夏の庭

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昨年の夏、原村の自然文化園で行われた‘星空の映画祭’で観たフランス映画は個人コレクションの価値ある美術品に囲まれた未亡人をめぐる‘夏の庭’という静かなストーリー。フランスの田舎の、緑輝く庭と、古いお屋敷、フランス人らしい洋服の色合い、素晴らしい美術品が心地よい映画でした。目に焼き付くようなインパクトのある場面や、衝撃的な展開や単純明快なハッピーエンドがあるわけではないけれど、風景、着ているモノや食器、生活用品、住まい、家具など、その土地の生活が垣間見えるような何気ない場面こそ、私にとっては興味深く、学生の頃から一人でミニシアターで映画を観るのが好きでした。東京にいた頃は、月に数本ペースだったけれど、信州に移り住んでからは一年に一度観るかなぁ、くらい。なかなかこちらでは好みの映画が上映されることもなく、子育て中の私には残念というより助かっていますが…。
原村自然文化園の野外ステージで星空の下で観る映画は格別!皆、毛布やダウン、ジャンパーなど抱えてあちこちから人が集まってきます。今年は観に行くことができるかなぁ。
我が家の‘夏の庭’も黄色系の花が増え華やかです。中でもスイスから買ってきた種から育てたレモンイエローのヒメヒマワリはお気に入りの花です。

珍しい品種

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小さい頃から、人と同じことをするのはイヤだった私は、今でもその傾向が強く、野菜や花に関しても同じことがいえます。だいぶ遅れましたが、ジャガイモの収穫を。ネズミに食われず助かったのは、赤く長細い‘シェリー’と、中も外も濃い紫の‘シャドークイーン’それから、イタリアのソース用トマトも収穫でき、さっそくトマトソースを作りました。

猛暑復活!

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今年の夏はどうも調子が狂います。梅雨らしくない6月の異常な暑さ、7月後半の秋を思わせる涼しさ、そして再び猛暑、連夜の激しい雨…
今日も34℃の猛暑日だというのに、彼らはひっついてシェスタです。夕方は涼しい森を思いっきり走り、川で水浴びをしました。信州の短い夏を存分に楽しまないと!

ブットレア

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白のブットレアが咲きました。ブットレアを初めて見たのはイギリス。イギリスでは庭木にガーデンにと、よく目にしました。色は紫系が多く、甘い蜜に誘われて、蝶々が群がる‘蝶々の木’でもあります。寒さに強く、生育旺盛。こぼれ種や思い切り剪定した幹からも枝を伸ばし、あっという間に大きくなり、我が家のブットレアも2,3年で立派な花木となりました。

元気の源

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日々収穫できる夏野菜たちは、元気の源です。ベジタリアンとは言えませんが、おいしい野菜と、大豆製品、うみたて卵があれば十分においしくて贅沢な食卓となります。
いんげんまめ3種、ズッキーニ、ジャンボピーマン、2色のミニトマト、どれも辛くないとうがらし類(万願寺とうがらし、伏見とうがらし、加賀野菜の紫とうがらしとひもとうがらし)・・・
息子にとっては、色とりどりのおもちゃのようです。

ズッキーニのオーブン焼き

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スイスの野菜農家で習った料理のひとつ‘ズッキーニのオーブン焼き’は我が家でも夏の定番メニューになりました。今年は、とれたての可愛い丸いズッキーニ(黄色と緑)を使ってみたら、見た目も可愛らしく、好評! 長いものは火が通りやすく、食べやすい。ヘルシーでおいしい、このズッキーニ料理は数年前にテレビで教えたことも…誰にでも好評の一品です。

ダリア

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我が家の白とワインのダリアが次々に咲き、長期間にわたり、花を楽しませてくれています。ブーケに入れても存在感があり、個性的なブーケに仕上がります。ダリアは冬の間は掘り起こす必要があるのですが、一昨年はうっかりそれを忘れてしまい、春に買い直しました。ダリアの球根は小さなサツマイモがいくつか集まった感じ。丁寧に掘り起こして、色がわからなくならないようにラベルをつけ、おがくずや籾殻のベッドで春まで冬眠です。その手間さえ怠らなければ、こうして見事な花をたくさん咲かせてくれるので、球根代もお買い得に思えます。今年も、冬のおこもりを忘れずに!