新しい年の始まりに

新年明けましておめでとうございます。
いよいよ2014年が始まりました!

今年の山屋は一体どんな年になるのでしょう。
みなさんの2014年は、どんな年になるのでしょう。

色々な思いを抱えながらも期待をふくらませる新しい年のはじまり。

昨年は『出会い』の年でした。
今年は、そのかけがえのない出会いの幹から枝を伸ばしたい。
感謝の気持ちを忘れず、支えてくれる人たちへ恩返しの意味も含めてもっと大きな一歩を
踏み出せるように、気持ちを強く持って。

2014年がみなさまにとって、笑顔あふれる一年でありますように。
本年もよろしくお願い申し上げます。

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自家製鏡餅はバランスをとるのが大変!

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縁起物の栗と柿。南信州名産の干し柿‘市田柿’は宝石のよう。

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息子もオレンジジュースをお猪口に入れて乾杯!

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今年は明日から新春マルシェがあるので、のんびりしていられないのが残念!

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三日間かけて煮た大好物の黒豆

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山屋の土間には枝垂れる花餅がよく似合う。

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山屋餅つき大会

年末の恒例行事、山屋の土間で餅つき大会。
友人家族が、水につけた餅米から杵、臼、何から何まで持って来てくれて、
ウチは場所と食事を提供するだけで毎年美味しいお餅にありつけて、なんとも有難いこと。
今回は最多人数参加、大人9名、子ども4名で大にぎわい!
みんなでついて、おこたで暖まりながらつきたてお餅入りのお雑煮やからみ餅を
食べて…子どもたちも本当に楽しそうでした。
子どもたちが0歳の時から始めたこのイベント。
来年はもっと上手につけるようになっているんだろうな。楽しみ!

代々受け継がれてきた可愛らしい臼と、大人と子供用の杵。

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薪ストーブもフル稼動!

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コロコロ、みんなでお昼用のお餅を丸めて。

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いい香りが土間に広がります。

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息子も子供用杵で参戦!
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アツアツのお餅、手返しもけっこう大変。

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シメは決まって、ウグイスきな粉餅でお茶会を。

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ある冬の日のランチ

築180年の山屋の冬。
最近では、この厳しい寒さが面白く思えてくるほどです。
夏は冷房いらずの快適な住まいですが、冬の寒さには…
オモチャのような薪ストーブでは、とても太刀打ちできません。
そんな訳で、灯油ストーブの上でポトフやスープ、鍋物やお豆を煮たり、
豆タンこたつの中でパン生地を発酵させたりと、冬ならではの調理法を
楽しんでいます。こういうこと考えたり試してみたりするのも面白くて。
野菜いっぱいの熱々のスープや焼きたてのパンやフォカッチャが並ぶ、
冬の日のランチはとてもしあわせ。

先日三色のカリフラワーをいただきました!
食べてしまうのがもったいないくらいに美しいけれど、寒さにあたった絶品カリフラワー。

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我が家の野菜いっぱいのスープは、常に5〜8種類の野菜が入ります。
新鮮な野菜たちのエネルギーが詰まったスープは元気の源。

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頂き物の‘ラトヴィア産スモーク小イワシのオイル漬け’を使ってみたくて閃いたのは、
全粒粉のフォカッチャ。生地にハーブを練り込み、自家製のセミドライミニトマトの
オイル漬けとオリーブを彩りに。アンチョビよりも食べ応えのある小イワシ。
ヘルシンキを思い起こさせた、北欧風のフォカッチャでした。

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キャンドルアレンジ × BUCCHUS

以前も書きましたが、バッカスさんとワークショップの話が盛り上がったのは
11月の最終日のこと。「ぜひ、やりましょう!」とその場で盛り上がっても、
実際のところ、それを実行に移すのは、なかなか難しかったりするもので、
今回は‘勢い’というのでしょうか、今振り返るとこれほど早くに実現できたのが、
信じられないような、それでいて自然のことのような気がしています。
当日は、三ヶ月の可愛い赤ちゃんから小学生、赤ちゃんのおばあちゃままで、
お集まりいただき、それは楽しい時間でした。
楽しそうに作るみなさまの笑顔やおしゃべり、針葉樹の香り、キャンドルの灯、
クリスマスソング…外は寒いのに、バッカスさんの店内はあたたかな気持ちで
あふれていました。
完成後に店内の照明を消して、幾つかのキャンドルライトだけにしてみたり、
スイスで過ごしたクリスマスの写真をお見せしながら、息子と焼いたクッキーで
お茶会をしたり。

秋にオープンしたバッカスさんの第一回目のワークショップをやらせてもらえた
こと、光栄に思います。今後も、もっと人の集まる場にしたいというオーナーの
思いから、ワークショップや様々な企画を提案してくださることでしょう。
また近々、ガーデン山屋のワークショップもできたらいいなと思っております。
バッカスさん、学生さん、参加者の皆様に感謝!!

小さな職人さん

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バターとお砂糖を10分くらい攪拌

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いつからか、ハンドミキサーもお手の物!

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レシピはスイスから持ち帰ってきた二冊から。

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クルミは焼いて香ばしさを。

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息子との作業は忍耐も必要です。

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クルミのさくさくクッキー

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クリスマスクッキーの定番マイレンダリ。

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夜のワークショップはクリスマスムード満点!
お店用のリースは、先日のリース作りで作ってくださったもの。

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小さなスペースに、北欧ビンテージ家具や雑貨、信大生の作品など販売

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小学五年生のお兄ちゃんと妹さんも参加してくれました!

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定番のフレッシュリース。

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バースデープレゼント

今日は東京に住む姉の誕生日。
ドライシードル(リンゴの発泡酒)と塩尻の洋梨四種類を送りました。
シードルは、リンゴの発泡酒。今年知り合った方の長野市のご実家は
ブドウ、リンゴの兼業農家。 年に数十本だけシードルの甘口と辛口を
頼んで作ってもらっていると知り、お願いして分けてもらえることに。
まだラベルがない、ということでしたが、シンプルなグリーンのビンが
嬉しくて、世界に一枚しかない和紙のラベルを息子と共同製作。
忙しくても、こういうワクワクが元気のもとです。

スイスでシードルは‘MOST’ 。お料理にも頻繁に使います。

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リンゴの絵と彼のサイン

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今年最後のバーベキュー

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先日、総勢9名のバーベキューランチをしました。
おそらくこれが今年最後のガーデンバーベキュー。
いつもは夕方〜深夜になってしまうのですが(キャンドルライトのバーベキューも素敵ですが)もう夕方には寒くなるし、やっぱり昼間は明るくていいものです。
今年の定番‘玉ねぎの丸焼き’(まるごと玉ねぎを外側が黒くなるくらい、じっくり時間をかけて焼く、というか、ほったらかしておくと、甘くとろーりとろけるスイーツみたいな玉ねぎに)から始まり、まだまだ元気な夏野菜(直売所で買った鮮やかな紫と白のイタリアのなすが美しかった)にお肉、スモークサーモンのサラダと完熟カボチャとくるみのサラダ、そして初挑戦のオニオンブレッド。食後には、お友達が和栗のロールケーキを作ってきてくれて、栗好きにはたまらない贅沢なデザートに感激しました。

昨日はおとといより10℃ほど下がって、最高気温が16℃くらい。北風ピューピューで寒くて冬みたいな完全装備をしてしまいました。バーベキューなんて夢だったみたいに。
次の夏まで、ガーデンバーベキューはしばしお別れ。今度は、閉鎖中の囲炉裏を復活させて、キノコ汁を囲まなきゃ!

生きる源

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我が家では‘食べること’に重きをおいています。
それは単純に、食いしん坊で、美味しいものを食べることが好き、ということでもあるのですが、どうせ食べるなら、なるべく体に優しいものを楽しく食べたいと思うのです。 だから、カロリーや栄養価、更にはベジタリアンとかマクロビオティックとか、徹底してこだわりすぎてしまうと苦しくなるので、臨機応変に山屋流の食生活を楽しんでいます。
基本的に、私は季節のお野菜を毎日たくさん食べていないと、調子が狂ってしまうから、野菜中心のメニュー。誰かを招いたり、急な来客の時には、大抵はスイス料理をはじめヨーロッパの料理を作ります。
メインディッシュの前には小さな玉ねぎのコンソメスープとガーリックトースト、詰め物をした完熟トマトのオーヴン焼き、ナスと二色ズッキーニのマリネ…といったようなものを。

でも普段はやっぱり和食が一番!とりわけ、朝は納豆ごはんと具だくさんのお味噌汁、お漬け物がないと、元気がでません。
畑の大葉や茗荷が嬉しい毎日です。

ディナー

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昨夜は諏訪湖の花火が豪雨のため途中で中止。高速道路も電車も長時間にわたり通行止めになり、ずぶ濡れのまま何時間も動けなかった方や、低体温症で救急車で搬送される方も続出し、楽しいはずの夏の一大イベントが悲劇に一変してしまいました。
今年は隅田川の花火に続き、諏訪湖の花火も中止になってしまうなんて…
自然界を壊す人間へのメッセージでしょうか…

その夜、私は久しぶりに原村のペンションのお手伝いで、ディナーを作りました。
・エビとアボカドのタルタル
・カボチャのポタージュ
・スペアリブと夏野菜のトマト煮
・原村産ブラックベリーのムース

ブラックベリーは‘ベリーファーム清水さんち’で摘ませてもらったもので、初めてのレシピに挑戦したもの。
飛び入り含め、7名様分のディナー。皆さまに喜んでいただけて良かったです。

Tomaten トマト

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我が家のトマトは全部で八種類。加熱用のパスタトマト、サンマルツァーノの他、中玉とミニを色々。
今年初めて作った、紫色のミニトマト‘トスカーナバイオレット’は濃いグリーンから紫に変わり、シックな色合いです。
鮮やかな色とりどりのトマトは見ているだけでも元気がでますが、食卓以外でも、畑仕事の合間やおやつに大助かり!
いただいた加工用トマトと我が家の加熱用トマトで今年初ね自家製トマトソースを作りました。フレッシュな酸味のある濃厚トマトソースで夏野菜たっぷりのペンネで元気がでました。

元気のもとを閉じ込めて

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ミニトマトのセミドライトマトを作ってみました。
いくら日射量が多くて強い信州とはいえ、日本の高温多湿の気候でのドライトマトは難しいようです。オーヴンを長時間使うのも、電力がもったいないので、バーベキューのあとに蓋ができるバーベキューグリルの余熱で少し乾燥させ、仕上げはオーヴンにしてみましたが、ドライにするにはまだまだ程遠いので、セミドライにし、ハーブをオリーブオイルで漬けこみました。
夏を閉じ込めたような8種の野菜のピクルスも夏の食卓では後をひくおいしさ!