薄れていっているように感じます。なんとなく「アジア」
だな、と思うところでもありますが、例えば子供服でも文房具でも、目の
覚めるような原色が目立ったり、車や携帯の色もパステル系やパール系は
多いけど、なかなか素敵!と思うことはない。私の場合、日常生活の中で
「色」はかなり重要なポイントで、気に入らない色が視界にあると、どう
しても気になってしまうし、居心地の良さを求めると、好きな「色」の
存在が大きいことに気付きます。ごく自然なことかもしれないけど、好き
な色の名前を見て納得することが多いのは、自然界、例えば土の色や野菜
の皮の色など、がほとんどだということ。人工的な色はどうしても不自然
だし、落ち着きません。

実はちょっとした切手コレクター(観賞用でなく使えるモノ)の私が残念
に思うことは、もう10年位前でしょうか。カラーコピーの技術のせいか
以前はもっと複雑で奥行きのある色合いだった切手が、なんだか薄っぺらい
単調の色合いの切手になってしまったことです。それは比べないとわから
ない事ですが、明らかに昔の方が素敵な切手でした。封筒や季節に合わせた
切手選びが楽しみの一つである者にとっては、結構深刻な嘆きです。

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先日、7歳の誕生日を迎えた息子。
ケーキはどうしても「イチゴののった白いクリームの」がいいという
ので、ご希望通りのショートケーキでお祝いしました。
しかし、平日のお誕生日は何かと大忙しの一日、一大イベントです。

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はじめはイチゴ&チョコクリームにしようと思っていたので、ココア
生地のスポンジを焼いたら
「次は中も、あの黄色っぽいのがいい」「キャンドルなんで4本なの?」
と、厳しく指摘しながらも、嬉しそうな表情。

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真冬の水汲み


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今年の塩尻は雪が少なく助かったという気持ちと、ちょっと
物足りない気持ちが混在しています。
今は畑にも雪がなく、このままいってくれるのかどうか。
しかしながら長野県の北部では雪が多く、同じ県内でも世界
が違うようです。

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そんな冬には、山へ水汲みに。
意気込んで容器をたくさん持っていく時は枯れていて、
フラッと思い立っていく時に限ってジャンジャン出ている
気まぐれな「女神さまの水」。
近くの落ち葉や枯れ木についた氷がガラスの装飾品のよう。

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普段はこたつ犬のシュピも、山や森は若返りのもと。
リフレッシュになりました。

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※2/25(土)2月の山屋リース作り教室、まだ空いてます
※2/19(日)11:00-15:00頃
松本LABORATORIO ちくちくマルシェに出店します。
いつも通り、リースや季節のお花、手編み小物等
ぜひあたたかくしてお出かけください。