今まで、リースなどを作るのに、ドライフラワーの素材として乾燥させたオレンジの輪切りを買っていました。(外国産で、ショウノウ臭く、いいお値段。)今年は友人の家のオレンジをたくさんいただいたので、食べる度にちょっとずつ両側をスライスしてザルに広げてみたら、きれいなドライが出来て、嬉しくてせっせと作りためています。実は、冬場は家庭でのドライフラワーづくりに最適なんです。乾燥している上、ストーブなどの温風で、花材が豊富な夏よりもきれいに仕上がります。山屋は現在、乾燥中の素材があちこちにあり、上空が賑やかです。
投稿者「atorie_mayu」のアーカイブ
10・4・2
嬉しい贈り物
Nacht Lichte
今日も、スイスから買ってきたものの紹介です。直訳すると「夜の灯火」。タイムスリップしたような、古い趣のある食料品と雑貨のお店で売られていた紙の可愛い楕円形の箱。ふたを開けると、おままごと遊びができそうなカラフルなモノがぎっしりと金色の3センチほどの小さなトング。お店の上品で親切なマダムに用途を尋ねると…油(オリーブ油でも、サラダ油でも、何でもいい)の中に、浮かべて火を灯すと、油が有る限り、小さなろうそくのように燃え続けること。昔は、誰かが病気の時や祈りの時、朝までかすかな明るさを必要とするときに使ったりしたこと。今は、なかなか売られていないことを教えてくれました。箱の表にはニューレンベルグ No.26 サンクト・ペーター教会からローマへ Made in Germany と記され、ローマの寺院らしき建物の絵があります。教会で売られていたのでしょうか。巡礼のお供に?帰国後、はじめのうちはほのかな灯火を楽しんで使っていましたが、もう手に入らないかもしれないのと、わんぱく息子がいては…と、ス
イスの丁寧な手仕事のドイリーの上に、箱のまま飾っています。
美しいブタ
スイスのお気に入りの書店で、外のワゴンセール(どれも半額以下)から何冊か本を買ってきました。その中の一冊。特にブタが好きというわけではないけれど、表紙の美しさに衝撃を受けた‘ブタ図鑑’。それがなんと日本でも「美しい豚」というタイトルで売られているそうです!知り合いが教えてくれたので、現物はまだ見ていませんが、びっくり! イギリスで出版された、この本にスイスで出会い(ドイツ語版)、はるばる連れて帰ってきた日本で売られているとは…図鑑とはいえ、豚がこんなに美しかったかな、と思える本で、豚以外のシリーズも見てみたい。やっぱり美しい本は世界が認めるんだなぁ、と思いながら、息子と一緒に豚ちゃんたちを眺めていました。
甘酒蒸しパン
春の予感
この冬は、雪も多く寒かったけれど、春のお彼岸も過ぎ、数日前から我が家のふきのとうも収穫できるようになりました。ガーデンの水仙も花芽がでてきたりと、春の気配を感じることができます。「春は自然の草木や花々が、これからの一年を祝福する季節」と、フランス人のあるフロリストの言葉。これからが、ガーデン山屋の一年のはじまりです。厳しい寒さを耐え抜いた、ひとつひとつの植物たちが祝福してくれる庭に励まされながら、冬モードから一気にエンジン全開で走り抜けなくてはなりません。以前は、何もかもが生命力に満ち溢れ、スタートを切る春に、自分だけ取り残されるような気になったりして、春があまり好きではなかったけれど、寒い寒い信州に住んでからは、春の訪れが嬉しく、待ち遠しいと思うようになりました。まだまだ10℃以下の寒い日も多いけれど、そろそろ庭仕事や畑仕事もはじめなくては!祈るように、ガーデンの宿根草たちが再び芽をだすことをドキドキしながら、待っています。
粉料理研究家
私の好きな、堀井和子さん(シンプルで美味しいレシピや、清潔感がありつつ温もりのあるテーブルコーディネート、さりげなく飾る植物、こだわりの雑貨たち…と、本や雑誌の連載から日常のアイディアから、ヒントをいただくこともしばしば。)のプロフィールを見ると、‘粉料理研究家’とあります。私もできることなら、毎日でも粉料理を研究したい…と常々思っています。粉の種類、配合、合わせる食材によって、いくらでも可能性が広がる粉料理は過熱後の変化、出来上がりにワクワク楽しみがあります。同じように粉をこねる主食であっても、パン、ナン、チャパティ、トルティーヤ、点心、うどん、パスタなどなど、あげればきりがない世界の料理。様々なレシピを試しながらも、オリジナルができたら最高! と思いつつ、まだまだオリジナルレシピは極わずか。分量を見ずに作れるものもあるけれど、まだまだ試してみたいレシピだらけなので、人様に差し上げるものでも、こわいもの知らずで新しいレシピに挑戦してみます。レシピはカップ型だったけど、リ
ング型で作ると、なぜか贅沢な感じ。上新粉で作る‘黒糖と胡桃のケーキ’のお味はいかに?
自分に恋した美少年
水仙の学名はNarcissus。ギリシャ神話では美少年Narcissusが、泉にうつる自分の姿を美しい泉の精だと思い、それに手をかけようと水に落ち溺れ死んだ。泉の精たちがそれをあわれんで、その亡骸を引き取りに水面へでてみると、ただ一輪の水仙の花しか見当たらなかったという伝説があるそうで、ナルシストの語源でもあるようです。ギリシャやローマではビーナスの花、キリスト教では聖母マリアに捧げる花。植物には麻酔性があり、球根の汁はめまい、神経麻痺、心臓麻痺を起こし、古くはヒステリーやてんかんの薬とし、根ははれものや生傷の薬とし、花も有毒。花言葉は美少年ナルシッサスの伝説から‘本能的な自愛’‘うぬぼれ’。なんだか、こんなことを知ってしまうと、あの可愛らしい春の花を見る目が変わってしまいそうですが…代表的なラッパ水仙の花の中央にはナルシッサスの涙がたまっている、と言われているそうです。それにしても、チューリップやユリはひとつ残らず食べてしまうネズミが、水仙は一切食べないわけですね!山屋の水仙はまだでてこな
いけれど、近所の日当たりのいいお庭では、1センチほど芽がでていました。〓の陶器の入れ物は、初めての海外(短大のガーデンデザイン研修で行ったイギリスのリサイクルショップ)で買ったもの。ひび割れだけど、味があって一目惚れしました。モノが入れられるスペースは小さいので、アクセサリー入れかな?とも思いつつ、ガーデンで採取した種を入れてあります。山屋ガーデンを賑やかに彩る水仙たちが待ち遠しい!
山屋のパン作り
今まで、家庭でのパン焼きは発酵が大変でした。山屋では、発酵するほどの室温にするのは、ストーブを寄せ集めるなりしないと不可能。電子レンジの発酵機能を使うのも、電気こたつを利用するのも、なんとなく気が引ける…ところがこの冬は豆タンこたつのおかげで、思い立ったらいつでも生地をこねはじめ、ずいぶん頻繁にパンを焼いているような気がします。そしてもうひとつ。ボールに濡れ布巾&ポリ袋をかけていたのを、シャワーキャップを使うといい、とお友達から教わりました。たまたま、スイスのスーパーで見つけたフルーツ柄のキャップ(ジャムやジュレ、シロップを作る時など、フルーツを切って砂糖と馴染ませたり、一晩おく時など使うもの。色々なサイズがワンセットになっている)があったので、パイレックスの黄色いボールに被せたら、可愛くて、ますますパン焼きが楽しくなってしまいました。今回は、牛乳とバター入りのリッチなパン生地を使って、適当にラム酒漬けレーズンとクルミを巻き込んで焼いてみました。いくつかは輪切りにして、焼
き上がりにアイシングをかけ、おやつ用で、レシピなしにしては上出来!焼く前から嗅ぎ付けてきた息子は、生地をナイフで突っついてみたり、オーブンペーパーの隅を噛んで引っ張ってみたり…。一緒にパン作りができる日も、そう遠くはなさそうです。